第27回大藪春彦賞の受賞作品が発表されましたね。
この賞は、ただ「面白い」だけではなく、読む人の身体感覚を揺さぶるエンタメ小説が選ばれる文学賞なんです。
どの作品が選ばれ、
どんな候補作が並び、
誰が、どんな視点で選んだのか。
そうした背景を知ると、物語はぐっと立体的に立ち上がってくるんですよね。
この記事では、第27回大藪春彦賞の受賞作品・最終候補作品・選考委員・受賞発表日まで、やさしく整理していきます。
「どれから読もう?」と迷っている方にも、
「次の一冊」を静かに後押しできたらうれしいです。
第27回大藪春彦賞の受賞作品は?
第27回大藪春彦賞の受賞作品に選ばれたのは、
武川佑さん『円かなる大地(まどかなるだいち)』でした。
受賞作『円かなる大地(まどかなるだいち)』武川佑
戦国時代の北海道を舞台に、
アイヌの青年シラウキと蠣崎氏の娘・稲姫を軸に描かれる、静かで力強い歴史小説です。
民族の違い、対立、そして理解。
重たいテーマを扱いながらも、物語はどこかやわらかく、
「人はどうやって共に生きられるのか」をそっと問いかけてきます。
歴史小説が苦手な方でも、人の心に寄り添う物語として、すっと入ってくる一冊なんですよね。
静かな夜に、ページをめくるような時間をどうぞ。
第27回大藪春彦賞の最終候補作や候補作品
ここでは、第27回大藪春彦賞の候補作品(最終候補)をまとめてご紹介します。
「大藪春彦賞 候補作品」を探している方が、全体像をつかめる構成です。
第27回大藪春彦賞 候補作品一覧(5作)
- 嘘か真言か/五十嵐律人
- 誰かがジョーカーをひく/宇佐美まこと
- 死蝋の匣/櫛木理宇
- 円かなる大地/武川佑(受賞作)
- グレイの森/水野梓
候補作は、社会派ミステリーから心理サスペンス、歴史小説まで多彩。
「大藪春彦賞らしさ」=ジャンルを越えたエンタメ性が、今年もはっきり表れていました。
嘘か真言か/五十嵐律人
弁護士作家・五十嵐律人さんらしい、
真実と嘘の境界線を鋭くえぐるリーガルミステリー。
論理だけでは割り切れない人間の感情が、
じわじわと読者の足元を揺らしてきます。静かな緊張感が続く一冊です。
誰かがジョーカーをひく/宇佐美まこと
日常の裂け目から、狂気が顔を出す。
宇佐美まことさんならではの、人間の深層を覗き込む物語です。
「次は誰がジョーカーを引くのか」
そんな不安が、読後もしばらく残る作品なんですよね。
死蝋の匣/櫛木理宇
生と死、記憶と罪。
櫛木理宇さんの持ち味である、心理ホラー×ミステリーが際立つ一冊です。
読み進めるほどに、
「怖いのは出来事ではなく、人の心なのかもしれない」
そんな感覚に包まれます。
グレイの森/水野梓
教育・家族・社会。
一見穏やかな世界に潜む歪みを、丁寧に描いた社会派サスペンスです。
派手さはありませんが、
読み終えたあと、長く心に残るタイプの作品なんですよね。
もっと候補作・受賞作をまとめて読みたい方へ
Kindle Unlimitedなら、話題作を一気に深掘りできます。
👉 Amazon Kindle Unlimited|料金・解約・使い方まとめ
どこにいても、心の仮面をそっと外して“本当の自分”と向き合える時間を。
第27回大藪春彦賞の選考委員
第27回大藪春彦賞の選考委員は、以下の3名です。
- 大沢在昌
- 黒川博行
- 東山彰良
いずれも、日本のエンターテインメント小説を牽引してきた作家さんたち。
「面白さ」と「文学性」の両立を、最前線で体現してきた顔ぶれなんです。
この3名が選んだ、という事実だけでも、
受賞作・候補作を読む価値は十分にありますよね。
第27回大藪春彦賞の受賞発表の日
第27回大藪春彦賞の受賞発表日は、
👉 2025年1月24日です。
また、
2025年3月7日に贈賞式が行われ、
受賞作には 賞金300万円+顕彰牌 が贈られます。
大藪春彦賞のおすすめは?最高傑作を知りたい人へ
「大藪春彦賞のおすすめは?」
「大藪春彦の最高傑作は?」
そんな疑問を持った方には、こちらの記事もおすすめです。
👉大藪春彦賞の歴代受賞作品からおすすめ受賞作5選
スリルと骨太な物語を、次の一冊に。
👉 大藪春彦の最高傑作と代表作まとめ
作家・大藪春彦の魅力を、作品からじっくり味わえます。
※どちらも【候補作を読んだあと】に繋げると、読書体験が一層深まります。
まとめ|第27回大藪春彦賞から、次に読む一冊へ
今回は、第27回大藪春彦賞の受賞作品・候補作品、選考委員、受賞発表日を整理してご紹介しました。
受賞作は武川佑『円かなる大地』。
候補作もジャンル豊かで、今読む価値のある作品がそろっています。
「気になる」と感じたその直感は、読書の合図かもしれません。
まずは一冊、手に取って物語の世界へ踏み出してみませんか。
🌙 耳から読む読書という選択肢も
今回ご紹介した第27回大藪春彦賞の作品は、残念ながらAudible版が用意されていないものが中心です。
けれど、「この作家さん、気になるな」「似た世界観の作品も読んでみたい」と感じた方には、耳から読む読書を試してみるのも一つの方法なんですよね。
移動中や夜の静かな時間に、物語がそっと寄り添ってくれる体験は、また違った読書の楽しさを教えてくれます。
🌙 耳から読む読書、してみませんか?
👉 Amazonオーディブル完全マニュアル|無料体験期間・メリット・解約手順
“音で感じる読書”は、心を整える新しい習慣になるかもしれません。
どうかあなたに、今の気分にちょうどいい一冊が見つかりますように。

