こんにちは、松風知里です。
本棚に並んだ“読みかけの本”たちを見て、ため息をついてしまったことはありませんか?
「また最後まで読めなかった」「なんだかモヤモヤする……」そんなふうに、自分を責めてしまっていませんか?
でもね、読みかけの本をたくさん抱えていても、罪悪感なんていらないんです。
途中まででも、その時のあなたに必要だった部分をちゃんと受け取っているから。
この記事では、読みかけの本とどう向き合えばいいか、自分にやさしい読書のかたちをご紹介しますね。
なぜ読みかけの本がたまってしまうの?

まずは、読みかけの本がたくさん増えてしまう理由を見つめてみましょう。
- 気分で読みたい本が変わる
- 忙しくて時間が取れない
- 読み始めたけど、内容が難しくて進まない
- 期待していたのと違っていた
……どれも、誰にでもあることなんですよね。
それに、本との相性って“タイミング”もあるんです。
今は読めなくても、数カ月後に読んでみたら心にすっと入ってくることもあります。
だから、「今はここまででいい」と自分に言ってあげることも、大切な読書の姿勢なんですよ。
読みかけの本を最後まで読まなくてもいい理由

「読み切らないなんて、もったいない」「全部読んでこそ意味がある」
そう思ってしまうのも無理はないんですが──
読書って、義務ではないんです。
むしろ、心をしばるものになってしまったら、本来の“癒し”や“気づき”から遠ざかってしまいます。
途中まで読んで、「もういいな」と感じたなら、それはそれでOK。
あなたの心が、もうその本から十分に何かを受け取った証拠かもしれません。
▶ 読みかけの本がたくさんあると、「自分には読書が向いてないのかも…」と落ち込んでしまうことも。でも、再読という読み方を取り入れることで、読書習慣がぐっと楽になります。
本を読むのが苦手でも大丈夫!再読のメリットと読書の習慣を作る方法
読みかけの本がたくさんあるあなたへ|やさしく向き合う3つの考え方

読みかけの本がたくさんたまっていると、「自分ってダメなのかな……」なんて思ってしまうこともありますよね。
でも大丈夫。
この記事では、そんなあなたに向けて“途中で読むのをやめた本”とやさしく付き合っていくための考え方をご紹介します。
1. 「今はここまでで十分だった」と受け入れる
読書にも“腹八分目”があっていいんです。
読みきることより、「心が動いた瞬間」を大事にしてみましょう。
2. 時間をおいて“再読”してみる
気持ちが変わったとき、あらためて読み直すと、不思議なくらいしっくりくることがあります。
そんな“再読の魔法”を体験してみるのもいいですね。
3. 自分の好みを知るヒントにする
「どこで読むのをやめたか?」を振り返ることで、自分の好きなジャンルや読みやすい文体が見えてくることも。
読みかけの本も、次の選書の参考になるんです。
読みかけの本をため込まない工夫と手放し方

読みかけの本がどんどんたくさんたまると、それ自体がプレッシャーになりますよね。
そんな時は、ちょっとだけ整理してみましょう。
- 「もう読まない」と感じた本は、そっと手放す
- 読みかけのまま保管するなら“見える場所”に置く
- ジャンルごとに分けて管理してみる
▶「読みかけの本がたくさんあって…」そんな時は、本棚を見直すだけでも気持ちがすっと整うことがあるんです。
読み終わった本や、もう読まないかなと思う本を手放す方法について、こちらの記事で詳しくご紹介していますので、よろしければご覧くださいね。
👉 読み終わった本はどうしてる?いらない本を図書館に寄付する方法や断捨離も
KindleやAudibleでもっと気軽に“読みかけ”と付き合う

紙の本で読むのが重たいと感じたとき、電子書籍やオーディオブックを使ってみるのもおすすめです。
- Kindleなら、試し読み機能が便利
- Audibleなら、家事や移動中に“聴く読書”が可能
読む時間がなくても、心に寄り添う読書体験ができますよ。
▶読みかけの本がたくさんあると、「どうせ全部読めないから」と本を買うことに躊躇してしまうことも。でもKindle Unlimitedなら、気軽に試し読みができて、自分に合った本だけを楽しめますよ。
Amazon Kindle Unlimitedの使い方・料金・解約方法を徹底解説!初心者向けガイド
▶読みかけの本がたくさんあっても、Audibleなら“ながら時間”を活用して気軽に読書を続けられます。耳で聴くスタイルなら、読み切れないというプレッシャーからも解放されますよ。
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まとめ|“読まなきゃ”を手放せば、読書はもっと自由になる

読みかけの本がたくさんあっても、大丈夫。
「全部読まないといけない」と思うほど、本との距離が苦しくなってしまうこともあります。
でも、“途中でやめた本”も、あなたの一部なんです。
その時の気持ちや関心の変化を映す、大切な読書の記録。
読書は、最後まで読まないことより、
“どう向き合ったか”の方がずっと大切。
自分にやさしく、心地よく読書と付き合っていきましょう。
あなたの本棚にある「読みかけの本」がたくさんあっても、
いつかまた、新しい気づきをくれるかもしれません。