松永K三蔵の経歴!芥川賞受賞のバリ山行他もっと知りたい作家の魅力についてご紹介します。
松永K三蔵さんは「バリ山行」で芥川賞を受賞したことで、多くの人の心をつかんでいます。松永K三蔵さんの経歴は大学で文学を学びながら、さまざまな作品を生み出してきました。
松永K三蔵さんの書く文章は、日常の中の小さな気づきを大切にし、人間の深い部分に触れるような内容が魅力。
ぜひ松永K三蔵さんの作品を読んで、素敵な世界に浸ってみてくださいね!
芥川賞はこれまで私たちが知らなかった作家さんのことを知るいい機会だよね!
松永K三蔵さん、という名前だけではわからない良さっていうの?
そういうのがグングン伝わってくる感じがするよ
松永K三蔵の経歴
松永K三蔵の受賞歴・候補歴
松永K三蔵の代表作小説・エッセイ
これまでの代表作品として小説とエッセイをご紹介します。
カメオ
「群像」の編集後記では、
「不条理な可笑しみに彩られたデビュー作」となっていました。
主人公は犬を一時的に預かるハメになるのですが、犬を返す相手の親族に連絡がつかなくなり、犬を返せなくなります。
その犬の飼い主は主人公の工事現場の隣に住む人。しかし、男は亡くなります。男が被っていたヘルメットに「亀夫(カメオ)」と言う名前が書いてある。
だから主人公は犬にカメオと名付けます。
亀夫の親族に連絡もつかず、このまま主人公のペット不可マンションに飼っておくわけにもいかず。
だから、犬を捨てたいが、捨てられないという主人公の葛藤。
まさに不条理な可笑しみに始終ハラハラする物語です。
◆『群像』2021年7月号掲載(現在取扱いがございません)
◆第64回群像新人文学賞優秀賞「カメオ」でデビュー
バリ山行
松永K三蔵の純文学が、ちょっと変わった山岳小説を楽しませてくれます。
主人公の波多は、新田テック建装に転職して2年。普段は社内の人付き合いを避けていましたが、同僚に誘われて六甲山登山に参加することに。これがきっかけで、登山部に参加することになり、少しずつ仲間との親睦を深めていきます。
そんな中、孤独なベテラン社員・妻鹿が、難易度の高い「バリ山行」に挑んでいることを知ります。波多は妻鹿の生き様に心を惹かれ、自身の不安を打破したいと思い、彼女と一緒に登ることに。
日常のストレスや人間関係を背景に、リアルな登山体験が描かれていて、まるで自分も冒険しているような感覚になりますよ!
◆第171回芥川賞受賞作品
◆『群像』2024年3月号
文学のトゲ
◆『群像』2023年6月号エッセイ「文学のトゲ」掲載
わたしの街の谷崎潤一郎
エッセイです。
松永K三蔵さんのプロフィールとなるような内容でした。
ご両親はともに関東の方で、関西には何の所縁もないそうです。
自身のお母様は谷崎潤一郎の愛読者だったという。
九州に単身赴任していたお父様を訪ねたお母様は、自宅のある関東に帰る途中の芦屋で、かつて谷崎が愛した白い砂浜と青い松林の続く海岸に胸をうたれ、「ここに住みたい」と言い出す。
そんなお母様に引き摺られるようにお父様は、阪神間に移り住みました。
そうしてここが彼の地元になったそうです。
松永K三蔵さんご自身の愛読書
中央公論.jpより≪連載≫『私の好きな中公文庫』第27回
細雪(全)
大阪船場の蒔岡家には、個性豊かな四人姉妹がいます。長女の鶴子、次女の幸子、三女の雪子、そして自由奔放な四女の妙子。雪子は結婚に悩み、妙子は過去の恋の影を抱えているのです。
そんな中、幸子は家族の期待に応えようと奮闘中。でも、姉妹それぞれの恋や葛藤が交差し、楽しいけれど少し切ない物語が繰り広げられます。
姉妹の絆と成長が楽しめる一冊!
痴人の愛
主人公・河合譲治は、独身のまじめな電気技師です。ある日、若い美少女ナオミと出会い、最初は友達のように暮らすことになりました。でも、ナオミの自由な性格に翻弄され、嫉妬心が芽生えてきます。ナオミは別の男性とも関係を持ち、譲治は彼女を追い出してしまうけれど、やっぱり彼女が恋しいという想いが募ります。
彼女の魅力に抗えず、譲治はついに彼女に降伏します。そこで二人は新しい生活を始める、というストーリーですが、その後が気になりますよね。ぜひ、読んでみてください。
陰翳礼讃
谷崎潤一郎の『陰翳礼讃』は、古き良き日本の美を称賛するエッセイです。
彼は、当時の欧米化に対する「損」の意識を語り、電灯がなかった時代の日本人の感性や風雅について考察しています。和の美しさを見直すこの作品は、現代にも響く深いメッセージがあり、心が豊かになります!ぜひ、ゆったりした気持ちで読んでみてください。
関連:>>谷崎潤一郎の代表作や作品の特徴のご紹介!谷崎を読む順番も
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『群像』2023年10月号 文一の本棚
エッセイです。
群像2023年6月号からはじまった連載書評「文一の本棚」に松永K三蔵さんが選んだ本です。
「講談社文芸文庫」から出版された本の中から、思い入れのある一冊を選んで書評エッセイを書くという趣旨の物だそうです。
◆文一の本棚 道籏泰三編『昭和期デカダン短篇集』『群像』2023年10月号
関連:>>芥川賞と直木賞はどっがすごいでしょうか?そもそもの違いと両方ノミネートできるのか、ということについても調査しました。
松永K三蔵を電子書籍Kindleでお得に読む方法
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まとめ
松永K三蔵の経歴!芥川賞受賞のバリ山行他もっと知りたい作家の魅力について、以下の5つの事柄をご紹介しました。
- 松永K三蔵の経歴
- 松永K三蔵の受賞歴・候補歴
- 松永K三蔵の代表作小説・エッセイ
- 松永K三蔵さんご自身の愛読書
- 松永K三蔵を電子書籍Kindleでお得に読む方法
読んでオモロイ純文学を書こう!という松永K三蔵さん。
芥川賞候補となった素晴らしい作品をこの機会に読んでみてはいかがでしょうか?