通勤電車を読書空間に！文庫本おすすめ5選｜社会人向け通勤読書で読みやすい本

通勤時間、スマホを眺めるのもいいけれど、本を開けば特別なひとときが生まれますよ。

忙しい毎日に、小さな癒しや新しい世界を届けてくれる読書は、ぴったりの相棒ですね。

文庫本は軽くてコンパクトだから、バッグの中でも場所を取らず、移動時間をちょっと特別なひとときに変えてくれます。物語に没頭すれば、慌ただしい朝や帰りの疲れもふっと軽くなるかもしれません。

読書は、知識を広げるだけでなく、心を整えるひとときにもなります。

1冊の本が、日々の暮らしに小さな彩りを添えてくれるかもしれませんね。

電車で読む本の選び方｜文庫本を選ぶポイント

電車で読む本を選ぶ際は、通勤読書にぴったりな読みやすい文庫本がおすすめです。文庫本を選ぶ際のポイントをご紹介しますね。

読みやすい本を選ぶ

電車の中では、周囲の音やアナウンスで集中しづらいこともありますよね。

そんなときは、軽快な文章でスラスラ読める本や、短い章立てのものがぴったり。

短編集やエッセイも、区切りがいいのでおすすめです。

片手で持ちやすいサイズの文庫本を選ぶ

満員電車では、両手を自由に使えないことも。

そんなときでも片手で持ちやすい文庫本なら、無理なく読書が楽しめます。

カバンの中でかさばらないのも嬉しいポイント。

物語に没入できる本 vs. 仕事に役立つ本

小説なら、テンポがよくて一気に引き込まれる作品が◎。

自己啓発やビジネス書なら、通勤時間の中で実践しやすい内容のものを選ぶと、日々の学びにもつながります。

関連：＞＞通勤読書におすすめ！電車で読む本は小説orビジネス書？文庫本の読みやすさや選び方を解説。あなたにぴったりの一冊を見つけよう！

おすすめ5選｜通勤読書で読みやすい本

通勤読書で読みやすい本を厳選しました。電車で読む本として、読みやすく社会人にもおすすめです。さらにKindleならどこでも手軽に読めて便利。

通勤時間を有効活用して、素敵な読書時間を楽しんでくださいね。

① 忙しい朝でもスッと入れる短編集

短編集は、ちょっとした時間でも満足感が得られるのが魅力。朝の眠たい頭でも、気軽に読めるのが嬉しいですよね。

旅のラゴス／筒井康隆

『旅のラゴス』は、筒井康隆さんの優れた作品で、通勤読書にぴったりです。

ラゴスが失われた文明を舞台に旅を続ける姿が描かれ、人生の意味を考えさせられる素敵な物語。私はこの本を通じて、前向きに人生を歩む力をもらいました。

少しの時間でも心が豊かになるので、ぜひKindleで手軽に読んでみてください。忙しい日常の中で、ラゴスと一緒に心の旅をしてみませんか？

筒井康隆「つつい やすたか」さん（1934年生まれ、大阪市）は、SF小説家であり、1960年にSF同人誌『NULL』を創刊。代表作『東海道戦争』で作家活動を開始し、文学賞を多数受賞。ブラックユーモアを使った風刺的な作風で評価され、日本SF御三家の一人とされる。

夜のピクニック／恩田陸

『夜のピクニック』は、恩田陸さんによる心温まる青春小説で、電車で読む本としてとてもおすすめです。

物語は「歩行祭」という高校の行事を通じて、主人公たちが大切な絆を育んでいく様子を描いています。

読むことで、青春の甘酸っぱい瞬間や、成長する勇気を感じられるはず。

通勤時間にぴったりな読みやすさで、Kindleで手軽に読めるので、日常に彩りを加える一冊としてぜひ手に取ってみてください。

◆2005年第2回本屋大賞受賞作品／第26回吉川英治文学新人賞受賞作品／2004年度『本の雑誌』が選ぶノンジャンルベスト10 第1位

恩田陸（おんだ りく）本名：熊谷奈苗（くまがい ななえ）さんは1964年生まれの日本の小説家。大学卒業後、生命保険会社に勤務し、過労で入院後に作家を志す。1992年に『六番目の小夜子』でデビューし、2005年に『夜のピクニック』で本屋大賞、2017年に『蜜蜂と遠雷』で直木賞と2度目の本屋大賞を受賞。

② 仕事のモチベーションが上がる実用書

読書の時間を、スキルアップの時間にするのも素敵なことですよね！短時間でも得るものが多いビジネス書や自己啓発本は、社会人にぴったりです。

紙の本は単行本ですがソフトカバーなので手になじみやすいですし、KindleやAudibleで読めるのがうれしいポイントですよ。

小さな習慣／スティーヴン・ガイズ

『小さな習慣』は、日々の小さな一歩が大きな変化を生むことを教えてくれる本です。

スティーヴン・ガイズさんの提案する、無理なく続けられる習慣づくりがとても実践的で、私もすぐに試したくなりました。

通勤の合間に読めるソフトカバーの本で、習慣がどう自分を変えるか実感できるはずです。

忙しい日常の中でも、KindleやAudibleを使えば、どこでも手軽に始められますよ。

スティーヴン・ガイズさんは自己成長の研究者で、2011年にブログを立ち上げ、2013年に『Mini Habits』を出版。自身の経験から「小さな習慣」の理論を提唱し、習慣形成の新たなアプローチを示す著書が高く評価されています。

神モチベーション 「やる気」しだいで人生は思い通り／星 渉

『神モチベーション「やる気」しだいで人生は思い通り』は、星 渉さんが書いた一冊で、通勤読書にぴったりの読みやすいソフトカバー本です。

小さな目標を積み重ねることで、大きな変化を実感できる内容が心に響きます。日々のやる気を引き出して、自分の可能性を広げる力をくれる内容なんですよね。

忙しい毎日でも、Kindleでいつでもどこでも読めるので、通勤時間を有効に使えるのが嬉しいですね。

星渉（ほしわたる）さんは1983年生まれの著作家、講演家、起業家支援者。東日本大震災後に起業し、心理療法や脳科学を学び独自のビジネスコンサルティングを展開。講演会は国内外で1万人以上が参加し、著書『神メンタル』などがベストセラーとなる。

③ 物語に没頭できる小説

長編小説は、毎日の通勤時間に少しずつ読み進める楽しみがあります。物語の世界に入り込めば、電車の中でもワクワクした時間が過ごせそう♪

コンビニ人間／村田沙耶香

『コンビニ人間』は、村田沙耶香さんの素晴らしい作品なんです。

主人公・古倉恵子が「普通」に馴染めず、コンビニという場所で自分を見つけていく姿に共感できるはず。社会の価値観を問い直し、自己肯定感を大切にするメッセージが心に響く物語。

通勤の合間に読みやすく、深い考察が心を打つ一冊。

電子書籍で手軽に読めるので、KindleやAudibleで、ぜひ今すぐ手に取ってみてくださいね。

◆2016年第155回芥川龍之介賞受賞作品

村田沙耶香（むらたさやか）さんは1979年千葉県生まれの小説家。10歳から執筆を始め、玉川大学卒業後、2003年に「授乳」で作家デビュー。『コンビニ人間』で芥川賞を受賞し、世界30言語に翻訳されるなど、幅広い分野で活躍している。

羊と鋼の森／宮下奈都

『羊と鋼の森』は、宮下奈都さんが描く、胸に残る物語です。

主人公が調律師として成長しながら、人とのつながりを深めていく姿に、思わず胸が温かくなってくるんです。通勤読書にもぴったりな読みやすさが魅力のひとつ。感動を感じたい、少し心に余裕を持ちたい方におすすめ。

KindleやAudibleなら、忙しい毎日でも手軽に楽しめますよ。ぜひ、この素晴らしい物語に触れてみてくださいね。

◆2005年第26回吉川英治文学新人賞受賞作品／2016年第13回本屋大賞受賞作品

宮下奈都（みやした なつ）さんは1967年福井県生まれの小説家。上智大学卒業後、2004年に『静かな雨』でデビュー。『スコーレNo.4』や『羊と鋼の森』などで注目を集め、第13回本屋大賞を受賞。小説に加え、エッセイや作詞など多方面で活躍中。

④ じっくり考えさせられるエッセイ

エッセイは、リラックスして楽しめるのが魅力。

日々の忙しさの中で、ちょっと立ち止まって考えるきっかけをくれる本もいいですね。

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー／ブレイディみかこ

『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』は、ブレイディみかこさんが描く、多様性や教育の違いを知る貴重な一冊です。

イギリスの中学校に通う少年の視点で、社会問題や成長の過程が胸に響きます。難しいテーマも、ブレイディみかこさんの軽やかな筆致で分かりやすく描かれていて、電車での通勤読書にもぴったり。

Kindleで手軽に読めるので、忙しい毎日でも新しい視点を取り入れることができますよ。

◆2019年第73回毎日出版文化賞特別賞受賞作品／第2回本屋大賞ノンフィクション本大賞受賞作品

ブレイディみかこ さんは1965年福岡生まれ、1984年に修猷館高等学校を卒業後、渡英。ブライトン在住で保育士資格を取得し、「最底辺保育所」で働きながらライター活動を開始。著書『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』などで多くの賞を受賞。

役立たず、／石田千

『役たたず、』（新書）は、石田千さんによる素敵なエッセイ集で、通勤読書にぴったりな一冊です。

日常の中で「役立たず」と思われがちな出来事に隠れた大切な価値を教えてくれるんです。

石田千さんの柔らかな言葉で綴られたこの本は、心をほっこりさせ、忙しい日々の中で心の余裕を取り戻す助けになるはずです。

電車での読書時間にぴったり。

少しずつ読むと、日常に新しい気づきが生まれる予感がしますよ。ぜひ手に取ってみてくださいね。

石田千（いしだ せん）さんは1968年生まれのエッセイスト、小説家で東海大学教授。嵐山光三郎の助手を務め、2001年に『大踏切書店のこと』で古本小説大賞を受賞。『あめりかむら』や『家へ』で芥川賞候補にも選ばれ、踏切に関する著作も多い。

⑤ 読書時間がとれない人向け「Audible」

本を開く時間がなかなか取れない人には、耳で楽しむ「Audible」がおすすめ。満員電車でも、移動しながら本の内容を吸収できるのが便利です。

素敵な声を持つ俳優陣のナレーションのおすすめをご紹介しますね！

ピエタ／大島真寿美

俳優・小泉今日子さんによる朗読

『ピエタ』は、大島真寿美さんが描いた18世紀ヴェネツィアを舞台にした感動的な物語。

小泉今日子さんの声は、物語に深く引き込まれる感覚を与えてくれ、まるで舞台を観ているような気分になります。

小泉今日子さんの温かな語り口は、聴いている人の心に寄り添い、日常の疲れを癒してくれますし、さらに、音楽との調和が物語を一層豊かにし、まるで劇場で観ているような特別な時間を提供してくれるんですよ。

『ピエタ』は友情や絆、生きる喜びといった普遍的なテーマを描いており、小泉今日子さんの朗読を通じて、自分の人生と重ね合わせて考えさせられます。

物語が感情に訴えかけ、涙を誘う場面もありますが、それが心の浄化や癒しとなって、聴いた後には穏やかな気持ちになりますよ。

日々の疲れを癒したい方や、心の深い部分を感じたい方にぴったりの作品です。

大島真寿美（おおしま ますみ）さんは（1962年、愛知県名古屋市生まれ）は、脚本家から小説家へ転身し、1992年に『春の手品師』でデビュー。『渦妹背山婦女庭訓魂結び』で第161回直木三十五賞を受賞し、時代小説でも高く評価されています。

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド（上）／村上 春樹

俳優・大森 南朋さんによる朗読

大森南朋さんの朗読で聴く『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』は、村上春樹さんの不思議な世界をもっと魅力的にしてくれます。

大森南朋さんの落ち着いた声が、物語の情景や感情をしっかり伝えてくれるので、まるでその場にいるかのように感じられます。

通勤中やちょっとした隙間時間にもぴったりで、リラックスしながら楽しめますよ。

◆1985年第21回谷崎潤一郎賞受賞作品

村上春樹さんは1949年京都生まれの小説家で、1979年に『風の歌を聴け』でデビュー。1987年の『ノルウェイの森』で大ヒットを記録し、国際的にも高評価を得る。これまで14作の長編や短編集を発表し、作品は50ヵ国語以上に翻訳されています。

火車 ／宮部 みゆき

俳優・三浦 友和さんによる朗読

三浦友和さんの『火車』の朗読は、聴いているだけで物語にどんどん引き込まれます。

ベテラン俳優である三浦友和さんの演技力が、登場人物一人一人の感情を鮮明に伝えてくれるので、まるで自分も事件を追っているかのような臨場感を感じられるので、とても贅沢です。

三浦友和さんの巧みな演技で、キャラクターの個性がしっかりと浮き彫りになり、物語に深く共感できるのです。ミステリーの緊張感も伝わり、物語が進むごとにドキドキが止まりません。

さらに、社会問題への気づきや想像力を刺激され、心に残る素晴らしい体験になります。

◆1993年 山本周五郎賞受賞作品

宮部みゆき（1960年生まれ）さんは、日本の小説家で、1987年に「我らが隣人の犯罪」でデビュー。代表作には『龍は眠る』『火車』『理由』などがあり、数多くの賞を受賞。推理小説、時代小説、ファンタジーなど多ジャンルで活躍している。

文庫本だけじゃない！KindleやAudibleを活用しよう

通勤読書には、読みやすい文庫本がおすすめですが、KindleやAudibleを活用すれば、移動中でもスマホで簡単に読書が楽しめます。

忙しい社会人にぴったりの方法なので、ぜひ試してみてください。きっと毎日の通勤が楽しみになりますよ。

電子書籍Kindleなら軽量＆持ち歩きに便利

紙の本もいいけれど、Kindleなら何冊も持ち歩けるのが嬉しいところ。カバンを軽くしたいときや、いろんな本を読み分けたいときにぴったりですよ。

Kindle：＞＞通勤読書に最適！電車で読む本やおすすめ文庫本が豊富なKindle Unlimited。登録・解約も簡単で、初心者でも安心。読みやすい本を手軽に楽しもう！

青空文庫：＞＞通勤読書にぴったり！電車で読む本におすすめの文庫本も無料で楽しめるKindle無料アプリ。青空文庫の活用法や使い方をわかりやすく解説！

Audibleなら“ながら読書”ができる

耳で聞くオーディオブックなら、満員電車でも快適に読書ができます。歩きながらや家事をしながらでも、本の世界に触れられるのは、忙しい社会人にとって大きな魅力ですよね。

Audible：＞＞通勤読書におすすめ！電車で読む本の代わりに、プロの朗読で文庫本を聴けるAudible。忙しくても読みやすい本を耳から楽しめる、新しい読書体験を！

シーンに合わせて使い分けよう

「紙の本・電子書籍・オーディオブック」、それぞれに良さがあるので、シーンや気分に応じて使い分けるのがおすすめです。

ちょっとした工夫で、通勤時間がもっと充実しますよ。楽しんでくださいね！

おすすめ：＞＞電車で読む本におすすめ！無料で小説が楽しめる読みやすいサイト5選を紹介。有料サービスとの違いも解説！

まとめ

通勤電車を読書空間に！文庫本おすすめ5選｜社会人向け通勤読書で読みやすい本について、以下の3つの事柄をご紹介しました。

• 電車で読む本の選び方｜文庫本を選ぶポイント
• おすすめ5選｜通勤読書で読みやすい本
• 文庫本だけじゃない！KindleやAudibleを活用しよう

通勤時間が、ただの移動ではなく、心を満たす時間になったら素敵ですよね。本を開けば、新しい発見やひと息つく時間が生まれます。文庫本を持ち歩くのもいいし、KindleやAudibleを活用するのもおすすめです。

「最近、本を読めてないな」と思っている人も、まずは気になる1冊をカバンに入れてみて。今日の通勤時間が、ちょっと特別なものになるかもしれませんよ。