読書感想文の書きやすい本と小学3年生向けの書き方を説明しています。また、これらの本は感想文を書く以外に、夏休みに楽しんでもらいたいと思います。
小学3年生向けの書きやすいおすすめの図書をご紹介します。参考になさってください。
なぜ読書感想文を書くの?
読書感想文は、本を読んで感じたことや考えたことを文章にまとめるものです。これをすることでいろいろな力がつきます。
たとえば、自分の思っていることを分かりやすく伝える力がついたり、本の内容をしっかり理解する力がつきます。
また、本を読んで感じたことや考えたことをまとめるので、考える力が強くなります。
読書感想文を書くときに大切なこと
読書感想文を書くときには、いくつか大事なことがあります。
- 本をしっかり読んで、本の内容をよく理解することが大事です。
- 本を読んでどう感じたか、自分の言葉で書きます。例えば、好きな場面や感動したところを詳しく書くようにしましょう。
- 感じたことを具体的に書きます。例えば、「面白かった」だけではなく、「○○の場面が特に面白かった」というように書きます。
- 本を読んで自分がどう思ったか、自分の考えも書きます。
小学3年生向けに適した本の選び方
イラストが多くて、ストーリーが簡単で分かりやすい本がいいです。
たとえば、動物が出てくる話や、冒険の話などが良いでしょう。
感想文は何枚で何文字が目安?
小学3,4年生の読書感想文は、課題読書・自由読書ともに原稿用紙3枚以内(1,200字以内)になります。
注意したいのは、題名、氏名は文字数に含まれませんので気を付けてください。
読書感想文の書きやすい本3選
小学3年生向けおすすめ本3選のご紹介です。
ポイントを押さえて感想文を書けば、自分の気持ちや物語の学びをしっかりと伝えることができます。
また、これらは読書感想文のためだけでなく、長い夏休みにぜひ読んでもらいたい本でもあります。
さようなら プラスチック・ストロー
プラスチック製品が引き起こす環境問題についての絵本です。
以下に、簡単なあらすじと感想文に書きやすいポイントをまとめました。
簡単な あらすじ
この絵本では、海に浮かぶプラスチックごみが魚や海の生き物たちに与える影響が描かれています。
主人公の女の子がプラスチック製のストローを使うことに気づき、そのストローが環境に悪いことを学びます。
ストーリーは、プラスチックストローを使わない選択をすることが、海の生き物たちを守るためにどれほど大切かを伝えています。
感想文に書きやすいポイント
1. 本のテーマについて考える
●環境問題の重要性
プラスチックごみが海や生き物にどれほど悪影響を与えているのかを学び、どのようにそれを解決することができるのかについて感じたことを書きます。
●プラスチックの代わりにできること
ストロー以外にどんなエコな選択ができるのか、自分にできることを考えてみると良いです。
2.感動した場面や気づいたこと
ストーリーの中で感動したシーンたとえば、主人公がプラスチックストローをやめる決意をする場面や、その決断がどれほど大切かを理解するシーンです。
プラスチックごみの問題について新しく学んだこと、自分の生活にどう活かせるかについて書きます。
3. 具体的な例や体験を加える
● 自分の生活にどう影響するか?
家庭や学校でプラスチックストローを使わないために自分がどのような行動を取っているか、自分のエコ活動について書くと良いです。
●日常生活での工夫
プラスチックごみを減らすために自分がどんな工夫をしているか、またはこれから始めようと思っていることについて書きます。
4.本を読んでどう感じたか
本を読んでどのように感じたか、どんな思いを抱いたかを具体的に書きます。
たとえば、「本を読んで環境保護の重要性に気づき、実際にエコな選択をするようになった」など。
カラスのいいぶん
『カラスのいいぶん』は、黒井健が作・絵を手がけた絵本です。
以下は簡単なあらすじと感想文に書きやすいポイントです。
簡単なあらすじ
『カラスのいいぶん』では、カラスが主人公です。
カラスは、自分の考えや意見を他の動物たちに伝えようとしますが、なかなか上手くいきません。
物語は、カラスが自分の「いいぶん」をどのように伝えていくのか、そして周りの動物たちとの関係がどうなるのかを描いています。
カラスは最終的に、自分の言葉がどれほど大切かを学び、他の動物たちと仲良くなります。
感想文に書きやすいポイント
1. カラスの性格と行動
●どう思ったか
カラスの性格や行動にどう感じたかを書きます。たとえば、「カラスが自分の意見を一生懸命伝えようとする姿が面白かった」というような感想が良いでしょう。
●具体的な場面
カラスがどの場面で特に印象に残ったかを書きます。
たとえば、「カラスが最初に他の動物たちに意見を伝えようとしたけれど、うまくいかなかったシーン」が具体的ですね。
2. カラスの成長
カラスが物語の中でどのように成長したかについて触れます。
たとえば、「カラスが自分の意見を伝えることが大切だと学んで、最後には仲間たちと仲良くなったのが感動的だった」といった内容です。
3.他の動物たちとの関係
他の動物たちがカラスにどのように接していたか、そしてそれに対する自分の感想を書きます。
たとえば、「最初はカラスの意見を聞かなかった動物たちが、最後には理解してくれたのが良かった」といった形です。
4. 物語のテーマ
物語のテーマ(例えば「意見を伝えることの大切さ」)についてどう感じたかを書きます。
たとえば、「自分の意見を伝えることが大事だと学び、他の人とのコミュニケーションの大切さを感じた」というのがポイントです。
具体的な場面やキャラクターの成長を中心に、自分の感じたことや学びを書き込むと、感想文がより深く、個性のあるものになります。
先生、感想文、書けません!
簡単なあらすじと感想文に書きやすいポイントをご紹介します。
簡単なあらすじ
『先生、感想文、書けません!』は、感想文を書くのが苦手な主人公が、自分の気持ちや考えをうまく表現できるようになるためのストーリーです。
主人公は、感想文を書く課題に困っており、どうやって書けばよいか悩んでいます。そんなとき、先生や周りの人たちの助けを借りて、自分の考えを整理し、感想文を書くことに成功する過程が描かれています。
最終的には、主人公が自信を持って自分の思いを伝えられるようになるお話です。
感想文に書きやすいポイント
1. 感想文のテーマに共感する
主人公が感想文を書くのが苦手な理由やその過程に共感できるかどうかを書きます。
たとえば、「自分も感想文を書くのが苦手だから、主人公の気持ちがよくわかった」といった点です。
2.主人公の成長に注目する
主人公がどのように感想文を書くことに対する苦手意識を克服していくのかを具体的に書きます。
例えば、「主人公が最初はどうしても書けなかったけど、先生や友達の助けで徐々に自信を持つようになった」という成長の過程に触れるとよいです。
3. 感想文を書くためのヒントを学ぶ
本の中で主人公が得た感想文を書くためのアドバイスやヒントを、自分なりにどう活かせるかを書きます。
たとえば、「主人公が感想文を書くための具体的なステップやコツを学んで、自分も実践したいと思った」といった具体例です。
4. 自分の体験とつなげる
本の内容を、自分の読書感想文の体験や感想にどうつなげるかを書きます。
たとえば、「自分も感想文を書くのが苦手だったけど、主人公のように少しずつ慣れていきたい」といった感じで、自分の体験と結びつけるとよいです。
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まとめ
読書感想文を書くときは、あらすじを簡単にまとめて、自分の感じたことをしっかり書くことが大事です。
また、感想文を書くことで、考える力や表現する力がつきます。さらに、自分の意見を整理して人に伝える力も強くなります。
毎日少しずつ本を読む習慣をつけると、楽しいことがたくさん見つかります。本を読むことで、もっと豊かな人生を送ることができます。
本を読むことを楽しんでくださいね!