こんにちは、松風知里です。
「本を読みたいのに続かない」「どうしても苦手意識が消えない」──そんなふうに感じている方へ。
じつは読書が好きになる方法は、センスでも努力でもなく、“ちょっとした工夫”なんです。
この記事では、「読書を好きになる方法」や「苦手を克服するコツ」を10のステップでご紹介します。
さらに青空文庫・Kindle・Audibleなど、無料や手軽に始められるサービスも合わせてまとめています。
ゆっくりページをめくるように、あなたに合う読書スタイルを見つけていきましょう。
読書が苦手と感じる理由と、そこから抜け出すヒント

読書を好きになるためには、まず「苦手の正体」を知ることからなんです。
「向いていない」からではなく、ほとんどの場合、環境や選び方の問題なんですよね。
| 苦手に感じる理由 | 対策のヒント | 
| 内容が難しくて理解できない | やさしい文体の短編からスタート | 
| 登場人物が多くて混乱する | 少人数で進む物語を選ぶ | 
| 集中力が続かない | 読む時間や場所を工夫する | 
| 興味が持てない | 映画・趣味に近いテーマから入る | 
| 活字がつらい | ビジュアル本やAudibleを活用する | 
📖 苦手を否定するのではなく、「自分に合う読み方」を見つけることが第一歩です。
そう思うと、気持ちが少しラクになりますよ。
読書が好きになる方法10選

読書を好きになる方法は、思っているよりシンプル。
「小さく続ける」「自分に合う本を見つける」──たったそれだけで、世界が変わるんです。
1. 短い時間から始める
1日5分でも、1ページでもOK。
寝る前や通勤のすき間時間など、生活のリズムに“読書の居場所”をつくってみてください。
2. 場所を変えて読んでみる
自宅だけでなく、カフェや公園のベンチなど、ちょっとした非日常で読むと新鮮なんです。
香りや音が変わると、集中力もスッと上がります。
「読もうと思っても、なぜか集中できない…」
そんなときは、“場所”を変えるだけで読書の世界ががらりと変わるんです。
👉 本を読む場所おすすめ8選!自宅以外でも一日中ゆっくり読書できるのはここ
あなたの「本がはかどる居場所」を、そっと見つけてみませんか?
3. 好きなジャンルを深掘りする
映画が好きなら、その原作や脚本家の本から。
恋愛ドラマ好きなら純文学やエッセイもおすすめです。
“好き”から入ると、自然と読書が楽しくなりますよ。
4. 青空文庫を活用する
無料で読める短編がそろう青空文庫は、読書初心者にぴったりの入り口です。
宮沢賢治『やまなし』や梶井基次郎『檸檬』など、短いけれど心に残る作品が多いんです。
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 静かな午後に、名作のことばにふれてみませんか?
5. KindleやAudibleを試す
電子書籍Kindleはスマホひとつで読書ができ、Audibleは“耳から読む”読書。
どちらも日常のすき間に寄り添ってくれます。
🌿 Kindle Unlimitedで読書を深めてみませんか?
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 どこにいても、“本がそばにある安心感”を感じてみませんか?
6. 目的を持つ
「癒されたい」「知識を得たい」など、小さな目的を決めて読むと集中できます。
“なぜ今この本を選ぶのか”を意識するだけで、読書の意味が変わるんです。
「読んでるのに、内容が頭に残らない…」そんな経験、ありませんか?
じつは“読み方”を少し変えるだけで、記憶への残り方がまったく違うんです。
👉 頭に入る本の読み方5選!アウトプット×速読×環境づくりで記憶に定着
読んだあとの充実感がぐっと深まる、「心にも残る読書法」をのぞいてみませんか?
7. 心に残った言葉をメモする
好きなフレーズをノートに書き写すと、読み返したときにまた心が温かくなります。
読書ノートをつけるのもいい習慣ですよ。
「せっかく本を読んでも、すぐに忘れてしまう…」そんな方は、読書ノートをつけてみませんか?
感じたことを残すだけで、読書の記憶が“自分の言葉”になります。
👉 読書ノートの書き方は簡単でOK!おすすめの続けるコツ・記録法・メリットをまるっと紹介
 “書く読書”が、あなたの中で静かに熟成していくはずです。
8. 友人やSNSで共有する
「この本、すごく良かった!」と誰かに伝えると、喜びが何倍にもなるんです。
X(旧Twitter)で感想をつぶやくのもおすすめです。
9. ビジュアル本を選ぶ
写真やイラストが多い本は、“眺める読書”にもなります。
目で楽しむことで、自然と物語の世界に入り込めますよ。
10. 読書会やレビューを活用する
他の人の感想を聞いたり、レビューを読むと、新しい視点に気づけます。
「自分だけの感じ方」も、少し誇らしく思えるんです。
無料で読める青空文庫を楽しもう

お金をかけずに読書を始めたい人におすすめなのが青空文庫。
名作をスマホやタブレットで無料で楽しめます。
📘 『やまなし』宮沢賢治
自然の静けさと少年の心の変化を描いた、小さな奇跡のような物語。
👉Kindle(青空文庫)で読んでみる→『やまなし』
📘 『檸檬』梶井基次郎
不安を抱える青年が出会う、一個の檸檬。その鮮やかさが心を軽くしてくれる一篇です。👉Kindle(青空文庫)で読んでみる →『檸檬』
 静かな夜に、ページをめくるような時間をどうぞ
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電子書籍・オーディオブックで「読書好き」になる

忙しい人ほど、デジタル読書の自由さを味方につけてほしいんです。
📱 Kindleなら、スマホに無料アプリを入れるだけでOK。
🎧 Audibleなら、声で本を感じられます。
🌙 夜の静かな時間や移動中に、“耳で読む”本を楽しんでみませんか?
声のトーンや間合いが、文字以上に物語を届けてくれます。
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 忙しい日々の中でも、物語はそっと寄り添ってくれるんです。
「せっかく本を読み始めたのに、続かない…」
そんなときは、自分を責めるより“続けたくなる仕組み”をつくるほうがずっと楽なんです。
👉 読書モチベーションが続かない大人へ|“続く読書習慣”を作る3つのコツ
無理せず、心が自然に本へ向かう読書習慣を育ててみませんか?
まとめ:あなたらしい「読書の好き」を見つけよう
読書は、競争でも修行でもありません。
あなたのペースで、あなたの“好き”を探す時間なんです。
最初の1冊を開いたその瞬間から、心の景色が変わり始めます。
焦らず、無理せず、“読む”という静かな喜びを味わってみませんか。
読書が苦手だった私自身が、少しずつ本と仲良くなれた道のりをまとめた本があります。
👉 『読書ゼロからの脱出!未来を切り開く最強の読書術』松風知里著(Amazon)
もし「読書をもう少し続けてみたいな」と思えたとき、静かなきっかけとして手に取ってもらえたらうれしいです。
 
  
  
  
  
