原田マハの新刊予定は?2024年の最新刊『板上に咲く』や美術小説のおすすめ本と読む順番についてご紹介します。
原田マハさんの作品は美術に対する独自の視点が光るものばかりですよね。
これまでの作品と新刊を組み合わせたおすすめの読み順を提案しながら、原田マハさんの魅力を再発見してみましょう。
新しい物語がどんな感動をもたらしてくれるのか、期待が高まります。ぜひ一緒に楽しみましょう!
原田マハのプロフィール
- 原田マハ(はらだ・まは)
- 1962年東京生まれ
- 関西学院大学文学部
- 早稲田大学第二文学部卒業
原田マハの2024年の最新刊
原田マハさんの2024年の新刊『板上に咲く』が泉鏡花文学賞を受賞されましたね!
『板上に咲く』は美術をテーマにした小説で、深い感情と魅力的なキャラクターが描かれています。
板上に咲く
青森出身の画家、棟方志功が「世界のムナカタ」として知られるようになるまでを、妻チヤの視点から描いた素敵な物語。夫婦の絆が美しく、派手な展開はないけれど、棟方の情熱が伝わってくる熱い小説です。
1924年、若き棟方はゴッホに憧れ上京するけど、師もお金もなく、視力の問題にも悩まされる。そんな中、彼は木版画に可能性を見出し、道を切り開いていく。
40年以上彼を支えたチヤの目線から、棟方の試練と栄光が語られ、国や時代を超えて愛されるアートの真実に迫る感動の物語なのでぜひ読んでみてくださいね。
◆第52回泉鏡花文学賞受賞作品
関連:>>泉鏡花文学賞は、ちょっと不思議で美しい物語が選ばれる文学賞ですよね。この世界観を好きな方も多いと思います。
原田マハの美術小説のおすすめ
原田マハさんの美術小説には、以下のような作品がありますので、おすすめをご紹介しますね。
楽園のカンヴァス
アンリ・ルソーの名画を巡るアートミステリー
ニューヨーク近代美術館のキュレーター、ティム・ブラウンはスイスの大邸宅でルソーの名作「夢」に似た絵を発見します。持ち主は真贋を判定した者に絵を譲ると告げ、手がかりとなる古書を提供。ティムは日本人研究者・早川織絵と競い合いながら、7日間で謎を解くことに挑みます。
崇高な芸術作品のようなミステリーで、アートを通じて世界を理解し愛することの大切さが描かれています。ロマンスも散りばめられた、心に沁みる物語です。
- 第25回山本周五郎賞受賞作品
- 第147回直木賞候補作品
- 第10回本屋大賞第3位
- 雑誌「ダ・ヴィンチ」プラチナ本 OF THE YEAR 2012受賞作品
- 王様のブランチBOOKアワード2012大賞受賞作品
たゆたえども沈まず
19世紀末のパリ、美術界で活躍する画商・林忠正と助手の重吉は、浮世絵を売り込む中でゴッホと出会います。日本に憧れている無名画家であるゴッホと、彼を支える兄テオとの友情が描かれ、彼らの出会いが「世界を変える一枚」を生む物語です。
史実と創作が織り交ぜられたアートフィクションで、没入感が高く、2組のバディの共振が魅力的に描かれています。
リボルバー
ゴッホの自殺の謎に迫る長編小説
高遠冴(たかとおさえ)はパリ大学で美術史修士号を取得しており、小さなオークション会社CDCで働いています。彼女は高額な絵画取引を夢見ていましたが、ある日、ゴッホの自殺に使われたとされる錆びたリボルバーが持ち込まれます。
このリボルバーをきっかけに、ゴッホの死の真相に迫る物語が展開されます。
ゴッホは本当に自殺したのか、それとも殺されたのか?史実と創作が交錯する、孤高の画家たちの真実の物語です。
ジヴェルニーの食卓
モネの庭を舞台にした物語
印象派の画家たちがまだ評価されていなかった時代から、クロード・モネの愛情に満ちた生活を描いた物語です。
特に最後のモネの章が印象的で、幸せに包まれたモネ家の様子や、クレマンソーとの微笑ましいやり取りが心温まります。料理の香りまで伝わってくる描写も魅力的です。
初心者にも入りやすく、画家の生活や人柄が絵画と結びつく素晴らしい作品なので、ぜひ一度手に取ってみてください。
暗幕のゲルニカ
ピカソの「ゲルニカ」をテーマにした作品
ピカソの名作「ゲルニカ」を巡る陰謀に巻き込まれたMoMAのキュレーター、八神瑤子。国連本部で「ゲルニカ」のタペストリーが突然消え、その謎を追う中、ピカソがスペイン内戦下に描いた作品に込めた想いが浮かび上がる。
過去の写真家ドラ・マールとの物語が交錯し、一つの真実に辿り着くアートサスペンスです。
臨場感あふれる描写と美しい言葉に引き込まれ、日常を忘れて物語の世界に浸れる魅力がある作品です。
◆第155回直木賞候補作品
原田マハのおすすめの読む順番
原田マハの作品は、美術に詳しくない方でも楽しめるものがたくさんあります。次の作品は特におすすめで、以下の順番で読むことをおすすめします!
この順番で読むと、原田マハさんのいろんな作風を少しずつ楽しめます。
どの作品もそれぞれの魅力があって、きっと楽しいと思うので、ぜひ試してみてくださいね!
①カフーを待ちわびて
沖縄の小さな島を舞台にしたラブストーリーで、美術の要素は少なめなので、純粋な恋愛の物語として楽しめます。
原田マハの作風に親しむには、ぴったりのスタートだと思います。リラックスして読んでみてくださいね。
◆第1回日本ラブストーリー大賞受賞作品
②本日は、お日柄もよく
スピーチライターを主人公にしたお話で、言葉の力や人間関係の温かさが素敵に描かれています。
気軽に楽しめる内容となっており、感動的なストーリーがとても魅力的なので、ぜひ読んでみてくださいね。
③ジヴェルニーの食卓
最後の三冊目のラストに読むのにちょうどよい物語です。美術に関する短編集ですが、楽しく読むことができるので、原田マハの美術への深い愛情や知識が感じられる作品となっています。
特に、モネの庭を舞台にした美しい風景描写と心温まるストーリーが魅力的なので、ぜひ読んでみてくださいね。
◆第149回直木賞候補作品
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まとめ
原田マハの新刊予定は?2024年の最新刊『板上に咲く』や美術小説のおすすめ本と読む順番について、以下の5つの事柄をご紹介しました。
- 原田マハのプロフィール
- 原田マハの2024年の最新刊
- 原田マハの美術小説のおすすめ
- 原田マハのおすすめ本の読む順番
- 原田マハを電子書籍Kindleでお得に読む方法
原田マハさんのこれからの作品も、美術と人間ドラマが融合した感動的なものを期待しています。彼女の作品は、美術への深い知識や情熱、人間関係の温かさが魅力ですよね。
次回作がどんなテーマになるか、楽しみで仕方ありません!きっと素敵な感動を与えてくれると思います。