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読書感想文の書き方!高校生の例文とコピペはNG?書きやすいおすすめ本3選も

読書のあれこれ

読書感想文の書き方と高校生向けの図書で参考程度に例文を紹介します。

読書感想文の書きやすい本として『坊ちゃん』『アルケミスト』『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』の三冊の書き方を紹介します。

なぜ読書感想文を書くの?

読書感想文は、本を読んで感じたことや考えたことを文章にまとめるものです。これをすることでいろいろな力がつきます。

たとえば、自分の思っていることを分かりやすく伝える力がついたり、本の内容をしっかり理解する力がつきます。

また、本を読んで感じたことや考えたことをまとめるので、考える力が強くなります。

読書感想文を書くときに大切なこと

読書感想文を書くときには、いくつか大事なことがあります。

本をしっかり読んで、本の内容をよく理解することが大事です。

本を読んでどう感じたか、自分の言葉で書きます。たとえば、好きな場面や感動したところを詳しく書くようにしましょう。

感じたことを具体的に書きます。例えば、「面白かった」だけではなく、「○○の場面が特に面白かった」というように書きます。

本を読んで自分がどう思ったか、自分の考えも書きます。

感想文は何枚で何文字が目安?

高校生の読書感想文は、課題読書・自由読書ともに原稿用紙5枚以内(本文2,000字以内)になります。

注意したいのは、題名、氏名は文字数に含まれませんので気を付けてください。

高校生向けに適した本の選び方

社会問題や哲学的なテーマを扱った本、自分の考えを深めることができる本がいいです。

たとえば、未来の世界を描いた本や、人生について考える本などが良いでしょう。

読書感想文書き方と読みやすくて書きやすい本3選

高校生向けおすすめ本3選のご紹介です。

物語は感情移入がしやすく、読みやすさを感じられます。さらに、読書が苦手な方でも理解しやすい内容の物語を選んでいるので、楽しんで読んでいただけるでしょう。

1. 『坊ちゃん』

簡単なあらすじと感想文に書きやすいポイントのご紹介です。

単なあらすじ

『坊ちゃん』は、夏目漱石によって書かれた小説で、正義感が強くてまっすぐな性格の若い主人公、坊ちゃんが主人公です。

彼は、東京の学校を卒業した後、四国の中学校に数学の教師として赴任します。坊ちゃんは、学校で出会った教師や生徒たちと様々なトラブルに巻き込まれます。特に、学校内の権力争いや不正に立ち向かう場面が多く描かれています。

坊ちゃんは、周囲の人々の陰謀やずるさに立ち向かい、自分の信じる正義を貫こうとします。

感想文に書きやすいポイント

1. 主人公の性格について

坊ちゃんの正直でまっすぐな性格や、困難に立ち向かう姿勢について感じたことを書きます。

「坊ちゃんはとても正直で、どんなに大変な状況でも自分の信じることを貫こうとする姿がかっこいいと思います」

2. 学校での出来事について

学校での出来事やトラブルについて、どのように感じたかを書きます。

具体的な場面を挙げて、「この場面で坊ちゃんがどう感じたか、自分ならどうするか」といったことを考えてみましょう。

3. 教師や生徒との関係について

坊ちゃんが学校で出会った教師や生徒たちとの関係について書きます。

例えば、「ずるい教師や意地悪な生徒たちに対する坊ちゃんの対応について、自分ならどう思うか、どう行動するか」を書いてみます。

4. 正義感と不正への立ち向かい方について

坊ちゃんの正義感と、不正に対する立ち向かい方について書きます。

例えば、「坊ちゃんは、不正を見逃さず、どんなに困難でも立ち向かう姿がすごいと思います。自分もそんな風に正義感を持ちたいと思いました」といった感想を述べます。

5. 全体の感想

物語全体を通して感じたこと学んだことを書きます。

例えば、「『坊ちゃん』を読んで、正直であることや、自分の信じることを貫く大切さを学びました。この本を読んで、もっと自分も正直に生きようと思いました」といったまとめを書きます。

2.『アルケミスト』

簡単なあらすじと感想文に書きやすいポイントのご紹介です。

簡単なあらすじ

『アルケミスト』は、ブラジルの作家パウロ・コエーリョによる小説です。

物語の主人公はスペインの羊飼いの少年サンチャゴ。彼は夢で見た宝物を探すために旅に出ます。

旅の途中で、彼はさまざまな人々と出会い、困難や試練に立ち向かいながら成長していきます。

最終的にサンチャゴは、宝物を見つけることだけが目的ではなく、旅そのものが重要であること、そして自分の夢を追いかけることの大切さを学びます

感想文に書きやすいポイント

1. 主人公サンチャゴの成長

サンチャゴが旅を通じてどのように成長したか、自分がどう感じたかを書きましょう。

たとえば、「サンチャゴが困難に立ち向かう姿に勇気をもらった」など。

サンチャゴがアルケミスト(錬金術師)に出会い、自分の夢を信じることの大切さを教わる場面を挙げて、そこから感じたことを具体的に書くと良いです。

2. 夢を追いかけることの大切さ

物語を通じて「自分の夢を追いかけること」の大切さがテーマになっています。自分がこのテーマについてどう感じたかを書きましょう。

たとえば、「自分もサンチャゴのように夢を諦めずに追いかけたい」といった感想。サンチャゴが夢に向かって旅を続ける姿や、途中で諦めそうになっても前に進む場面を引用し、それについて感じたことを具体的に書きます。

3. 出会いと学び

サンチャゴが旅の中で出会うさまざまな人々から学ぶことについて、自分がどう感じたかを書きましょう。

たとえば、「新しい出会いから多くのことを学ぶことの大切さを感じた」など。

サンチャゴが砂漠で出会った商人や錬金術師との対話から得た教訓について、それが自分にどんな影響を与えたかを具体的に書きます。

『アルケミスト感想文の例文

導入部分≫ 

どんな物語なの?

『アルケミスト』は、スペインの羊飼いサンチャゴが夢を追いかけて旅に出る物語です。サンチャゴは夢で見た宝物を探すために、さまざまな困難に立ち向かいながら成長していきます。

本文≫ 

この本を読んでどうだった?何が印象的だった?

何を思った?それで、他に感動したところは?教えて!

この本を読んで、私はサンチャゴが困難に立ち向かう姿に勇気をもらいました。特に、彼が砂漠で錬金術師に出会い、自分の夢を信じることの大切さを教わる場面はとても印象的でした。私はこの場面を読んで、自分もどんな困難があっても夢を諦めずに追いかけようと思いました。

また、サンチャゴの旅を通じて、夢を追いかけること自体が人生の宝物であることを学びました。物語の最後でサンチャゴが宝物を見つけた時、彼はそれ以上に旅の中で得た経験や出会いが貴重であることに気づきます。このことから、私は夢を追いかける過程がどれほど大切かを強く感じました。

サンチャゴが旅の中で出会うさまざまな人々から学ぶ姿も印象的でした。彼が商人や錬金術師と対話する場面からは、新しい出会いが自分を成長させることを学びました。この本を通じて、私も新しい出会いや経験を大切にしようと思います。

結論部分≫ 

何を学んだの?自分はどうするの?

『アルケミスト』は、夢を追いかけることの大切さや、人生の旅そのものが宝物であることを教えてくれる素晴らしい本です。

サンチャゴの冒険を通じて、私も自分の夢を信じて前に進む勇気をもらいました。

3.『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』

簡単なあらすじと感想文に書きやすいポイントのご紹介です。

簡単なあらすじ

この本は、イギリスに住む日本人の著者が、自分の息子の中学校生活を通して、人種や多様性について考えるエッセイです。

息子は、日本人の母親アイルランド人の父親を持ち、イギリスの多様な文化の中で育ちます。息子が通う学校は、さまざまな背景を持つ生徒が集まる環境で、人種差別や偏見といった問題に直面します。

息子の体験を通じて、著者は人種や文化の違いについて深く考え、私たちがどう向き合うべきかを問いかけます。

感想文に書きやすいポイント

1. 多文化共生について

この本は異なる文化や背景を持つ人々がどのように共存していくかがテーマになっています。自分の学校や地域での多文化共生について考え、感想文に書いてみましょう。

「この本を読んで、私の学校にもさまざまな国から来た友達がいることに気づきました。私たちがもっとお互いを理解し合うことが大切だと感じました。」

2.人種差別や偏見について

著者の息子が体験した人種差別や偏見のエピソードに触れ自分が感じたこと考えたことを書きましょう。

「息子が学校で人種差別に直面した場面を読んで、とても悲しい気持ちになりました。私も他人を見た目で判断しないように気をつけたいと思いました。」

3. 親子の関係

著者と息子の関係や、彼らが一緒に問題に立ち向かう姿について書くこともできます。親子でのコミュニケーションの大切さについて考えましょう。

「著者が息子と話し合いながら問題を解決していく姿を見て、私も家族ともっと話をすることが大切だと感じました。」

4.自分の経験との比較

自分がこれまでに経験したことと、本の内容を比較して感想を書くのも一つの方法です。

学校や地域での経験を振り返り、それに関連する感想を書きましょう。

「私も学校で外国から来た友達と仲良くなった経験があります。この本を読んで、もっとお互いのことを知りたいと思いました。」

書き方のポイント

読書感想文高校生向けコピペはNG?

本来、他人の文章をそのまま使うのはNGです。

学校が読書感想文の宿題を出すのは、生徒に「考えをまとめる力」をつけてもらいたいからです。自分で書かないと、その力がつきません。他人の文章を無断で使うと法律違反になることもありますし、学校では盗作やコピペをチェックしているので、罰を受けることがあります。

仮に全部丸々コピーすると学校にバレてしまい、困るのは自分です。賞を取って掲載された場合、すぐにコピペだと分かります。

なので、参考にする文章には自分らしさを加えましょう。先生は生徒の日ごろの行動をよく見ているので、誰がどんな書き方をするか理解しています。参考文を読んで「ここは共感できるけど、自分ならこう書くな」とか「自分らしくないからこう書いた方がいいな」と思ったら、その通りに書き直してください。

読書感想文は、自分が感じたことを書くものです。他人の感じた言葉ではなく、自分の感じた言葉で書くことが大切です。

まとめ

読書感想文を書く際には、書き方のポイントを押さえ、時間をかけて丁寧に書くことが大切です。

読書感想文を通じて、思考力や表現力が向上し、自分の意見を整理して他人に伝える力が強化されます。

また、日常的な読書習慣は、豊かな人生をもたらす重要な要素です。読書を通じて得られる知識や感動を、自分の言葉で表現することが、あなたの成長につながります。

ぜひ読書感想文を楽しんで書いてみてください。

そして、この力は大学受験などで論文を書く力も養われます!!

大変だけれど物語を理解し、自分の中に吸収できたとき、それは自分だけの宝物になります!

今回ご紹介した、読書感想文の書きやすい本はKindle(電子書籍)及びAudible(オーディオブック)読む(聴く)ことができます。30日間無料体験ができるので、まずは無料で何度も読んで(聴いて)から、書籍を購入してもいいですよね!

★『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』はKindleで読めます。

★『坊ちゃん』『アルケミスト』はAudibleで聴けます。

30日あれば、何度でも好きなだけ読めるし、聴けるので、読書感想文が書けちゃいますね!

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読むのが苦手な方は音声も良いですよ!

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