読書嫌いの原因は?読書嫌いでも読める本!子供におすすめ5選についてご紹介します。
「読書が嫌いな理由って何だろう?」という疑問に答えながら、子供たちが楽しく読める本を5冊ご紹介します。読書が苦手な子でも夢中になれる内容ばかり。親しみやすいお話や、心がほっこりする本を通じて、読書の楽しさを一緒に見つけましょう。
- 読書嫌いの原因
- なぜ子どもは本を読まないのか
- 小学低学年および小学3年生の子におすすめの面白い本5冊ご紹介
- 読書が嫌いな子でも、面白い本を見つければ、読書が好きになるかも
- 子どもにどんな本を選べばよいのか
読書嫌いの原因は?
読書嫌いなのには原因(理由)があります。4つに分けてみましたのでご紹介します。
集中力の維持が難しい
小さな子供は、長時間一つのことに集中するのが難しいですよね。
本を読む行為は身体を動かさないので、興味が持てない場合が多いことのひとつです。
そのほかにも理由があり、たとえば、本の内容が難しかったり、自分の好きなことや興味のあることと合わなかったりすると、もう読みたくなくなります。
さらに、読み聞かせをあまりしていないと、本が親しみやすく感じられないこともあります。スマートフォンやテレビの影響で、読書の代わりにそちらを選ぶことが多くなっています。
興味を持ってないこと
子供が本に興味を持たない理由の一つは、自分が好きな本が見つからないからです。
例えば、自分の好きなキャラクターやテーマが含まれていないと、読む気がしません。
大人も興味の無い本は読まないですよね。それと同じです。
また、友達や家族が本を読まないと、自分も読まないことが多くなります。
でも、周りに本を楽しんでいる人がいると、本を読むのが楽しいと感じやすくなります。
難易度の高い本を選択している
子供が読む本は、その年齢に合っていることが大切です。
例えば、小学生が大人向けの本を読むと、難しい言葉や内容で理解しづらく、読めませんし、楽しめません。
一方で、簡単すぎる本にも興味が持てないことがあります。
年齢に合った本を選ぶことで、内容を理解しやすくなり、読書が楽しくなります。
適切な本を選ぶことは、読書を楽しむためにとても重要です。
読書感想文の課題図書は年齢に合った本を専門家が選書しています。
まずは課題図書の中から好きな本を選んでみてもいいですね!
デジタルコンテンツの影響
ゲームや動画は色が鮮やかで動きがあるので、子供たちは楽しいと感じやすいです。音や映像が豊富で、注意を引きやすいからです。
一方、本は静かで文字だけなので、デジタルメディアに比べて刺激が少なく、つまらなく感じることがあります。
だから、子供たちは本よりもゲームや動画を楽しむことが多いです。
読書嫌いの原因は?読書嫌いでも読める本!子供におすすめ5選
読書嫌いでもワクワクしたり、続きを読みたくなったりする、感情移入しやすい本なら読みやすいと思います。
そんな読みやすい本の選び方をご紹介します。
興味を引くテーマを選択しましょう
読書が苦手な子どもでも楽しめる本を選ぶには、まず子供が好きなテーマを見つけることが大事です。
たとえば、恐竜や動物が好きなら、恐竜や動物が出てくる本を選びましょう。また、人気のキャラクターやシリーズの本も良いです。知っているキャラクターが出てくる本は、親しみやすくて興味を持ちやすいです。
こうして、子どもが自然に本を読むきっかけを作ることができます。
私の場合は、こちらが「よかれ」と思っている本や、「この子ならこういう物語が好きだろう」というような本を差し出すと必ずNGでした。
本人は「違う」のです。
例えば、「絵描きになるために頑張る少年の物語」はNGで、「決闘して勝ち抜いていく物語が好きだ」と言いました。
これで興味のある本がわかります。
物語について「好き」とか「嫌い」というおしゃべりをすると、「この本はどう?」と提案しやすいですよね。
何よりも、一緒に本屋にいくことが一番の近道です!
簡単な言葉と短い文章を選びましょう
読書が苦手な子供でも楽しめる本を選ぶコツは、まず、難しい言葉が少ない本を選びましょう。
次に、文章が短い本がいいです。
長い文章や複雑な内容の本は集中力が続かず、読みにくくなってしまいます。短い章や文章の本だと、飽きずに読み進めやすくなります。
今日はココまで読もうね、と「章ごと」に読む癖をつけると、無理なく読書をしてくれます。
ココまで読んだらお菓子を食べようね、とか、ココまで読んだらゲームしようね、など。
読んだらご褒美をあげる、というのも方法です。
イラストや写真が多い本を選びましょう
読書が苦手な子どもには、イラストや写真がたくさんある本をおすすめします。
絵や写真が多い本は、興味を引きやすく、読みやすく感じます。
例えば、絵本や図鑑は楽しく読めるので、自然と本に興味を持ち、好きになるかもしれません。
絵本や図鑑はパラパラめくるだけでも楽しいです。
好きな絵や興味のある写真が載っていると、それだけでも子供の小さな胸はトキメキます。
すると、飽きずにペラペラ捲るようになります。
注意したいのは、必ず子供が「好き」と思っている絵や写真です。
親子で一緒に読みましょう
読書が苦手な子供には、親が一緒に本を読んであげると良いですよね。
親が本を読んでくれると、子供は嬉しくて、楽しいと感じやすくなります。
また、親子で一緒に本を読むことで、コミュニケーションが増え、親子の関係も深まります。親が子供の興味に合った本を選び、一緒に読むことで、子供が本に興味を持つようになるでしょう。
親にならわからない言葉や疑問に思ったことをすぐに訊くことができます。
「もう一回読んで!」と甘えられるし、登場人物の誰が好きとか、誰が嫌いとか言い出します。
「好き」や「嫌い」について話すことができますし、子供の学校の友だちや人間関係を知ることができます。
子供の知らない一面を知ることができるでしょう!
読書嫌いな小学3年生向けおすすめ本5選
小学3年生向けの読んで楽しいおすすめ本5冊をご紹介します。
まじょ子シリーズ
小さな魔女「まじょ子」が魔法を使って冒険し、問題を解決する物語です。
まじょ子は友達と楽しい冒険をしながら成長していきます。
シリーズが人気の理由は、まじょ子のかわいさと魔法の冒険が面白く、イラストがカラフルで読みやすいからです。また、楽しみながら成長や友情の大切さを学べるのも魅力です。
かいけつゾロリシリーズ
変装が得意でイタズラ好きなロボット、かいけつゾロリが仲間と共に冒険し、トラブルを解決する話です。
ゾロリのユニークなアイデアとおもしろおかしい行動が物語の中心です。
子供たちに人気の理由は、ゾロリの面白いキャラクターと笑いが多い冒険、さらに簡単でわかりやすい言葉とカラフルなイラストが親しみやすいからです。
おしりたんていシリーズ
お尻の形をした探偵がさまざまな事件を解決する話です。
おしりたんていは独特のキャラクターで、鋭い観察力とユーモアでトラブルを解決します。
子供たちに人気の理由は、ユニークな主人公とわかりやすい物語、カラフルなイラストが楽しいからです。読んでいると、謎解きや冒険を楽しめます。
Kindle版(電子書籍)でも読むことができます。30日間無料体験ができるので、まずは無料でたくさん読んでみてから、書籍を購入してもいいですよね!
30日あればシリーズは読破できてしまいますね!
ふしぎ駄菓子屋 銭天堂シリーズ
この物語は、不思議な駄菓子が並ぶ店「銭天堂」を舞台にしています。
店主はお客さんの願いをかなえる駄菓子を勧めますが、食べ方を間違えるととんでもないことが起こり、子どもたちはいろんなことに巻き込まれます。そのたびに店主がその問題を解決しながら教訓を与えるのです。
このシリーズが人気の理由は、不思議な駄菓子の力でワクワクする冒険が楽しめることです。
物語は簡単で、カラフルなイラストが多く、楽しみながら学べる点が魅力です。
子供が読めるように、漢字にはふりがなが付いています。
『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』シリーズはAudible(オーディオブック)で聴く(朗読)ことができます。こちらも30日間無料体験ができるので、他の気になる本と併せて無料でたくさん聴けちゃいますね!
また朗読なので読書が苦手でも、音声なら聴くのも楽しいですよ!
子供と一緒に聴くのもおすすめです。
親子で初めて体験するAudibleで”楽しい”を共有できると、子供も嬉しいよね!
にゃんこ大戦争シリーズ
かわいい猫のキャラクター「にゃんこたち」が町を守るために敵と戦う物語です。
にゃんこたちは仲間と協力して強い敵に立ち向かい、冒険を通じて成長します。
このシリーズが子供に人気な理由は、にゃんこたちの可愛さやユニークな技、スリリングなバトルが楽しめるからです。
また、カラフルなイラストとわかりやすいストーリーが、子供たちを引きつけます。
読書嫌いな小学低学年向けおすすめ本5選
小学1年生向けに楽しくて面白い、読みやすい本5冊のご紹介です。
おばけずかんシリーズ
いろんなおばけが登場する面白い図鑑です。
おばけたちはそれぞれの特徴やストーリーを持っていて、怖さをなくしながら楽しく学べます。
イラストがカラフルで、説明もわかりやすいので、子供たちに人気です。
ちょっと怖いけれど、冒険心をくすぐる内容で、おばけの世界を探検しながら知識を得ることができます。
こぐまちゃんシリーズ
小さなクマのこぐまちゃんが日常の楽しい出来事を体験する物語です。
こぐまちゃんは友だちや家族と冒険や学びを通じて成長していきます。
子供たちに人気の理由は、こぐまちゃんがかわいく、ストーリーがシンプルで親しみやすいためです。
イラストも温かく、安心して読めるため、子供たちに愛されています。
ノラネコぐんだんシリーズ
ノラネコとその仲間たちの楽しい冒険を描いた物語です。
街でのいたずらや冒険を通じて、問題を起こしながらも、最後には楽しい結末になります。
ノラネコたちのユニークな行動やコミカルなシーンが笑いを誘い、カラフルなイラストも魅力です。
子供たちは、ノラネコたちの冒険に引き込まれ、シリーズを続けて読みたくなるでしょう。
しろくまちゃんのほっとけーき
しろくまちゃんが自分でホットケーキを作るお話です。
しろくまちゃんはレシピを見ながら材料を準備し、一生懸命に料理をします。最後には、美味しいホットケーキが完成します。
この本が人気なのは、しろくまちゃんのかわいらしさと、わかりやすいイラストで料理の過程が楽しく描かれているからです。
子供たちはこの本を読んで、きっと自分でもホットケーキを作りたくなります。
エルマーのぼうけん
勇敢な少年エルマーが家族や村を守るために冒険する話です。
エルマーは神秘的な生き物と戦いながら、仲間と協力して困難を乗り越えます。
彼の成長と友情が描かれたこの物語は、スリリングでわかりやすく、カラフルなイラストが冒険をより楽しくしています。
このため、子供たちは物語に夢中になりやすいです。
まとめ
読書嫌いの原因は?読書嫌いでも読める本!子供におすすめ5選について、以下の5つの事柄をご紹介しました。
- 読書嫌いの原因
- なぜ子どもは本を読まないのか
- 小学低学年および小学3年生の子におすすめの面白い本5冊ご紹介
- 読書が嫌いな子でも、面白い本を見つければ、読書が好きになるかも
- 子どもにどんな本を選べばよいのか
読書が嫌いな理由を理解して、適切な本を選ぶことは大切です。子どもが「好き」だと思い、興味のあるテーマの本を一緒に見つけてあげましょう。すると、読書の楽しさを知ることができます。
読書することは楽しいことなんだと、感じてもらえるようになれば、次から次へと本を読むようになると思います。