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塩田武士の経歴・プロフィールは?妻や姉との関係や直木賞候補作も解説

作家
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2025年7月16日発表予定の第173回直木賞候補作『踊りつかれて』──この作品でふたたび注目を集めているのが、作家・塩田武士さんです。

元新聞記者という経歴をもちながら、人の心の機微を静かにすくい上げるような物語を描いてこられた塩田武士さん。

この記事では、「経歴・プロフィール」「妻や姉との関係」「最新の直木賞候補作」など、気になる情報をやさしく丁寧にお伝えしていきますね。

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塩田武士の経歴とプロフィール

新聞記者から作家へ──事実と想像力を重ねて描く人です

塩田武士(しおた たけし)さんは1979年4月21日生まれ、兵庫県尼崎市のご出身。

高校は報徳学園、大学は関西学院大学社会学部を卒業されました。

その後、神戸新聞社に入社し、将棋担当の記者として約10年間勤務。

2010年には、その経験を活かしたデビュー作盤上のアルファ』で小説現代長編新人賞を受賞されました。

塩田武士さんの作品には、記者としての緻密な取材に基づく“重厚な現実描写”と、人物の繊細な心の揺れを描く“やさしいまなざし”が共存しているんです。

だからこそ、読み終えたあと、深く静かな余韻が残るんですよね。

塩田武士の妻・姉・家族構成とは?家族との関係を紹介

家族の存在が、物語の感性を育ててくれたのかもしれません

塩田武士さんには、関西で活動されている放送タレントの姉・塩田えみさんがいらっしゃいます。

幼いころから芸人さんの話テレビドラマの感想を姉と語り合いながら、人を楽しませる喜びを自然と知っていかれたようです。

また、お母さまは松本清張や森村誠一といったサスペンス作品が大好きで、読み聞かせ代わりに事件の話を語ってくれていたとか──そんなご家庭に育ったからこそ、現実の複雑さを描く筆致に奥行きが生まれているのかもしれません。

ご結婚もされていて、2013年には娘さんも誕生されています。子育てや家族との時間も、塩田武士さんの作品にそっと息づいているように感じるんです。

塩田武士『踊りつかれて』とは?2025年直木賞候補作を解説

※関連記事: 直木賞候補作の全体像を知りたい方には、こちらもおすすめです。
第173回 芥川賞・直木賞の候補作まとめ|2025年上半期のノミネート作品を徹底紹介!

もうずっと、心が踊りつかれていませんか?
SNSやネットの“正義”に、言葉の暴力に──。

塩田武士さんの最新作『踊りつかれて』(文藝春秋)は、第173回直木賞の候補作として注目されています。

週刊誌報道やSNSの誹謗中傷に追い詰められた人々の姿を通して、現代社会の痛みと向き合う一冊なんです。
けれど、ただ苦しみを描くだけではなくて。
日常の中にある葛藤や孤独、そして再生への過程が、じんわりと胸に広がっていくんですよね。

元記者としての鋭さと、人の“声にならない想い”をすくい取るやさしい筆致が、作品全体に息づいています。
今、あなた自身の“声”と向き合いたいなら──この物語が、きっとそっと寄り添ってくれますよ。

\\真実は、声なき者が知っている//

罪の声の感想と塩田武士の魅力を語ります

「誰かの記憶」が、こんなにも胸に残るなんて──

塩田武士さんの代表作『罪の声』は、実在の事件(1984~1985年に実際に起きた「グリコ・森永事件」)をモチーフに描かれた社会派ミステリーです。

とはいえ、事件そのものよりも、“声”をめぐる人間の記憶や苦しみに焦点が当てられていて、その描き方がとても静かで、やさしいんです。

実は塩田武士さんご自身の子ども時代の体験──スナックで録音した歌声や、日常の中にあった不思議な記憶──も、物語の中にそっと組み込まれているそう。

だからこそ、読む人の心にも“自分だけの記憶”が呼び起こされるような読後感になるんですね。

ちなみに、デビュー作『盤上のアルファ』はプロ棋士を描いた力作です。
緊張感のある世界の中で、夢を追いかける人たちの姿に引き込まれる一冊なので、こちらもあわせて読んでみてくださいね。

\\真実より深い“声”の物語//

塩田武士の作品をKindleで読むには?おすすめの始め方

※参考:
電子書籍をお得に読みたい方はこちらもチェックしてみてくださいね。
Amazon Kindle Unlimitedの使い方・料金・解約方法を徹底解説!初心者向けガイド

オーディオブックで読書(朗読)を楽しみたい方におすすめです。
Amazonオーディブル完全マニュアル【2025年版】|無料体験期間・メリット・解約手順

『踊りつかれて』も電子書籍で手軽に読めます

Kindle版で読める『踊りつかれて』は、日々のすきま時間に少しずつ読み進めるのにぴったりな作品です。
静かな時間に寄り添ってくれるような物語だからこそ、デジタルでも紙でも、じっくり味わっていただきたいなと思うんです。

塩田武士さんの過去作をもっと読んでみたい方には、Kindle Unlimitedもおすすめ。
さらに音で物語を味わいたい方には、Audibleの無料体験もありますよ。

\読書の幅を広げてみませんか?/

※関連記事:
直木賞と芥川賞の違いが気になる方はこちらをどうぞ。
芥川賞と直木賞の違いはなに?どっちがすごい?両方ノミネートはできるかも調査

純文学と大衆文学の違いがよくわからない……そんな方にはこちらもおすすめです。
純文学と大衆文学の違いと特徴は?わかりやすく見分ける方法と作品も!

まとめ

塩田武士さんは、新聞記者としての経験で培った“現実を見つめるまなざし”と、幼い頃から育まれてきた“誰かの心を思う優しさ”をあわせ持つ作家さんです。

代表作『罪の声』から最新作『踊りつかれて』に至るまで、その筆致は一貫して「人を描く」ことに真摯なんですよね。

この機会に、ぜひあなたも塩田武士さんの物語に触れてみてください。

Kindleでの試し読みから始められますし、気軽に読書時間を楽しんでいただけたら嬉しいです。

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このブログを書いている人

松風知里

 

本と心をつなぐ、言葉の案内人

松風知里

★大阪在住の読書ブロガー・まつかぜちりです

★年間100冊以上の読書と、年間3〜5本の執筆をライフワークにしています

Kindleで小説・読書術の本を出版しています

★読書によって感じたこと、心に残る言葉を丁寧に綴っています

★「読む・書く・つなぐ」をテーマに、やさしく心に届く読書体験をお届け中です

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