読書量の多い人は何冊以上、読んでいるのでしょうか。
大人の読書量の平均は何冊なのか、年齢別に調べてみましたのでご紹介します。
読書時間や読書冊数は、年齢や個人のライフスタイル、興味、生活環境によって大きく異なります。
読書が好きでドンドン読む人もいれば、義務で読む人もいる。
勉強、部活動、仕事で時間を見つけるのが難しい人もいるよね。
毎日、たくさんやることがあるからね。僕なんて散歩の途中に無理に休憩時間作って読んだりするよ!
1ヶ月の読書量の平均冊数
1ヶ月の読書量についてはおおむね若い世代の人の方が良く読んでいます。
20代の2.2冊というのが一番多いです。学業の専門書や、社会に出たときの啓発本が多くみられています。
逆に、働き盛りの時期というのは少なめです。読書を取り入れるには多忙すぎる毎日を送っているのかも知れません。読書家ではなく、自分にとって興味のある本、自己啓発本など、嗜好によって本を読むという行動になります。
以下のグラフはそんな読書家ではない人々が1ヶ月に読む冊数です。
毎日新聞社「第64回読書世論調査」の結果より
年齢別に1日の平均的な読書時間
みんなが毎日読書を取り入れているわけではないし、読書以外にもたくさんやることはある。
そんな中で敢えて読書に当てている平均時間をご紹介します。
幼児期(0~5歳)
親が子供に読み聞かせを行う場合がほとんどです。
1日10~20分程度
小学生(6~12歳)
学年によって異なりますが、学校や親の影響が大きいです。
1日15~30分程度
中高生(13~18歳)
学校の宿題やクラブ活動などが影響する時期になります。学業や趣味に関連する本を選びがちです。
1日10~30分程度
大学生(18~22歳)
専門書や研究資料を読むことが増える年齢です。とりわけ、専攻や興味に応じた専門書が多くなります。
1日30分~1時間程度
社会人(23~65歳)
仕事や家庭の状況により環境の変化が大きい。様々な要素から、ビジネス書や小説、自己啓発本が中心となっています。
1日15~30分程度
高齢者(65歳以上)
引退後の時間を利用して、趣味や教養を深めるための読書が増える傾向にあります。
1日30分~1時間以上
個人の読書習慣は非常に様々です。
いろんな生活環境があって、同じ24時間を過ごしても、過ごし方は人それぞれですよね。
このデータはあくまで一般的な傾向を示すものであって、具体的な読書量は個人の生活スタイルや興味によって異なるため、一概には言えません。
人それぞれ!
忙しい生活の中で読書を楽しむための工夫
1日のうち少しでも読書に馴染んでおくと習慣化されますが、やはり読書自体が楽しくないと継続できません。
読んでみよう!と思ったときに是非、取り入れて工夫してみてください。読書を楽しむための工夫をご紹介します。
スケジュールに組み込んでみよう
計画的に読書時間を作るには、まず日常のスケジュールを把握しましょう。例えば、部活動の前後や移動時間などに読書の時間を入れてみてください。
また、休憩時間や通勤・通学時間を使うのも良いアイデアです。週末や休日の一部を読書にあてる計画も立ててみましょう。
寝る前のひとときも、リラックスしながら本を楽しむのにぴったりな時間です。
隙間時間を活用する
短い時間でも積極的に読書をすることで、読書量を増やすことができます!
読書の形式を工夫する
読書時間を楽しく使うために、興味や必要性に応じて読む本を選びます!
優先順位をつける
①仕事の合間や自由時間の使い方を見直し、読書を優先することを考えてみましょう!
②どの活動が今の自分にとって重要かを考え、優先順位をつけてみましょう!
まとめ
何が何でも読書が一番ではなく、本当に自分がしたいこと、必要なことをしてゆくことが大事です。
人は成長し、年齢を重ねます。そのたびに自分の好きなこと、苦手なことがわかってきます。それは年齢を追うごとに環境の変化が大きく、それによって人は「今」すべきことを最優先しないといけません。
そんな中で、ふと息抜きがしたくなったり、何か求めていること、もっと知りたいことが出て来た時に、読書という手段を使ってみてはどうでしょうか?
読書は生きるためのすべてではないけれど、ひとつ言えることは、読書はあなたの知識を深めます。
また、読書はリラックスするための大切な時間です。
読書を生きるためのツールとして、無理なく続けられるよう工夫してみてはいかがでしょう。