吉田修一は結婚してるのかどうか気になります。なんといってもイケメンで高身長なので、ファンとしては最も気になる部分でもあります。
また高級マンションに移り住んだそうですが、どんな生活なのでしょう。
数々の受賞作も魅力的です。今回の記事ではそんな気になるところをご紹介していきます。
吉田修一の出身や学歴
吉田 修一(よしだ しゅういち)
吉田修一はイケメンで高身長?
吉田修一の結婚願望は?
吉田修一の高級マンション生活は?
吉田修一の腕時計のブランドは?
腕時計はフェルディナント・アドルフ・ランゲ。
彼の生誕200周年である2015年発表の「1815“F.A.ランゲ生誕200周年エディション”」が吉田さんお気に入りの1本です。
けれど、この時計を着ける機会はほぼないそうです。
吉田修一のお気に入りの三冊
吉田修一のお気に入りの三冊をご紹介します。
ポルトガルの海
ここ日本では知っている人が少ないフェルナンド・ペソアの詩を多くの人に伝えたいと願う、翻訳者の池上岑夫氏の思いが伝わってくるような詩集です。
抒情詩なので難しいかなと思う反面、詩を好きな人には高評価です。
ヴェネツィア・水の迷宮の夢
ヨシフ・ブロツキイの書く作品は美しすぎて、夜中の静かなときに読むのが良いみたいです。
オアシス
文藝賞受賞作品です。自転車が盗まれたことを書いています。そのことから引き起こされる家族というしがらみという問題。しかし、一番大事な事件は自転車を盗まれたことなんです。
吉田修一の作家としての経歴は?
1996年「Water」で第82回文學界新人賞候補デビュー。
映画化された作品も多く、現在は芥川賞選考委員です。
2018年度芸術選奨、文部科学大臣賞を受賞しました。
2002年 「純文学」と「大衆文学」の両文学賞を受賞したことは大変稀有なことです。
- 『パレード』 第15回山本周五郎賞受賞(大衆文学)
- 「パーク・ライフ」 第127回芥川龍之介賞受賞(純文学)
文学賞受賞・候補作品
これまでの文学賞受賞作品、候補作品のご紹介です。
最後の息子
自分を突き詰めていく「最後の息子」
地元長崎を舞台にした短篇「破片」
長崎の高校水泳部員たちの青春を描く「Water」
が収録されています。
・1996年 『Water』第82回文學界新人賞候補
・1997年『最後の息子』第84回文學界新人賞受賞
・1998年『破片』第118回芥川龍之介賞候補
『最後の息子』 第117回芥川龍之介賞候補
熱帯魚
『熱帯魚』『グリンピース』『突風』の三部で構成。
作品そのものに関連性はないけれど、本作は文章が読みやすく題名の魚が水中を泳ぐように話が進みます。
・2000年『突風』第122回芥川龍之介賞候補
・2001年『熱帯魚』第124回芥川龍之介賞候補
『熱帯魚』第23回野間文芸新人賞候補
パレード
5人の若者が、あるマンションで共同生活する中で、ひとりひとりが日常生活を淡々と語る話。
いきなり終わるラストの感想が人ぞれぞれなのが作品を面白くさせています。
・2002年『パレード』第15回山本周五郎賞受賞
パーク・ライフ
日比谷公園を舞台に、男女の微妙な距離感を描いています。日比谷公園をご存知の方は自分が今、公園にいるような気になります。
もう一作は、東京で新生活をはじめた夫婦が、職場の先輩に振り回されてしまう「flowers」を収録。
・2002年 『パーク・ライフ』第127回芥川龍之介賞受賞
悪人
誰一人幸せな人はいなくて胸が苦しくなりますが、結局、誰が「悪人」だったのだろうと思います。
小説、映画ともに堪能できる作品です。
・2007年『悪人』第61回毎日出版文化賞受賞
『悪人』第34回大佛次郎賞受賞
・2008年 『悪人』第5回本屋大賞候補
横道世之介
思わず主人公の世之介に会いに行きたくなるような物語です。
九州から東京に上京し、大学生活を送ります。友達、恋、写真、いろんなことのある青春です。写真は大きなポイントです。
・2010年『横道世之介』第7回本屋大賞候補
『横道世之介』第23回柴田錬三郎賞受賞
怒り
映画を観ていなくても、映像が浮かぶ作品です。
小説の方が細かい描写があり、観るより読むほうが楽しめる方もいるかも知れません。
・2015年『怒り』第12回本屋大賞候補
国宝
純文学の芥川賞作家がここまでのエンタメを書けるのはすごいとしか言えません。
主人公は、任侠の一門に生まれながらも歌舞伎の世界に飛び込んで芝居に突き進む。芝居への夢を追っていく姿を描いています。
上下巻ありますが、ズンズン引き込まれていきます。ぜひ、堪能してください。
2025年映画が公開されます。
・2019年『国宝』第69回芸術選奨文部科学大臣賞受賞
『国宝』第14回中央公論文芸賞受賞
ミス・サンシャイン
なさそうでアリ、ありそうでナイ恋愛ですが、女性が80歳、男性が大学院生と聞くと本当かな?と思います。
でも、ここではアリなんですね。
迫ってくる時間が若い人とは違いますけれど、作中の二人は同じなんです。
恋愛文学の最高峰、島清恋愛文学賞受賞作ならでは、です。
・2023年『ミス・サンシャイン』第29回島清恋愛文学賞受賞
今回ご紹介した吉田修一さんの受賞本、および、お気に入りの三冊の書籍はKindle版で読むことが可能です。30日間無料体験ができるので、まずは無料で読んでみてから、書籍を購入してもいいですよね!
せっかくなのでお得に無料で読んでみてくださいね!
本を読むよりも聴く方が好きな方へ
今回ご紹介した、○○本はAudible(オーディオブック)で聴く(朗読)ことができます。無料体験ができるので、何冊でも朗読を聴いてみてくださいね!
まとめ
吉田さんは読者を魅了する物語を沢山書いています。やはり、大衆文学と純文学の両文学賞を受賞している由縁だと思います。
これを機会にぜひ読んでみてください。
きっと、忘れられない作家になります!