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島清恋愛文学賞受賞作品と歴代受賞者一覧|金沢学院大学との関連や読み方も

島清恋愛文学賞受賞作品と歴代受賞者一覧|金沢学院大学との関連や読み方も 文学賞
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「最近、恋愛小説を読んでも心に響かない」「でも人の温かさや愛に触れたい」──そんなふうに感じることはありませんか?
恋愛文学は時代を越えて、人の孤独や希望をそっと照らしてくれる存在なんです。

その代表的な賞のひとつが島清恋愛文学賞
毎年、恋愛をテーマにした心揺さぶる作品が選ばれています。


この記事では、2024年最新の受賞作(第31回)と歴代受賞者一覧、さらに受賞作をKindle UnlimitedやAudibleで読む方法もあわせてご紹介します。

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島清恋愛文学賞とは?設立の背景と島田清次郎

島清恋愛文学賞は、1994年に石川県金沢市と石川県立文学館が設立した文学賞で、現在は金沢学院大学が主催しています。

特徴的なのは、学生が候補作の検討に参加すること
若い視点が選考に加わることで、恋愛小説の可能性がより広がっているんです。

賞の名は、石川県出身の作家・島清(本名:島田清次郎)に由来しています。

彼はわずか31年という短い生涯を駆け抜け、小説『地上』で鮮烈なデビューを果たしました。その情熱的な人生は、今もこの賞の精神に息づいています。

島清恋愛文学賞 歴代受賞者と作品一覧

  • 第31回(2024年) ヒコロヒー『黙って喋って』【最新】
  • 第30回(2023年) 上田岳弘『最愛の』/一穂ミチ『光のとこにいてね』
  • 第29回(2022年) 吉田修一『ミス・サンシャイン』
  • 第28回(2021年) 吉川トリコ『余命一年、男をかう』
  • 第27回(2020年) 山本文緒『自転しながら公転する』
  • 第26回(2019年) 綿矢りさ『生のみ生のままで』
  • 第25回(2018年) 三浦しをん『ののはな通信』
  • 第24回(2017年) 朝倉宏景『風が吹いたり、花が散ったり』
  • 第23回(2016年) 乙川優三郎『ロゴスの市』/山崎ナオコーラ『美しい距離』
  • 第22回(2015年) 吉村萬壱『臣女』
  • 第21回(2014年) 島本理生『Red』
  • 第20回(2013年) 林真理子『アスクレピオスの愛人』/千早茜『あとかた』
  • 第19回(2012年) 桜木紫乃『ラブレス』
  • 第18回(2011年) あさのあつこ『たまゆら』
  • 第17回(2010年) 桐野夏生『ナニカアル』
  • 第16回(2009年) 村山由佳『ダブル・ファンタジー』
  • 第15回(2008年) 阿川佐和子『婚約のあとで』
  • 第14回(2007年) 江國香織『がらくた』
  • 第13回(2006年) 石田衣良『眠れぬ真珠』
  • 第12回(2005年) 小手鞠るい『欲しいのは、あなただけ』
  • 第11回(2004年) 井上荒野『潤一』
  • 第10回(2003年) 谷村志穂『海猫』
  • 第9回(2002年) 岩井志麻子『自由戀愛』
  • 第8回(2001年) 藤堂志津子『ソング・オブ・サンデー』
  • 第7回(2000年) 阿久悠『詩小説』
  • 第6回(1999年) 藤田宜永『求愛』
  • 第5回(1998年) 小池真理子『欲望』
  • 第4回(1997年) 野沢尚『恋愛時代』
  • 第3回(1996年) 坂東眞砂子『桜雨』
  • 第2回(1995年) 山本道子『瑠璃唐草』
  • 第1回(1994年) 高樹のぶ子『蔦燃』

 一覧を眺めると、その時代ごとに愛がどう描かれてきたのかがわかりますね。

最新(第31回・2024年)受賞作『黙って喋って』(ヒコロヒー)

夕暮れのひととき、ふと心にすき間ができる瞬間ってありますよね。
そんな時におすすめしたいのが、ヒコロヒーさんの『黙って喋って』なんです。

芸人として親しまれる彼女が描くのは、ユーモアの裏に隠れた人の孤独や、愛を求める切ない心

軽やかな言葉に思わず笑みがこぼれながら、読み終えると胸の奥がじんわりあたたかくなるんです。

人との距離に迷ったり、自分の気持ちを言葉にできないでいる方には、きっと共感の灯りをともしてくれるはず。

第31回島清恋愛文学賞を受賞したこの物語は、恋愛文学の新しい風を感じさせてくれます
よかったら、静かな夜にそっとページを開いてみてくださいね。

▶最新受賞作は、芸人であり作家としても活動するヒコロヒーさんの『黙って喋って』は、
独特のユーモアと繊細な感受性で描かれる、現代人の孤独と愛のかたちが大きな評価を集めました。
これまでの受賞作とは一味違う、新しい恋愛文学の広がりを感じられる作品です。

\\新しい恋愛に出会える本//

前回(第30回・2023年)の受賞作

第30回の島清恋愛文学賞では、ふたつの物語が同時に選ばれました。
時代や背景は違っても、人を想う気持ちの切なさや温かさは共通していて、読む人の心に深く響くんです。

前回の受賞作からも、恋愛文学の広がりや多様な魅力を感じ取っていただけると思います。

最愛の/上田岳弘

忘れられない手紙を軸に、愛と時間を描いた切ない物語。
👉 上田岳弘の経歴や魅力をさらに知りたい方は:上田岳弘は村上春樹に続く作家?天才といわれる由縁と結婚や経歴も

\\心に残る愛を感じてみませんか//

光のとこにいてね/一穂ミチ

幼い頃の出会いから再会を重ねる二人の成長を描いた長編。友情や家族のつながりも丁寧に描かれています。
👉 一穂ミチの他の代表作や最新刊はこちら:一穂ミチのオススメ文庫本作品7選!ツミデミックの意味やBL・小説の最新刊も

\\今夜の一冊にそっと寄り添って//

島清恋愛文学賞の読み方・楽しみ方

この文学賞の魅力は、作品ごとに「愛のかたち」が違うことなんですよね。

  • 現代的な孤独やユーモアに共感したい人 → 『黙って喋って』
  • 手紙や言葉の力を感じたい人 → 『最愛の』
  • 人との再会や人生の転機を重ねたい人 → 『光のとこにいてね』

気持ちに合わせて選ぶことで、より深い読書体験になります。

Kindle UnlimitedやAudibleで受賞作を楽しむ方法

本屋に行かなくても、受賞作はすぐに読めるんです。

今ならどちらも30日間無料体験ができるので、まずは気軽に試してみるのがおすすめですよ。

まとめ

  • 島清恋愛文学賞は、金沢学院大学が主催し学生も選考に関わるユニークな文学賞
  • 2024年最新受賞作はヒコロヒー『黙って喋って』
  • 歴代受賞作には、上田岳弘『最愛の』や一穂ミチ『光のとこにいてね』など名作多数
  • Kindle UnlimitedやAudibleを使えば、受賞作を手軽に楽しめる

恋愛文学は、誰かを想う気持ちの切なさも喜びも映し出してくれるんですよね。
島清恋愛文学賞をきっかけに、あなたの心に寄り添う一冊を探してみませんか。


👉 受賞作をすぐに読みたい方は、Amazon Kindle Unlimited|料金・解約・使い方まとめ から無料体験をどうぞ。

👉 耳で楽しみたい方には、Amazonオーディブル完全マニュアル もおすすめです。

◆今日の一冊が、あなたの心に少しでも響いていたら嬉しいです。
もっと心に寄り添う本を探してみたくなったら――➡柚香の森で探す

文学賞
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このブログを書いている人

 

本と心をつなぐ、言葉の案内人

松風知里(まつかぜ ちり)

大阪在住の読書ブロガーです。
月3万PVのブログ『本と歩む日々』を運営し、年間100冊以上の本を読んでいます。

Kindleで小説や読書術の本を出版し、古本オンライン書店『柚香の森』も主宰。
日本読書療法学会会員として、心に寄り添う読書体験をお届けしています。

★X(Twitter)でもブログ情報を発信中@chiri_matsukaze

 

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