本が好きな人は、たくさんの本を読むので、読んだ後、読み終わった本をどうするかを考えることがよくあります。
この記事では、読み終わった本を図書館に寄付を行う場合や断捨離を紹介します。
積読本も含めたらかなりの本があるよ!
ほんと、どうする?って思うときある。
僕もそうだよ。ズンズン溜まっていくよね!
読み終わった本はどうしてる?
読み終えた本、いらない本が目につき始めると、「何とかしないといけない」と考えるサインです。
みなさんはどうされているのでしょう。
大まかに4つのタイプに分けられると思いますのでご紹介してゆきます。
そのまま保管
その本に対する愛着や価値を感じているから保管しておきたいと考えるのです。
思い出や感情、知識や情報、コレクションとしての価値、将来の利用など、いろいろな理由から本を大切に保管したいと思っています。
友人に貸す
友人に貸す理由はさまざまです。
まず、感動や興奮を共有したいという気持ちから、本の内容を分かち合いたいと考えたり、良い本を広めたいという思いもあります。
さらに、本を貸すことで信頼関係が深まります。お互いに本を貸し借りすることで、新しい本に出会う機会も増えます。
寄付
社会貢献や有効活用したいという思いがあります。
寄付することで、他の人にも読書の楽しさや知識を提供し、社会に役立てたいと考えています。
自分が楽しんだ本を他の人に楽しんでもらいたいという感謝の気持ちや、断捨離の一環として心の整理をしたいという理由もあります。
売ります
読み終わった本を売りたい理由もいろいろです。
まず、お金に変えて新しい本を買う資金にしたいという経済的な理由や、本棚や部屋のスペースを有効に使いたいという理由から、本を売ることで部屋がスッキリします。
本を寄付するメリット
買取に出すメリット
寄付よりも他人に迷惑をかけることがない選択なら買取がよいでしょう。買取に出すメリットを紹介します。
不要な本をお金に換えられる
“不要な本を換金できる”ことです。高くは売れなくても、~数百円ほどになることもあります。
宅配買取を利用すれば、梱包してお店に発送するだけです。
始末するときの手間暇を省きたい人は宅配買取が適しています。
トラブルがなく本を始末できる
本を売ろうと考えた場合、たいていの人は “買取” か “個人の売買サイトで売る” かのどちらかを選びます。
個人売買サイトはとても便利なサービスですが、デメリットとして、すべて個人間でやり取りしなければいけないので、トラブルが起きやすい状況になりがちです。
買取であれば、専門業者が買取を担当してくれるため、ほとんどの場合トラブルは起こりません。
図書館に本を寄付する方法
図書館に寄付する場合の手順をご紹介します。
1. 事前準備
①寄付を受付ているか確認する
図書館に連絡し、本の寄付を行っているか確認します。
②寄付の条件を確認する
図書館によっては、寄贈する本の状態やジャンルに条件があることがあります。
2. 寄付の手順
①連絡先と寄付方法を確認する
図書館に連絡し、寄付の具体的な手順を教えてもらいます。持参するのか、郵送するのかも確認しましょう。
②本の状態をチェックし、きれいにする
寄贈する本が汚れていたり破れていたりしないか確認し、必要に応じてきれいにします。
③寄付する本を整理する
寄付する本を箱や袋にまとめ、図書館に持参するか、郵送します。
以上の手順を踏むことで、図書館に本を寄付することができます。
他の人があなたの本を読むことができるので、とても素敵なことです!
※因みに大阪市立図書館の寄付についての記載です。(リンクは大阪市立図書館に飛びます。)
その他の寄付先
図書館以外にも寄付できるところがありますので、ご紹介します。
幼稚園や保育園
児童向けの本や絵本がたくさんある場合は、幼稚園や保育園に訊ねてみましょう。
自分や自分の子どもが読んでいた本など、寄付には適していると思います。近頃は絵本の洋書も需要があるそうです。
児童養護施設
大きく分けて2つの方法があります。
- 直接施設に持ち込んで寄付する方法
- その施設を応援・支援しているNPO法人に寄付する方法
この場合も事前に連絡をして確認をしましょう。
地域のコミュニティセンターなど
お住まいの市区町村HPから寄付を確認できますので、ご活用ください!!
本を寄付する場合注意すること
本を寄付する場合、注意することをご紹介します。
寄付をする場合必ず相談する
寄付考えている場合は、必ず寄付先に相談することです。
寄付先の状況や環境により、寄付を受けていない場合もあります。迷惑にならないように前以て連絡をして確認しておきましょう。
突然本を持ち込む人がいますが、場合によっては迷惑になる恐れがありますのでご注意ください。
どのような本が必要か聞いておくとよいです。
寄付先によって必要な本の種類が違ってきます。必要な本を確認しておきましょう。
単に「本」を寄付するのではなく、その施設が求めている種類の本を送るようにすると、喜ばれます。
断捨離のポイント
断捨離のポイントをご紹介します。
本を手放すタイミング
定期的に本棚を見直しすると、 読み返す予定のない本を選別できます。
迷っているなら、手放さない方が良いでしょう。
一冊の本について沢山の理由が出てくるようなら、もう少し様子を見ましょう。
本棚に並べずに、『迷っている本』として箱に入れておいてもいいでしょう。
断捨離の方法
4つありますのでご紹介します。
リサイクル
読み終わった本をリサイクルする人は、他の人に役立てたい、家を整理整頓したい、環境を大切にしたい、罪悪感を軽減したい、そして社会に貢献したいといった気持ちがあります。
古紙リサイクルもそのうちのひとつです。
本を売る方法(古本屋、オンライン販売)
読み返す予定がない本は、捨てるのではなく、再利用することで環境に配慮したい人や、他の人に読んでもらいたいという気持ちがあります。
そんな方には近所の古本屋に持ち込んだり、オンラインで古本を販売しているお店で買い取ってもらうとよいでしょう。
知人や友人に譲る方法
友達から何かもらったり助けてもらったりしたときに、そのお礼として本を譲ったり、自分が読んでよかった本を通して、友達にも喜んでもらいたいという気持ちになることがあります。
しかし、この場合、知人・友人という関係性から、知っている相手ならではの礼儀として、なるべく状態の良い本である方が好ましいです。
自分で売る
フリーマーケットやバザーのように場所代がかかるけれど、読み終えた本を古本として出店して販売してみることもできます。
◆一箱古本市:段ボール一箱分の書籍(どんなジャンルでもOK)を持ち寄り、販売します。
お住いの地域で定期的に開催されていることもありますので、チェックしてみるのもいいですよ。
必ず場所代は確認してください!
◆一棚店主:一棚ごとに店主のいる共同書店です。本棚のひと棚を借りて、本を販売します。
自分の好きなタイミングで本を入れ替えたりできます。
基本、店番は順番制になっているので、自分が店番をする日があるかも知れませんね。一棚の金額は確認してください。
地域を絞ってインターネットで調べると大抵は出てきますので、やってみたいな!と思う方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
人との交流が楽しいです!
まとめ
むかし、本は財産だったのです。そういう価値観が普通だったころは、部屋に沢山の本が並んでいることが自慢でありました。
けれど、現代は電子書籍や読書アプリが主流になりつつありますが、やはり「紙の本」が好きなひとや、必要な人が居ます。
自分のライフスタイルによって、紙を選ぶか電子を選ぶか。はたまた、読み終えた本をどうするか?という悩みまで抱えるようになりました。
ひとつは定期的に断捨離を行うとよいですね。
衣替えをする時期にやるとか、季節の変わり目にやる、とか、決めておく。
その結果、いちばんのおすすめは罪悪感のない図書館への寄付だと思います。
私は過去に何冊か寄付した経験があるのですが、売ったり、資源ごみに出したりするよりは心が晴々としました。
なぜなら「本」にとって「本」の存在価値を示す場所に「いる」ことが一番だと感じたからです。
読み終わった本に対する最善の方法は、あなたにとってストレスのないものだと思います。