漫画は読書に入るのか否かとキチンと考えたことはなかったのですが、この記事では、漫画を読むことのメリットや小説との違いも調べてみましたので、ご紹介します。
漫画は読書に入るのかどうか、詳しく調べたことがなかった。
でも、どう違うのかと訊かれると戸惑っちゃうね。
漫画は”マンガ”や”コミック”だと読書に入らなくて、”漫画”だと入るのかな？
そんな簡単なものじゃないと思う。
何かあるんだよ、きっと！
漫画は読書に入るのか?
漫画が読書に含まれるかどうかは、読書の定義に依存します。
読書と言えば、文字を読んで理解することですよね。
漫画も文字が含まれているので、ストーリーや情報を理解するための行為として、読書に含まれると考えられます。
漫画の特徴と、読書の大事なポイント
このことから、文字だけの本とは違った読み方になりますが、これもまた読書の一つの形だと思えますね。
漫画を読書と見なすメリット
漫画を読むことのメリットや小説との違い
漫画を読むことと小説を読むことには、視覚的な要素や情報の伝達方法、想像力の働き方などに大きな違いがあります。
視覚的要素
漫画は、絵と文字を使ってストーリーを届けます。
絵がキャラクターの表情や背景、アクションを見せてくれるので、読者は文字だけでなく、絵からもたくさんの情報を得ることができます。
小説は文字だけでできていて、読者はその文章を読んでストーリーを楽しみます。
キャラクターの見た目や背景、感情などは文章で詳しく描かれ、読者の想像力で補われるんです。
情報の伝達方法
情報は文字と絵が組み合わさって伝わり、会話やナレーションは吹き出しやコマの中に配置され、絵がストーリーを補っています。
だから、視覚的な要素が強くて、スピーディーにストーリーを追いやすいんです。
文字だけで情報が伝わるので、詳しい描写や心理描写を通じて、読者はストーリーに共感しながらじっくりと読むことが多いです。
想像力の働き
絵が多くの情報を目に見える形で提供するので、読者はストーリーの具体的なビジュアルをそのまま受け取ることができ、想像力も絵によって自然に引き出されます。
文章だけで描写されると、読者は文字から想像を膨らませてキャラクターや背景を頭の中で描くので、解釈が人それぞれになることがよくあります。
読書のスピード
絵がストーリーを補ってくれるので、サクサク読めて1冊をあっという間に読み終えることがよくあります。
文字だけの情報は、詳しい内容だと読むのに時間がかかることもありますが、ゆっくりと進めるのが普通です。
漫画を読むことでどのような能力が向上するの？
漫画を読むことで以下の５つのことが自然と身について、いつの間にか体得していることがあります。
読解力と語彙力
視覚的な理解力（活用する能力）
創造力と想像力
情緒および共感能力
集中力と注意力
まとめ
漫画はダイレクトに目で見てわかるもの。
小説はわかるように細かく文章で表し、読者の想像力を促すもの。
どちらが好みか？
これらは好みになると思います。
この作家さんの描く「目、手、洋服、世界観など」が好きなんだ！という方がいます。これは漫画でしか成就できません。
小説には絵はないけれど、文章によって自分だけの想像ができます。主人公の顔、スタイルなど、頭のなかで想像を膨らませる。それは自分だけの主人公像です。小説なら、この作家の描く（書く）「空の描写の仕方、人物の描写の仕方、佇まい」が好きなんだ、という方もいます。
読書という広義において、新聞紙もしかり、雑誌、専門書……。読めるもの、読みたいものは何でも読んでおきましょう。
読書活動の良いところは、いずれの日か気づかせてくれたり、良いように自分に返ってくる日がきます。
ひとりでもたくさんの方が自分のための読書ができますように！
