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第171回 芥川賞・直木賞の受賞作とノミネート作品一覧【2024年上半期|発表日や読みどころも】

文学賞
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こんにちは、読書好きのみなさん。

毎年話題を呼ぶ「芥川賞」と「直木賞」、その2024年上半期(第171回)の受賞作と候補作が発表されました。

芥川賞は純文学の才能に光を当てる賞直木賞は物語性に優れたエンタメ作品をたたえる賞として、注目度も非常に高いんですよね。

この記事では、受賞日や候補作品のあらすじだけでなく、どんな読後感を味わえるのか、電子書籍でのお得な読み方まで、まるっとご紹介していきます。

📚芥川賞・直木賞についてもっと深く知りたい方へ──
2025年最新のノミネートや、歴代の受賞作を一覧でまとめた記事もご用意しています。
👉 芥川賞・直木賞 歴代受賞作とノミネート作品一覧【2025年最新】

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第171回 芥川賞・直木賞の発表スケジュール【2024年上半期】

第171回芥川賞・直木賞の選考日程は以下の通りです。
なお、受賞作品は2024年7月17日に東京・築地の「新喜楽」で発表されます。

  • 候補作品の発表:2024年6月18日
  • 受賞作品の発表:2024年7月17日
  • 会場:東京・築地「新喜楽」

発表の時期になると、書店や図書館にも特設コーナーが登場して話題になります。
お気に入りの一冊を見つけるチャンスでもありますね。

芥川賞 第171回受賞作と候補作品一覧【純文学の最前線】

芥川賞は、文学性の高い純文学作品に与えられる名誉ある文学賞です。

新人作家や無名の逸材に注目が集まるため、「この人の作品、初めて読んだけどすごかった!」という発見があるのも魅力のひとつです。

【受賞】サンショウウオの四十九日 / 朝比奈秋

「隣にいるのは、もうひとりの“わたし”──」。

『サンショウウオの四十九日』は、ひとつの体にふたつの意識をもつ双子の姉妹・杏と瞬が、自分たちの存在を静かに見つめ直していく物語です。

第171回芥川賞を受賞したこの作品は、医師でもある著者・朝比奈秋さんの深い知見と想像力によって、“意識”や“他者との境界”がゆらぐ感覚を、読む私たちにそっと手渡してくれます。

ふつうって、なに? 
自分らしさって、どこにある?

そんな問いが、やさしく胸にひろがっていくんです。

あなたの“あたりまえ”を、ちょっとだけ揺さぶってくれる一冊──静かな夜に、どうぞそっと開いてみてくださいね。

\\読むたび、“私”が揺れる。//

▶関連リンク:朝比奈秋さんの経歴や医師としての顔、過去作も気になる方はこちら。
朝比奈秋の出身大学を調査!医師で作家の経歴や本名は?過去の作品も

【受賞】バリ山行/松永K三蔵

「会社も人生も、整備された道ばかりじゃ物足りない──そう感じるとき、ありませんか?」

『バリ山行』は、六甲山を舞台に、都会の閉塞感や人間関係のもつれに疲れたひとりの会社員が、“道なき道”を進むことで、生きている実感と向き合っていく物語なんです。

整備された安全なルートでは見えなかった、自分の内側の声や、他者との距離感

本当の危機は、山ではなく、私たちの日常の中にあるのかもしれません──そう気づかされる一冊でした。

芥川賞初の山岳小説として選ばれた理由も、読み終えたときにきっとわかると思います。

もし今、「このままでいいのかな」と少しでも感じているなら。
『バリ山行』を手に取って、新しい一歩を、自分の足で踏み出してみませんか?

あなた自身の“ルート”が、きっと見つかるはずです。

\\道なき道に、文学がある//

▶関連リンク:松永K三蔵さんの創作の背景や人物像に迫るプロフィールはこちら。
松永K三蔵の経歴!芥川賞受賞のバリ山行他もっと知りたい作家の魅力

転の声/尾崎世界観

「本当の自分の価値、見失っていませんか?」

ミュージシャンである尾崎世界観さんが描く『転の声』は、現代の“承認欲求”と“自己表現”のリアルをえぐり出すような物語です。

自らの転売を望んだバンドボーカルの右手。
その決断の裏には、評価されたい気持ちと、ふとよぎる後ろめたさが交錯していました。

読み進めるうちに、自分の価値を誰が決めるのか、何のために表現しているのか…そんな問いが静かに胸に迫ってくるんです。

もし今、「誰かの評価に揺れている」そんな気持ちがあるなら、この本をそっと開いてみてください。あなたの中の“本当の声”が、きっと目を覚ますはずです。

\\価値とは、売れること?//

▶関連リンク:ミュージシャンとしても活躍する尾崎世界観さん。名前の由来や本名など、気になるプロフィールをまとめました。
尾崎世界観の身長や学歴!名前の由来や本名&天才と言われる理由も

海岸通り/坂崎かおる

「“普通”って何だろう?」──そんな問いを、ふと胸に抱えたことはありませんか?

芥川賞候補作『海岸通り』は、海辺の老人ホーム「雲母園」で働く派遣清掃員・クズミと、そこに集う人たちの日常を、静かに描いた物語です。

明確な答えが出ないまま進む日々のなかで、人との距離や自分の立ち位置に迷いながらも、登場人物たちはそれぞれの“普通”や“自由”を模索していきます。

この本には、正しさや価値観のゆらぎを受け入れる静かな勇気と、他者をそっと思いやる優しさが息づいているんです。

もし今、“普通”の枠に疲れてしまったり、誰かとの間に小さな違和感を感じているなら──どうぞ『海岸通り』を手に取ってみてください。

ページをめくるたび、あなたの心にやわらかな余白が広がっていくはずです。

\\心に残る静かな衝撃、体験しませんか?//

▶関連リンク:坂崎かおるさんの作家としての歩みや過去作を知りたい方はこちら。
坂崎かおるの海岸通りなど過去作品と受賞歴! wiki的プロフィールも

いなくなくならなくならないで / 向坂くじら

あなたにもこんな気持ち…覚えがありませんか?
愛おしいのに、どこか煩わしくて、大切なのに、なぜか壊したくなる」──そんな矛盾を、心の奥にそっと抱えたこと。

『いなくなくならなくならないで』は、亡くなったはずの親友と再会した大学生・時子が、奇妙な共同生活を通して、自分の感情とゆっくり向き合っていく物語です。

ただの友情や再会の話ではないんです。
「共生」と「寄生」のあいだで揺れる関係性や、他者との距離の取り方に悩む姿が、とてもリアルで胸に沁みるんですよね。

この作品が芥川賞の候補に選ばれたのも、そんな繊細で矛盾に満ちた“人の心”を丁寧に描ききっているからこそだと思います。

読み終えたあと、きっとあなたも「失った誰か」や「そばにいる誰か」との記憶を思い返しているはず。

もし今、心のどこかで「いなくなくならなくならないで」と願う相手がいるなら──この物語を手に取ってみてくださいね。

その想いが、少しだけやわらいで、自分自身の心をやさしく抱きしめてあげたくなるかもしれません。

\\矛盾、それも愛。//

▶関連リンク:向坂くじらさんの読み方から経歴、気になるプライベートまで掘り下げました。
向坂くじらの経歴と結婚何年目?読み方や本名・出身大学も調べてみた

直木賞 第171回受賞作と候補作品一覧【大衆文学の今】

直木賞は、エンタメ性がありながらも深く心に残る作品に贈られます。

シリーズものや映像化される作品も多く、読書初心者の方にも入りやすいラインナップがそろっています。

【受賞】ツミデミック/ 一穂ミチ

あの時、私たちは何を感じ、何を選んだのか──

『ツミデミック』は、コロナ禍という未曾有のパンデミック下で、平凡な人々が“罪”に触れる瞬間を描いた短編集です。

日常と非日常のはざまで揺れる“ふつうの人”の心。
そのリアルさと完成度が高く評価され、第171回直木賞を受賞しました。

読み進めるうちに、私だったらどうする?」と、ふと立ち止まりたくなる瞬間が訪れます

誰かの痛みや迷いにそっと寄り添いながら、自分自身の選択を見つめ直したくなる──そんな物語たちなんです。

もし、あの頃の自分や隣人の心にもう一度触れてみたくなったら、ぜひこの本を開いてみてくださいね。

\\その受賞理由、読めば納得。//

▶関連リンク:一穂ミチさんの代表作や『ツミデミック』の背景が気になる方はこちら。
一穂ミチのオススメ文庫本作品7選!ツミデミックの意味やBL・小説の最新刊も

地雷グリコ/青崎有吾

「いつもの遊びが、こんなにも手に汗握る勝負になるなんて…」──そんな驚きとワクワクが詰まった一冊が、直木賞候補作『地雷グリコ』なんです。

舞台は都立高校。
天才的な頭脳を持つ女子高生・真兎が、文化祭をめぐる勝負や心理戦に挑んでいくんですよ。

ただの遊びのように見えて、その裏には“勝つことの意味”や、ぶつかり合う気持ちが隠れていて。

読み進めるうちに、自分自身の中にも眠っている「本気になれる何か」に気づかされるかもしれません。

発売直後に数々の賞を受賞し、多くの読者の心をつかんだこの物語。

もし今、日常にちょっとした刺激や知的なドキドキを求めているなら──まずは一章だけでも、読んでみませんか?

ページをめくるたびに、あなたの中の“勝負師の心”が目を覚ますかもしれませんよ。

\\物語の熱量、体感してみて。//

▶関連リンク:青崎有吾さんの人気シリーズや話題作『地雷グリコ』について詳しく知りたい方はこちら。
青崎有吾の裏染天馬シリーズの順番と読み方と最新刊地雷グリコの発売日も

令和元年の人生ゲーム/麻布競馬場

「“正しさ”に、ちょっと疲れてしまったな…」そんなふうに感じているあなたへ。

『令和元年の人生ゲーム』(麻布競馬場)は、まさに今を生きるZ世代の息づかいが詰まった、直木賞候補の一冊です。

意識の高い若者たちのなかで、「あえて何もしない」ことを選んだ主人公・沼田くんの姿に、きっと共感するところがあると思います。

頑張ることがすべてじゃない」「立ち止まることにも意味がある」──そんな気づきが、やさしく胸に届いてくるんです。

もし今、自分の居場所や生き方に迷っているなら。
この本が、あなたの“人生ゲーム”にそっとヒントをくれるかもしれません。

どうぞ、自分のペースで読んでみてくださいね。

\\令和の生き方、ここに//

▶関連リンク:覆面作家・麻布競馬場さんの正体や経歴を深掘りした記事はこちら。
麻布競馬場の正体は?経歴や出身高校・大学とペンネームの由来と代表作も

われは熊楠/岩井圭也

「自分は何者なのか」──そんな問いを胸に抱えたまま、立ち止まっているあなたへ。

『われは熊楠』は、知への渇望と孤独を背負いながらも、自分だけの道を切り拓いた在野の学者・南方熊楠の物語です。

人に理解されず、愛する人とすれ違い、それでも「好き」を貫いた彼の姿に、きっとあなたも励まされるはず。

どんなに孤独でも、知ることが喜びであり、誰かとの出会いが人生を変えてくれる──この本には、そんな大切な気づきがそっと詰まっているんです。

もし今、迷いの中にいるのなら、熊楠の生き方に耳を傾けてみてください。
新しい自分と出会う、そんな一歩になるかもしれません。

\\物語の熱が、魂を揺さぶる。//

▶関連リンク:岩井圭也さんの魅力が詰まった作品を一覧でご紹介。
岩井圭也おすすめの小説本一覧!有名な作品から見る個性と魅力&最新刊も 

あいにくあんたのためじゃない/ 柚木麻子

「他人に貼られたラベルはもうたくさん──」そう感じたこと、ありませんか?

『あいにくあんたのためじゃない』は、コロナ禍やSNS、商店街や在宅マンションなど、私たちの“すぐそば”の日常を舞台に、自分らしさを取り戻そうとする人たちの物語です。

他人の正義に振り回されず、自分の足で立ち直ろうとする姿に、きっと背中を押されますよ。

弱さや言い訳の奥にある“本当の強さ”に気づける一冊。
読後には、ふっと笑えて、心にあたたかい風が吹くような感覚も

あなたもこの本と一緒に、「自分のために生きる」一歩を踏み出してみませんか?

\\共感の連鎖が始まる//

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柚木麻子の最新刊あいにくあんたのためじゃない発売日と文庫本おすすめ5選

話題の文学賞作品を電子書籍で読むには?【kindle/Audible活用術】

芥川賞や直木賞の受賞作・ノミネート作品を、もっと手軽にもっと身近に楽しむなら電子書籍やオーディオブックの活用がおすすめです。

忙しい毎日でも、スマホひとつで“今話題の本”にすぐアクセスできるのが魅力。
ここでは、Kindle UnlimitedやAudibleを使ったお得な読み方をご紹介します。

▶関連リンク:純文学と大衆文学の違いがよくわからない…という方におすすめの記事です。 純文学と大衆文学の違いと特徴は?わかりやすく見分ける方法と作品も!

▶関連リンク:芥川賞と直木賞、どちらがすごい?その違いを詳しく解説した記事です。 芥川賞と直木賞の違いはなに?どっちがすごい?両方ノミネートはできるかも調査

電子書籍やオーディオブックを活用すれば、芥川賞・直木賞の候補作もスキマ時間に読めます。

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まとめ|第171回 芥川賞・直木賞を通して“今読むべき本”に出会う

第171回芥川賞・直木賞は、それぞれのジャンルで今注目すべき作家と作品が集まりました。

「どれを読もうか迷っている」「文学賞作品に初めて挑戦してみたい」
──そんな方にとって、この記事が“次の一冊”を見つけるヒントになれば幸いです。

このタイミングでしか味わえない「旬の文学」。
ぜひ一度、手に取ってみてくださいね。

📚芥川賞・直木賞についてもっと深く知りたい方へ──
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👉 芥川賞・直木賞 歴代受賞作とノミネート作品一覧【2025年最新】

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