乗代雄介のおすすめ小説5選と自身のブログが書籍化!サリンジャーから受けた影響もについてご紹介します。
「乗代雄介って、どんな作家なんだろう?」そんな風に思ったことはありませんか?
芥川賞候補作として注目を集める『二十四五』をはじめ、乗代雄介さんの作品には独特の静けさと温かさが詰まっています。
また、乗代雄介さん自身のブログが書籍化されたり、大きな影響を受けたサリンジャー作品を書き写したりと、ユニークな活動も魅力的です。
本記事では、乗代雄介さんのおすすめ小説や彼の歩みをわかりやすくご紹介。
KindleやAudibleでの電子書籍利用で、今すぐ乗代雄介さんの作品に出会える方法もお届けします。
気になる1冊を見つけて、その世界に触れてみませんか?
乗代雄介とは?
乗代雄介(のりしろ ゆうすけ)さんは、1986年北海道江別市に生まれ、東京都葛飾区に在住しています。
幼少期に練馬区に引っ越し、その後、法政大学社会学部メディア社会学科を卒業。
卒業後は学習塾で講師として働いていました。塾講師をしていた2015年、群像新人文学賞を受賞し、作家デビュー。
乗代雄介さんの創作活動は中学生時代に始まっています。当時ブログで作品を公開するようになり、高校ではお気に入りの本(サリンジャー、カフカなど)から抜粋した部分をノートに書き写していました。
大学時代には、2ちゃんねるでの投稿が小学館から単行本化された後、インターネットを活用して活動を広げ、作家として名を馳せたのです。
2015年群像新人文学賞を受賞し、芥川賞候補にも名を連ねるなど、着実に注目の作家として成長しているのです。
乗代雄介のおすすめ小説5選
乗代雄介さんのおすすめ小説5選のご紹介です。
この5作品のなかで読んでみたいと思える本があればチャレンジしてみてくださいね!
二十四五
乗代雄介さんの芥川賞候補作『二十四五』は、人生の分岐点で読書がもたらす力を考えさせられる、心に響く物語。
主人公が大叔父や田上という人物との対話を通じて、自分自身や読書の本当の意味を探る姿に、共感する読者も多いはずです。
文学好きならピンとくる、さまざまな作品への言及も楽しみどころです。
発売は2025年1月16日
Kindle版も気になったらぜひチェックを!
すぐ読める電子書籍で、その魅力に触れてみませんか?
◆第172回芥川賞候補作
※2025年1月16日発売
関連:>>芥川賞ノミネート作品や乗代雄介さんの『二十四五』も紹介!話題作をチェックし、次の注目作品を見逃さないで!
十七八より
乗代雄介さんのデビュー作『十七八より』、もうご存じですか?
群像新人文学賞を受賞したとき、乗代雄介さんの職業は塾講師でした。
デビュー作で、読みやすいので初めて乗代雄介さんを読む方にもおすすめしたい一冊です!
『十七八より』は、高校生の少女の日常を描いた青春小説で、叔母との会話や家族との焼肉、ちょっと不思議な出来事が描かれていて、読み終わる頃には心がそっと温まります。
独特な翻訳調の文体も新鮮で、まるで主人公の内面に寄り添うような読書体験ができるんです。
自分の青春時代を思い出したい方や、文学の味わい深さを感じたい方にぜひおすすめ。
気になったらKindleですぐ読んでみませんか?
◆2015年第58回群像新人文学賞受賞/デビュー
本物の読書家
乗代雄介さんの『本物の読書家』は、第40回野間文芸新人賞を受賞した、読書好きにはたまらない一冊です。
「本物の読書家」ってどんな人だろう?そんな問いをきっかけに、人生や真実を探る読書の魅力を描いています。大叔父と一緒に旅する中で川端康成の手紙の謎に迫る話や、大学での文学討論が織りなすストーリーが、まるで一緒にその場にいるような気持ちに。
本書は表題作『本物の読書家』と『未熟な同感者』という2編の中編小説が収録された作品です。
文学好きにも、ちょっと興味がある人にもおすすめです。電子書籍Kindleなら今すぐ読めますよ!
◆2018年第40回野間文芸新人賞受賞
旅する練習
乗代雄介さんの『旅する練習』は、2021年第164回芥川龍之介賞候補や三島由紀夫賞、坪田譲治文学賞を受賞した注目作です。
物語は、コロナ禍の春休みにサッカー少女・亜美と小説家の叔父が風景を描きながら旅を続ける話。旅と練習を通じて自己と向き合い、創作と身体性の関係を探求します。
亜美の日記と「私」の語りが交錯する構造は、新たな視点を与えてくれるはずです。
紙の本だけでなく、忙しい方には電子書籍KindleやAudibleでも簡単に手に入りますよ!
◆2021年第164回芥川龍之介賞候補/第34回三島由紀夫賞受賞/第37回坪田譲治文学賞受賞
それは誠
乗代雄介さんの『それは誠』は、修学旅行を舞台にした高校生たちの心の葛藤と絆を描いた作品。
主人公の佐田誠が仲間と一緒に秘密の冒険に挑みながら、自分の気持ちや他者との関わり方を少しずつ学んでいきます。
高校生活の一瞬を鮮やかに描き、読んでいると、自身の青春時代がふと蘇るかも知れません。
修学旅行の冒険を通じて描かれる心の成長や絆の大切さは、現在の自分にも通じるものがあるはず。
Kindleで今すぐ手に入れて、青春のひとときを楽しんでみてくださいね!
◆2023年169回芥川龍之介賞候補/第40回織田作之助賞受賞/2024年第74回芸術選奨文部科学大臣賞受賞
関連:>>芥川賞と直木賞の違いについて解説。両方の賞にノミネートされることは可能でも、同一作品が同時に両方の賞にノミネートされることはありません。
関連:>>「純文学」と「大衆文学」の違いと特徴を解説。これらのジャンルを見分けるポイントを紹介します。
ブログが書籍化されています
実は、乗代雄介さんの作家への道はブログから始まったのです。
乗代雄介さんが、デビュー前から15年以上にわたって書き続けてきたブログを自ら厳選し、大幅に改稿して2020年に書籍化しました。
約600篇の短編の中から67篇を選んだ『創作』、芸術や文学を巡る思索を綴った長編エッセイ『ワインディング・ノート』、そして書き下ろし小説『虫麻呂雑記』(140枚)も収められています。
※Kindleでは上・下巻の分冊版になっています
サリンジャーから受けた影響
高校時代、乗代雄介さんは読書で気に入った部分をノートに書き写す習慣を持つようになったのだそうです。
あるインタビューで乗代雄介さんは次のようにおっしゃっています。
「サリンジャーは書き手としての態度に最も共感し、憧れを抱いている。最初は文体に惹かれましたが、作家としてどうあるべきか、どう自分のために書くべきかを深く考えた結果、さらに魅力を感じるようになりました。」
サリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて』は登場人物の感情を深く描くことが特徴。
乗代雄介さんの作品も、登場人物の悩みや矛盾がよく描かれており、サリンジャーの作品に似た共感できる部分があるんじゃないかと感じます。
電子書籍とオーディオブックで簡単に手に入る!
乗代雄介さんの作品をすぐに読みたくなったあなたに、ぜひおすすめしたいのが電子書籍(Kindle)やオーディオブック(Audible)です。
電子書籍はどこにいても手に入れることができるし、いつでもどこでも読めるので、忙しい日常の中でも読書の時間を確保できるところが魅力なんです。
例えば、「Kindleで買えば、すぐに自分の手のひらで作品を楽しむことができるので、すぐにでもその世界に飛び込めます」
また、「Audibleでオーディオブックを聞けば、移動中でも作品の内容を聴きながら楽しむことができ、目と耳の両方で作品を感じることができます」
登録などはとっても簡単!
今すぐKindleやAudibleをダウンロードし、乗代雄介さんの魅力的な作品に触れてみましょう!
Kindle:>>乗代雄介さんのおすすめ小説を電子書籍で楽しむ方法を、初心者でも安心な登録から解約までわかりやすく解説します!
Audible:>>乗代雄介さんのおすすめ小説5選を、Audibleで耳から楽しむ方法を紹介!忙しい方にも最適な朗読サービスです。
まだ乗代雄介さんを読んでいないあなたも、彼の作品に触れてみることを強くおすすめします。
『二十四五』やその他の名作を読むことで、あなたもきっと乗代雄介さんの独自の世界観に引き込まれることだと思います。
興味がわいたら、ぜひ今すぐ乗代雄介さんの作品を手に取って、あなた自身の世界観を広げてみてください。
まとめ
乗代雄介のおすすめ小説5選と自身のブログが書籍化!サリンジャーから受けた影響について、以下の5つの事柄をご紹介しました。
- 乗代雄介とは?
- 乗代雄介のおすすめ小説5選
- ブログが書籍化されています
- サリンジャーから受けた影響
- 電子書籍とオーディオブックで簡単に手に入る!
乗代雄介さんの作品に触れ、その魅力に迫ってみてください。
あなたの新しいお気に入りの本がきっと見つかります。
また、KindleやAudibleを使って、すぐに作品を手に入れることができますよ!今すぐ手に取って、乗代雄介さんの素晴らしい世界を堪能してくださいね。