市街地ギャオの経歴とペンネームの由来は?デビュー作メメントラブドールの発売日についてご紹介します。
市街地ギャオさんは太宰治賞を受賞しました。
彼のペンネーム「市街地ギャオ」の由来や、デビュー作となる『メメントラブドール』は、繊細な感情の表現がとても魅力の作品なんですよね。
これを機会にもっと市街地ギャオさんを知ってくださいね。
市街地ギャオの経歴
- 1993年大阪府生まれ
- 大阪府在住
- 会社員(システム開発会社)(男の娘カフェでも働いているそうです)
- 2018年大阪文学学校へ入学
- メメントラブドールで第40回太宰治賞を受賞
インタビューの写真は透き通るような肌にブルーのパーカーが良く似合い、笑顔が素敵な作家さんです。
市街地ギャオの ペンネームの由来
「市街地ギャオ」というペンネームは、人々が行き交う市街地で思わず「ギャオ!」と叫びたくなるようなインパクトのある小説を書きたい、という思いから名付けられたそうです。
市街地ギャオの小説を書くきっかけ
きっかけは、高校の図書室で金原ひとみさんの『星へ落ちる』に出会ったこと。
それまでは、小説は数学のように勉強の一部だと思っていたそうです。でも、この本を読んだとき、心の中にある気持ちとすごく共鳴して、「これ、自分の気持ちだ!」って感じたんだそう。
小説は、自分が生きている世界の輪郭を言葉で表現したものなんだと気づき、その魅力に引き込まれました。
それ以来、市街地ギャオさんは小説を書いています。
メメントラブドール発売日
メメントラブドールは、2024年に市街地ギャオさんが発表し、第40回太宰治賞を受賞した小説です。この物語では、新宿で裏アカを持つ男子や男の娘キャスト、院卒の若手社員など、多様なキャラクターが自分を探す姿が描かれているんです。
平日は真面目に会社で働き、夜はカフェで「うたちょ」として活躍する忠岡が主人公。
忠岡の視点から、現代のネット文化や性的マイノリティの問題が繊細に表現されています。豊富なネット用語やスラングが散りばめられており、時代に合った新しい言葉が登場する魅力的なストーリー展開です。
本作品は市街地ギャオさんの独特な文体と現代のテーマが高く評価されていますので、楽しみながら現代社会を考えるきっかけになる一冊です。
◆筑摩書房より、2024年10月28日発売
関連:>>野間文芸新人賞は、新しい才能を発掘するための文学賞。毎年、注目の新人作家が選ばれ、その作品が一気に話題になります。
関連:>>市街地ギャオさんが受賞された太宰治賞。歴代の受賞作品には、人間の内面を描いた深いテーマや独自の視点を持った作品が多く、傾向として現代社会への洞察が見受けられるものが多いのが特徴です。
まとめ
市街地ギャオの経歴とペンネームの由来は?デビュー作メメントラブドールの発売日について、以下の4つの事柄をご紹介しました。
- 市街地ギャオの経歴
- 市街地ギャオの ペンネームの由来
- 市街地ギャオの小説を書くきっかけ
- デビュー作メメントラブドール発売日
市街地ギャオさんは、これからも積極的に執筆活動を続ける予定です。
現代的なテーマと独特な文体で、これからも読者を楽しませてくれることでしょう。
新作の発表が待ち遠しいですね!