こんにちは、松風知里です。
読書ノート、気になってはいるけど「何を書けばいいの?」「面倒そう…」と、はじめの一歩がなかなか踏み出せない方も多いかもしれませんね。
でも実は、読書ノートの書き方は思っているよりずっと簡単でOK。
ちょっとしたメモでも、本の世界がぐっと身近になるのです。
この記事では、続けやすくて、自分の読書がもっと深まる読書ノートの書き方やアイデアをご紹介します。
読み終わるころにはきっと、「私も書いてみようかな」と感じていただけるはずです🍀
読書ノートの書き方は簡単でOK!3つのメリット

読書ノートって難しそう…と思っていませんか?
でも実は、読書ノートの書き方はとても簡単なんです。
決まったルールもありませんし、誰かに見せるものでもないからこそ、自由に自分の言葉で書いて大丈夫。
ここでは、読書ノートをつけることで得られる、主なメリットを3つご紹介しますね。
① 思考が整理される
読んだ本の内容を「書いてみる」ことで、自然と思考が整理されていきます。
ただ頭で考えているだけでは流れてしまう感情や気づきも、文字にするとしっかり残ります。
② 記憶に残りやすくなる
「書く」ことは「読む」だけよりも、記憶の定着に役立ちます。
とくに、自分の言葉で要点を書いたり、気になったセリフを抜き書きしたりすると、 本の内容が自分の中に残りやすくなります。
③ 自分の言葉で語れるようになる
ノートに残したことは、やがて自分の知識になります。
誰かと話すとき、「あの本で読んだことがある」と自然に思い出せたり、 文章を書くときにも、引き出しのように言葉が簡単に浮かんでくるようになりますよ。
松風知里の読書ノート実例|簡単に、でも確かに役立つ記録法
実際に私が使っている読書ノートはこちらです👇
人に見せるためではなく、自分のために書いているので見た目はとってもラフ。でも、簡単だから自分にはいちばん使いやすい大切なノートです。


私自身も、長く読書ノートを書いています。 …といっても、決してきれいなノートではありません。書き方も自由で、 人に見せる前提ではなく、自分のために簡単にメモを残しているだけなんですよね。
ノートには、たとえばこんなことを簡単に書いています:
- 「何ページにどんなことが書いてあったか」
- 「読めなかった漢字の意味や読み方」
- 「そのときに感じたこと、思ったこと」
たとえば──
- 「『承』のパートが一番難しい」(p.72)物語の中で一番重要なこと
- 「呻吟(しんぎん)」という漢字の意味を調べて、「苦しんでうめくこと」と理解した(p.91)
- 「この比喩表現が面白い!」と思って書き留めた(p.52)
ページ数を書いておくと、「あの言葉、どこだったかな?」と後から見返しやすくて本当に便利。
人との会話で本の話題が出たときに自然に話せるようになったし、 文章を書くときの表現も、すっと浮かびやすくなりました。
読書ノートの書き方は、かっこよくなくても大丈夫。簡単でいいんです。 自分があとで読んで分かれば、それで十分なんですよね。
読書ノートの簡単な書き方と続けるコツ

ではここからは、読書ノートを簡単に、そして続けやすくするための書き方をご紹介します。
形式は自由!ルールに縛られないことがポイント
読書ノートに「正しい書き方」はありません。
箇条書きでも、思ったことをつらつら書いてOK。
使うノートやペンも、おうちにあるもので大丈夫。
まずは「自由に書いてみよう」と思うことが何よりのスタートです。
書く内容は「気になったこと」だけで十分
すべてをまとめようとしなくて大丈夫。
印象に残った言葉や場面、感情の動きなど、自分の心が「ちょっと動いたところ」だけを簡単にメモすればOK。
それだけでも、あなたらしい、オリジナル読書ノートになりますよ。
自分に合ったスタイルを選ぶ+習慣化のヒント
紙のノート、メモ帳アプリ、手帳の片隅でもOK。 書きやすい・続けやすいスタイルを見つけるのも楽しみのひとつです。
さらに続けやすくするには:
- 寝る前の5分だけ書く
- 読み終えたらすぐに数行だけメモする
- 書くのが面倒な日は、付箋に一言だけ書いて貼る
無理なく、気楽に続けてみてくださいね。
👉 アプリ派の方はこちらもおすすめ:読書記録どうしてる?無料アプリ4選
読書ノートとデジタルを連携!Kindle・Audibleの活用法

読書ノートを紙で始めてみて、「もっと手軽に読みたい」「移動中でも記録を残したい」と感じたら、 KindleやAudibleを組み合わせるのがおすすめです。
Kindleで効率的にメモ&ハイライト
Kindleでは、気になる箇所に簡単にハイライトをつけたり、メモを残したりすることができます。
そのメモはあとでスマホやPCからも確認できるので、読書ノートに転記したいときにもとても便利です。
さらに、Kindleでハイライトした内容を後から紙のノートにまとめ直すことで、記憶がより深く定着します。
Kindleを使えば、読書中の気づきをすぐに残せる便利な機能がたくさんあります。
機種によっても特徴が異なるので、選び方に迷ったらこちらの記事もぜひ。
👉 Kindleリーダーの種類と選び方|Paperwhiteの特徴も詳しく解説
Audibleで耳から読書&後で書き残す
Audibleは、聴きながら感じたことを音声メモにしたり、あとでノートにまとめたりできるのが魅力。 料理中や通勤時間など、すき間時間を活用して“耳で読む”ことができます。
「声で聴いた言葉」は、心にストレートに届きやすく、深い気づきにもつながるのが特徴です。
読書ノートはあなたの言葉で残す“心の記録” まとめ
読書ノートの書き方は、ほんとうに簡単でOK。
整っていなくても、誰かに見せなくても、「あなたの感じたこと」が残ることに大きな意味があります。
まずは今日読んだ1ページから。 感じたことを、ほんの一言でもいいので、ノートにそっと残してみてください。
その積み重ねが、読書を“自分の言葉”に変える力になっていきますよ。
PS:読書ノートと相性のいい読書スタイル、ちょっと試してみませんか?
ちなみに、私が最近よく使っているのが Kindle Paperwhite です。
紙のように読みやすく、気になった箇所に簡単にハイライトをつけられるので、読書ノートとの相性も抜群。 目が疲れにくいので、夜の読書タイムにもぴったりなんです。
また、忙しい日には Audible(オーディブル) で“耳から読書”も楽しんでいます。 聴きながらメモを取るだけでも、立派な読書ノートになりますよ。
小さな一歩から、読書の世界がもっと広がっていきますように──。