吉川トリコさんの作品には、
「ふつう」とされる生き方から少しはみ出した人たちの、切実で、どこかユーモラスな息づかいがあります。
『余命一年、男をかう』で吉川トリコさんを知った方もいれば、
『グッモーエビアン!』や『マリー・アントワネットの日記』シリーズから入った方もいるかもしれません。
この記事では、吉川トリコさんの夫や出身高校・大学、経歴について、現在確認できる情報をもとにやさしく整理します。
あわせて、『余命一年、男をかう』の文庫化・漫画化・Netflix映画化情報、そして近年の新刊『小説のように家を建てる』や、2026年に文庫化された『あわのまにまに』についても紹介しますね。
吉川トリコさんの夫はどんな人?
吉川トリコさんは、インタビューなどで「夫」について触れていることがあります。
たとえば、2026年刊行のエッセイ『小説のように家を建てる』は、吉川トリコさんが夫婦で一軒家を建てるまでを綴った一冊として紹介されています。
ただし、夫の名前や職業など、詳しい個人情報は公には大きく出ていないようです。
作品の中にも、結婚や家族、ひとりで生きること、誰かと暮らすことへのまなざしがよく出てきますよね。
『余命一年、男をかう』のように、人生の終わりを意識した女性が思いがけない出会いを通して自分の生き方を見つめ直していく物語にも、吉川さんらしい「関係性の揺らぎ」が感じられます。
吉川トリコさんの出身高校は公表されている?

吉川トリコさんの出身高校については、現在確認できる公的プロフィールや出版社情報では、はっきりした学校名は見つかりませんでした。
吉川トリコさんの出身高校を調べる方もいるようですが、無理に学校名を断定しない方が安心です。
一方で、吉川トリコさんは静岡県出身で、その後、愛知淑徳短期大学文芸学科を卒業していることが紹介されています。
高校名は未公表でも、学生時代から物語や表現に近い場所にいたことは、後の作家活動にもつながっているのかもしれませんね。
吉川トリコさんの大学は愛知淑徳短期大学

吉川トリコさんは、愛知淑徳短期大学文芸学科を卒業しています。
愛知淑徳大学の創作表現専攻のページでも、吉川トリコさんは「愛知淑徳短期大学文芸学科卒業。在学中は清水良典ゼミで学ぶ」と紹介されています。
文芸を学ぶ環境の中で、小説を書くことや読むことに深く向き合っていたのだと思うと、作品の芯にある言葉の確かさにも納得します。
吉川トリコさんの作品は、軽やかに読めるのに、ふとした一文が胸に残るんですよね。
それは、物語をただ面白くするだけではなく、人の心の奥にある痛みや違和感を、きちんと見つめているからかもしれません。
吉川トリコさんの経歴プロフィール

吉川トリコさんは、1977年静岡県生まれの作家です。
2004年、「ねむりひめ」で新潮社「女による女のためのR-18文学賞」の大賞と読者賞を受賞し、同年、短編集『しゃぼん』でデビューしました。
その後、『グッモーエビアン!』『戦場のガールズライフ』『少女病』『マリー・アントワネットの日記』シリーズ、『余命一年、男をかう』など、さまざまな作品を発表しています。
『グッモーエビアン!』はドラマ化・映画化され、『戦場のガールズライフ』もドラマ化されています。
また、2021年にはエッセイ「流産あるあるすごく言いたい」でPEPジャーナリズム大賞オピニオン部門を受賞。
同じく『余命一年、男をかう』では第28回島清恋愛文学賞を受賞し、2022年には第35回山本周五郎賞候補にもなりました。
吉川トリコさんの作品は、恋愛や家族を描きながらも、ただ甘いだけではありません。
生きづらさ、年齢、身体、世間の目、働くこと、暮らすこと。
そういう日々の現実を抱えたまま、それでも自分の人生を選んでいく人たちが描かれているんです。
『余命一年、男をかう』とは?文庫化・漫画化・Netflix映画化も
吉川トリコさんの代表作として、近年とくに注目されているのが『余命一年、男をかう』です。
主人公は、節約をしながら堅実に生きてきた40歳の女性・片倉唯。
がん宣告を受けたことをきっかけに、貯めてきたお金を偶然出会ったホストに貸すことで、人生が大きく動き出します。
講談社の漫画誌「Kiss」公式サイトでは、コミカライズ版について「泣いて笑えるハートフルラブストーリー」と紹介されています。
漫画版は志真てら子さん作画で、全3巻完結として配信されています。
さらに、Netflix映画『余命一年、男をかう』として、柴咲コウさん、赤楚衛二さんのW主演で2026年に世界独占配信予定であることもNetflix公式で発表されています。
小説でじっくり味わうのもよし。
漫画でテンポよく読むのもよし。
映像化前に原作を読んでおくと、主人公・唯の心の変化がより深く入ってくると思います。
吉川トリコさんの最新刊・近刊情報
吉川トリコさんの近年の新刊・文庫化作品として、特に入れておきたいのが次の2冊です。
小説のように家を建てる
『小説のように家を建てる』は、2025年10月22日に光文社から刊行されたエッセイです。
小説家である吉川トリコさんが、夫婦で一軒家を建てるまでの過程を綴った一冊。
家を建てるというテーマでありながら、単なる住宅エッセイではなく、
「自分はどこで、どんなふうに生きていきたいのか」
という人生の選び方にもつながっている本だと思います。
吉川トリコさんの暮らし方や考え方に触れたい方には、とても相性のいい一冊です。
あわのまにまに(文庫版)
『あわのまにまに』は、2026年2月25日に角川文庫から文庫版が発売されています。
2029年から1979年へ、10年ごとに時代を遡りながら、ある家族の秘密が少しずつ明かされていく「逆クロニクル・サスペンス」です。
家族とは何か。
血縁とは何か。
「ふつう」と呼ばれるものの外側で、人はどう生きていくのか。
そうした問いが好きな方には、きっと刺さる作品です。
文庫化されて手に取りやすくなったので、吉川トリコさんの小説をこれから読みたい方にもおすすめしやすい一冊ですね。
吉川トリコ作品を読むならAmazon・Kindleも便利

吉川トリコさんの作品は、小説、文庫、漫画、エッセイと幅広いので、紙の本だけでなくKindle版で探すのも便利です。
とくに『余命一年、男をかう』のように、小説版と漫画版がある作品は、Amazonでまとめて確認できると選びやすいんですよね。
「まずは試し読みしてみたい」
「文庫で読みたい」
「漫画版から入りたい」
「映像化前に原作を読んでおきたい」
そんなふうに、読み方を選べるのが電子書籍のいいところです。
Kindle Unlimitedの対象作品は時期によって変わるため、購入前にAmazonの商品ページで確認するのがおすすめです。
Kindle Unlimitedの料金や使い方が気になる方は、こちらの記事で詳しくまとめています。▶Amazon Kindle Unlimitedとは?料金・解約・使い方を初心者向けに解説
また、Prime Readingとの違いやAudibleとの使い分けも知りたい方はこちらをどうぞ。
▶Kindle Unlimitedの料金はプライム会員特典とどう違う?オーディブルとの違いも解説
まとめ|吉川トリコさんは“ふつう”の外側を描く作家
吉川トリコさんは、1977年静岡県生まれ。
愛知淑徳短期大学文芸学科を卒業し、2004年に「ねむりひめ」で文学賞を受賞してデビューした作家です。
出身高校については、現在の公表情報では確認できませんでした。
夫についても、名前や職業などの詳しい情報は公表されていませんが、『小説のように家を建てる』などから、夫婦での暮らしや家づくりについて書かれていることがわかります。
代表作『余命一年、男をかう』は、文庫化・漫画化に加え、Netflix映画化も発表され、これからさらに注目されそうです。
吉川トリコさんの作品には、
「ちゃんと生きなきゃ」
「こうあるべき」
という思い込みから、少しずつ自由になっていく力があります。
人生に迷うとき。
これまでの自分を少し変えてみたくなったとき。
吉川トリコさんの物語は、思いがけない角度から心をほどいてくれるかもしれません。
まずは話題作『余命一年、男をかう』から。
暮らしや作家自身のまなざしに触れたい方は、『小説のように家を建てる』から。
気になる一冊を、今の自分に合う形で手に取ってみてくださいね。


