山崎ナオコーラの本名やかわいい夫は書店員？子供や学歴ものご紹介です。
作家・山崎ナオコーラさんの本名やご家族について優しく紹介する記事です。夫は書店員さんで、そのエピソードもエッセイかわいい夫で楽しめます。
また、お子さんや学歴についても触れ、彼女のプライベートな一面に親しみを感じられる内容になっています。
気軽に読み進められる記事を目指しました。
山崎ナオコーラの本名やかわいい夫は書店員？子供や学歴も
山崎ナオコーラさんの本名は「山崎尚子（やまざき なおこ）」さんです。
一方、筆名「山崎ナオコーラ」は、個性を表現するために選ばれたオリジナルな名前で、恐らく「好きなコーラはダイエットコーラ」とありますので、ご自身の本名とコーラをかけ合わせたのだと思います。
また、プライバシーを保つためにも筆名を使うことで、本名と公私を分けて自由に表現できるメリットがありますね。
山崎ナオコーラのかわいい夫について
山崎ナオコーラさんは、33歳のときに町の本屋で働く1歳年上の男性と結婚しました。彼は山崎さんの作家での活動を理解して、支えてくれるパートナー。
山崎さんは結婚にあたって「女性だから」といった役割分担を拒んで、対等な関係を大切にしたいと考えていました。
夫となる方は「男らしさ」を気にせず、自分の価値観を尊重して生きている人であり、その点で、山崎ナオコーラさんと共感し合っているので、安心感を持って結婚したそうです。
かわいい夫
書店員の夫との日々をつづった、心温まるエッセイです。
夫婦の関係を力関係や役割分担で語るのではなく、小さな違和感を楽しみながら自由なパートナーシップを描いているところが面白いです。
軽やかさや洒脱さはないけれど、心にじんわり染み込み、すとんと落ち着く語り口が魅力。一般的な夫婦像には当てはまらないけれど、「思い通りにならないことを楽しむ」姿勢が長い夫婦生活の本質だと気付かせてくれる優しいエッセイです。
やっぱりパートナー選びのポイントは「かわいさ」にあるのかもしれませんね。
山崎ナオコーラの子供について
彼女は26歳で作家デビューし、33歳で町の本屋で働く男性と結婚し、37歳で子どもを持ちました。
彼女の本『母ではなくて、親になる』では、子育てなどについての考えが紹介されていますが、自身の子どもが男の子か女の子かは公表されていません。
山崎さんは、家族と一緒に平等な関係を大切にしながら生活しているのです。
母ではなくて、親になる
妻は作家で、夫は地元の書店員。赤ちゃんが1歳になるまで、妊娠の準備や健康診断、保育園の選考落ちなど、驚きの連続の日々が続きます。妊娠中には、これまで感じなかったさまざまな気持ちが湧き上がり、喜びと不安が入り混じる中で、そんな気持ちを代弁してくれる言葉に触れられて、読み終えたときには心がスッキリするほど。
著者自身が仕事の悩みを素直に綴る姿に感心し、読者側も見栄を張らずに等身大で生きていこうと思わせてくれるエッセイです。
山崎ナオコーラ代表作品
山崎ナオコーラの代表作をご紹介します。
美しい距離
この作品は、命の火がゆっくりと消えていく病床の妻と、その妻の介護をする夫の姿を描いています。妻を中心に、日々の出来事がつづられていて、登場人物には名前がありません。これは読者が自分の物語として感じるための工夫だと思われます。
私自身、作中の夫に深く感情移入しましたが、この作品には、夫の介護休暇など、現実的な問題が多く取り上げられています。妻の最期の瞬間は淡々と描かれていて、現実の厳しさを伝えつつ、終わった後の夫の骨壺への語りかけには心に残るものがありました。まだ読んだことの無い方はぜひ、手に取ってみてください。
島清恋愛文学賞受賞作品であり、これは恋愛文学です。
2017年、第23回島清恋愛文学賞受賞
ミライの源氏物語
「源氏物語」を今の視点で読み解く本です。
これまでの解釈ではあまり問題にされなかった点を、現代の読者の目線でどう読むかを提案して書かれていますので、古文の難しさや古い倫理観がハードルになる現代人には、現代風に訳した「ナオコーラ訳」はとても楽しめます。
今の時代に合った解釈だと思いますし、古典の魅力を再発見することができますよ。
2023年、第33回Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞
ご紹介した書籍はKindle版（電子書籍）でも読むことができます。30日間無料体験ができるので、まずは無料でたくさん読んでみてから、書籍を購入してもいいですよね！
まとめ
山崎ナオコーラの本名やかわいい夫は書店員？子供や学歴もについて、以下の3つの事柄をご紹介しました。
山崎ナオコーラは26歳で作家デビューし、個性的なペンネームで注目を集めました。
彼女の本名は山崎直子で、福岡県出身、現在は東京に住んでいます。
大学では日本文学を学び、ダイエットコーラが好きという一面も。一つ年上の書店員の夫と結婚し、著書の夫についてのエッセイ『かわいい夫』では、自由なパートナーシップが描かれており、心温まる内容となっています。
そして、37歳で出産し、子育てに関する考えを著書『母ではなくて、親になる』に詳しく書いています。
これを機会に山崎ナオコーラの作品を読んでみてはいかがでしょうか。
きっと楽しい読書時間になると思います！
