本サイトはアフィリエイト広告を利用しています
PR

芥川賞・直木賞 歴代受賞作とノミネート作品一覧【2025年最新】

芥川賞・直木賞 歴代受賞作とノミネート作品一覧【2025年最新】 文学賞
本ページにはプロモーションが含まれています。
スポンサーリンク

芥川賞と直木賞 -文学の世界において、もっとも注目されるふたつの賞なんですよね。

でも、「違いがよくわからない…」「どれから読めばいいの?」そんな声をよく耳にします。

この記事では、芥川賞と直木賞の特徴や歴代の受賞作、最新のノミネート作品までをまるっとご紹介していきますね。

はじめて文学賞にふれる方にも、ふだんから本を読まれている方にも、「今、この本を読んでみたい」と感じてもらえるような案内ができたらうれしいです。

スポンサーリンク

芥川賞・直木賞とは?違いや選考基準をわかりやすく解説

芥川賞と直木賞は、どちらも日本でもっとも有名な文学賞なんですが、「どんな違いがあるの?」「どんな人が対象なの?」と疑問に思う方も多いんです。

ここでは、それぞれの賞の特徴や選考のしくみを、やさしく解説していきますね。

芥川賞とは?純文学を対象とした新人作家の登竜門

芥川賞は、「これからの日本文学を担う新人作家」に贈られる賞なんです。

特に、芸術性や思想性の強い“純文学”と呼ばれるジャンルが対象

読みごたえのあるテーマや、文体に独特の味わいがある作品が多くて、“文学って面白い”と感じさせてくれる本と出会えることが多いんですよ。

直木賞とは?エンタメ系小説を評価する人気文学賞

一方、直木賞は“ストーリー性のある読みやすい小説”が多く選ばれる賞なんです。

ミステリーや時代小説、感動ものや恋愛ものまで、ジャンルはさまざま。

デビューして数年以内の作家さんが対象で、知名度の高い作家も多いので、何か面白い小説を読みたい」と思ったときの入り口としてもぴったりなんですよね。

「純文学と大衆文学って、どう違うの?」と気になった方は、こちらの記事でやさしく丁寧に解説しています。作品例もご紹介していますので、ぜひ読み比べの参考にしてくださいね。
👉 「純文学と大衆文学の違いと特徴は?わかりやすく見分ける方法と作品も!

芥川賞と直木賞の違いは?選考基準・対象作品・目的を比較

同じ“文学賞”でも、芥川賞と直木賞にははっきりとした違いがあります。

ざっくり言うと、「純文学か、大衆文学か」

そして選ばれる作家さんも、芥川賞はまだデビューしたばかりの新人中心、直木賞はある程度キャリアのある若手〜中堅作家という傾向があるんです。

▶芥川賞と直木賞の違いについて、もっとくわしく知りたい方は、 こちらの記事でじっくり比べてみてくださいね。 👉 「芥川賞と直木賞の違いはなに?

芥川賞・直木賞の歴代受賞作とノミネート作品一覧【2020〜2025年版】

これまでにどんな作品が受賞してきたのかを知ると、文学賞が「時代を映す鏡」だということが見えてくるんです。

ここでは、2020年から2025年までの主要な芥川賞・直木賞の受賞作とノミネート作品を一覧でご紹介していきますね。
「どの作品から読もうかな?」と迷っている方の参考にもなるはずです。

第173回(2025年上半期)のノミネートと受賞作

第173回(2025年上半期)の候補作や受賞結果について、さらに詳しく読みたい方はこちらをご覧ください。👉 「第173回 芥川賞・直木賞の候補作まとめ

第172回(2024年下半期)のノミネートと受賞結果

第172回(2024年下半期)の作品や選考の流れについては、こちらでわかりやすく紹介しています。
👉「第172回 芥川賞・直木賞の発表はいつ?

第171回(2024年上半期)の受賞作と注目ポイント

171回(2024年上半期)の注目作品や見どころを知りたい方は、こちらの記事をチェックしてみてくださいね。👉「第171回 芥川賞・直木賞の受賞作とノミネート一覧

2020年〜2023年の主要受賞作まとめ

ここ数年の受賞作をふり返ってみると、「時代の空気」が透けて見えるような気がするんです。
たとえばパンデミックの影響、ジェンダー問題、地方都市の暮らしなど──
社会との向き合い方が、文学を通して描かれているんですよね。

年・回芥川賞 受賞作(著者)直木賞 受賞作(著者)
2023年下半期
第170回
東京都同情塔(九段理江)ともぐい(河崎秋子)
八月の御所グラウンド(万城目学)
2023年上半期
第169回
ハンチバック(市川沙央)極楽征夷大将軍(垣根涼介)
木挽町のあだ討ち(永井紗耶子)
2022年下半期
第168回
この世の喜びよ(井戸川射子)
荒地の家族(佐藤厚志)
地図と拳(小川哲)
しろがねの葉(千早茜)
2022年上半期
第167回
おいしいごはんが食べられますように(高瀬隼子)夜に星を放つ(窪美澄)
2021年下半期
第166回
ブラックボックス(砂川文次)黒牢城(米澤穂信)
塞王の楯(今村翔吾)
2021年上半期
第165回
貝に続く場所にて(石沢麻依)
彼岸花が咲く島(李琴峰)
テスカトリポカ(佐藤究)
星落ちて、なお(澤田瞳子)
2020年下半期
第164回
推し、燃ゆ(宇佐見りん)心淋し川(西條奈加)
2020年上半期
第163回
首里の馬(高山羽根子)
破局(遠野遥)
少年と犬(馳星周)
芥川賞・直木賞受賞作品/2020年(163回)~2023年(第170回)

芥川賞・直木賞受賞作・ノミネート作を無料で読む方法|Kindle・Audible活用術

読みたい本があっても、すぐに買えないときってありますよね。
でも、芥川賞・直木賞の作品の中には、無料または定額で読める方法があるんです。
ここでは、KindleやAudibleを活用して、お得に受賞作を楽しむ方法をご紹介しますね。

Kindle Unlimitedで読める芥川賞・直木賞作品

最近では、受賞作の多くが電子書籍でも読めるようになっていて、なかでも「Kindle Unlimited」はとっても便利なんです。
月額の定額制で、対象の作品なら何冊でも読み放題

文学賞受賞作も続々とラインナップに加わっていますから、気になった作品を、すぐ手にとって読んでみることができるんです。

👉 詳しくはこちら:「Amazon Kindle Unlimitedの使い方・料金・解約方法を徹底解説!

Audibleで聴ける受賞作|文学の朗読体験

Audible

「目で読むのはちょっとしんどい…」そんなときは、Amazonの「Audible」で耳から文学を楽しむのもおすすめです。
プロのナレーターによる朗読は、まるで舞台を観ているような没入感があるんです。
通勤中や家事の合間に聴けるのも嬉しいポイント。
👉 ご案内はこちら:「Amazonオーディブル完全マニュアル【2025年版】

紙の本・電子書籍・オーディオブック…どれが合う?

読み方は人それぞれ。
「本をめくる感覚が好き」という方もいれば、「夜、目を休めながら聴きたい」という方もいらっしゃいますよね。
大切なのは、“自分に合ったスタイル”で作品にふれること。
無理せず、楽しめる方法を選んでくださいね。

はじめての人におすすめ!読みやすい芥川賞・直木賞の受賞作5選

芥川賞や直木賞の作品は「難しそう」と思われがちなんですが、実はストーリーに引き込まれる“読みやすい名作”もたくさんあるんです。
ここでは、初心者にもぴったりな、読みやすく心に残る5冊を、やさしくご紹介しますね。

芥川賞のおすすめ2冊|短くて深く、読みやすい作品を

はじめて芥川賞作品を読む方にとって、「重たそう」「難解そう」と感じることもあるかもしれません。でも、短めで読みやすく、それでいて心に深く残る作品もたくさんあるんです。

ここでは、そんな“読みやすくて響く”芥川賞の2冊をご紹介しますね。

推し、燃ゆ/宇佐美りん(第164回芥川賞/2020年)

「誰かを応援することって、こんなにも切なくて、あたたかい──」

そんな想いが、胸の奥からじんわり広がっていく一冊です。
宇佐美りんさんの『推し、燃ゆ』は、推しにすべてを捧げる少女・あかりのまっすぐな感情を描いた物語。

平易な文体だからこそ、彼女の孤独や葛藤がまっすぐ伝わってくるんですよね。

推しは背骨」という言葉に共感した方や、生きづらさを抱えながらも何かに夢中になったことのある方へ──この物語は、あなたの心にもそっと寄り添ってくれるはずです。

気負わずに読んでみてくださいね。

\\静かに、深く、響く本。//
\楽天ポイント4倍セール!/
楽天市場
\商品券4%還元!/
Yahooショッピング

コンビニ人間/村田沙耶香(第155回芥川賞/2016年)

「“普通”って、なんだろう?」──そんな問いが、ふと心に浮かんだことはありませんか?

村田沙耶香さんの『コンビニ人間』は、コンビニで18年間働き続ける女性の視点から、「ふつう」とは何かを問い直す物語なんです。

マニュアル通りに働くことで社会に適応してきた彼女の姿から、私たちが無意識に抱えている“当たり前”の価値観が、そっと浮かび上がってくるんですよね。

文体は淡々としていながらユーモアもあって読みやすいのに、読み終えたあとにじんと余韻が残る──そんな一冊です。

もし“普通”に息苦しさを感じたことがあるなら、この物語はきっとあなたの心にもやさしく響くはずです。
どうぞ、気負わず手に取ってみてくださいね。

\\“普通”を問い直す文学//
\楽天ポイント4倍セール!/
楽天市場
\商品券4%還元!/
Yahooショッピング

直木賞のおすすめ3冊|ストーリー性の高さでぐっと引き込まれる

直木賞作品は、「物語にぐっと引き込まれる」「感情移入しやすい」といった声が多いんです。特に初めて読む方には、テンポの良さ共感できるテーマがある作品がおすすめ。

ここでは、そんな“読みやすさ”と“面白さ”を兼ね備えた直木賞受賞作を3冊ご紹介しますね。

容疑者Xの献身/東野圭吾(第134回直木賞/2005年)

「人は、どこまで誰かのために犠牲になれるのか──」そんな問いに、そっと寄り添ってくれる一冊です。

東野圭吾さんの『容疑者Xの献身』は、愛する人を守るために“完全犯罪”を仕掛ける天才数学者・石神の静かな情熱を描いた物語

東京郊外の何気ない街を舞台に、彼の行動はやがて倫理や善悪の境界線すら揺るがせていきます。

文章はやさしくテンポも良いので、ミステリー初心者の方にもおすすめ

緻密なトリックの先にあるのは、切なくも鮮やかな愛のかたち──まさに“読みやすく、深く響く”作品なんです。

映画化も話題になったこの物語は、きっとあなたの心にも静かに残り続けるはず。

もし誰かのために何かを手放したことがあるなら、石神の“献身”が、あなた自身の想いと重なるかもしれません。

\\この献身、涙が止まらない//
\楽天ポイント4倍セール!/
楽天市場
\商品券4%還元!/
Yahooショッピング


4TEEN フォーティーン/石田衣良(第129回直木賞/2003年)

「もう一度、あの頃の自分に会いたい」──そんな想いが胸をかすめたこと、ありませんか?

石田衣良さんの『4TEEN』は、中学生4人の友情と葛藤を描いた青春連作短編集です。

東京・月島という下町を舞台に、恋や病気、死といった“人生の初めて”をまっすぐに受け止めていく少年たち

軽やかな短編形式と、読みやすく瑞々しい文体でスラスラ読めて、ふと懐かしい気持ちになるんですよね。

重たいテーマも、仲間との会話や行動にやさしく包まれていて、読後には静かな余韻が残ります

もし、あの頃の自分や仲間にもう一度会ってみたくなったら──この一冊を開いてみてください。

14歳のあなた”が、きっとそっと目を覚ましてくれるはずです。

\\人生ごと、引き込まれる。//
\楽天ポイント4倍セール!/
楽天市場
\商品券4%還元!/
Yahooショッピング


風に舞いあがるビニールシート/森絵都(第135回直木賞/2006年)

「譲れない“何か”のために、今日も私は生きている」──そんな気持ちに、そっと寄り添ってくれるのが、森絵都さんの直木賞受賞作『風に舞いあがるビニールシート』です。

UNHCR職員(国連難民高等弁務官事務所)や犬の保護活動に打ち込む主婦、仏像修復に情熱を注ぐ職人など、信念を貫こうとする人たちの短編が連なります。

どの作品にも、やさしさと力強さがあり、読んだあとに心がふっとあたたかくなるんですよね。
文章も平易で、登場人物の想いがまっすぐ心に届きます

「自分にとって本当に大切なものは何だろう?」そんな問いに静かに光を当ててくれる、やさしい物語です。

心がちょっと疲れたとき、自分の“譲れないもの”を思い出したくなったときに、そっと手に取ってみてくださいね。

\\物語の熱に触れて//

まとめ|芥川賞・直木賞は時代を映す鏡。まずは“いま”の物語から

文学賞というと、特別な人のためのものに思えるかもしれません。
でも、実はそこには、今を生きる私たちの感情悩みが映し出されているんです。

芥川賞や直木賞を通して、社会の変化や人の想いにふれたとき、本の中の誰かが、そっとあなたに語りかけてくれるような気がするんです。

もし、いま自分が何かに迷っていたり、もやもやとした感情を抱えていたりするなら、ノミネート作や受賞作のなかに、そっとヒントが隠れているかもしれません

まずは“いま”の物語から、手に取ってみてくださいね。
👉 最新情報はこちら:「第173回 芥川賞・直木賞の候補作まとめ

文学賞
スポンサーリンク
松風知里をフォローする
スポンサーリンク
このブログを書いている人

松風知里

 

本と心をつなぐ、言葉の案内人

松風知里

★大阪在住の読書ブロガー・まつかぜちりです

★年間100冊以上の読書と、年間3〜5本の執筆をライフワークにしています

Kindleで小説・読書術の本を出版しています

★読書によって感じたこと、心に残る言葉を丁寧に綴っています

★「読む・書く・つなぐ」をテーマに、やさしく心に届く読書体験をお届け中です

★古本のオンライン書店『柚香の森』を主宰し、心に響く文芸書のセレクトを行っています|覗いてみる

→毎週不定期でショップblogを更新中!
本好きさん大歓迎(*’▽’)

★X(Twitter)でもブログ情報を発信中@chiri_matsukaze

松風知里の詳しいプロフィール>>

 

タイトルとURLをコピーしました