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逢坂冬馬の高校時代と姉・奈倉有里との関係とは?直木賞候補作など注目作品を紹介

作家
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逢坂冬馬さんの小説が気になるけれど、「どんな人なんだろう?」「高校時代や家族との関わりも知りたいな」と思ったこと、ありませんか?

この記事では、直木賞候補作『ブレイクショットの軌跡』を中心に、逢坂さんの人物像や、ロシア文学研究者である姉・奈倉有里さんとの“文学キョーダイ”としての関係、そして心を動かす代表作品まで、やさしくご紹介していきます。

気になった本は、Kindleですぐに読めるものも多いんですよ。
どうぞ、最後までゆっくりお楽しみくださいね。

▶逢坂冬馬さんの候補作だけでなく、他の作家の注目作も気になる方はこちら:第173回 芥川賞・直木賞の候補作まとめ|2025年上半期のノミネート作品を徹底紹介!

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逢坂冬馬さんってどんな人?──高校時代に芽生えた“世界への視線”

逢坂冬馬さんは1985年生まれ。
埼玉県所沢市で生まれ育ち、学生時代は横浜で過ごされたそうです。

明治学院大学国際学部を卒業後、現在は人事労務の仕事をしながら執筆を続けておられます。

きっかけは、高校1年生のときに見たアメリカ同時多発テロ。
世界が一変したあの瞬間を目にして、「国際社会」や「歴史」への強い関心が芽生えたんですね。

その後はノンフィクションを多く読み当初は研究者を目指していたというのも興味深いエピソードです。

この高校時代の経験が、逢坂冬馬さんの作品に一貫して流れる“個と歴史の交差点”というテーマにつながっているのかもしれません。

▶直木賞と芥川賞の違いが気になる方はこちらもどうぞ:芥川賞と直木賞の違いはなに?どっちがすごい?両方ノミネートはできるかも調査

逢坂冬馬と姉・奈倉有里さんとの“文学キョーダイ”な関係とは?

逢坂冬馬さんのお姉さんは、ロシア文学研究者の奈倉有里さん。
2022年には『夕暮れに夜明けの歌を』で紫式部文学賞を受賞されています。

そんなお二人が共著で出版されたのが『文学キョーダイ!!』

作品を通して語られるのは、子ども時代の読書体験、創作への向き合い方、そして家族としての距離感。

まさに“言葉”を介してつながる姉弟の姿が描かれています。

歴史学者のお父さまも含めて、まさに“言葉と思想のある家庭”で育ったことが、逢坂冬馬さんの文学的深みを支えているように感じられます。

\\血縁より深い、文学の対話//
奈倉有里さんについて

奈倉有里(なぐら・ゆり)さん(1982年生)はロシア国立ゴーリキー文学大学を日本人で初めて卒業したロシア文学研究者。東京大学で博士号を取得し、複数大学で教鞭を執る。著書『アレクサンドル・ブローク』でサントリー学芸賞、『夕暮れに夜明けの歌を』で紫式部文学賞を受賞。翻訳・研究活動も精力的に行う。

純文学と大衆文学の違いが気になる方にはこちらもおすすめ:純文学と大衆文学の違いと特徴は?わかりやすく見分ける方法と作品も!

逢坂冬馬の代表作『同志少女よ、敵を撃て』──痛みと希望の狭間で光る絆

「少女はなぜ銃を手に取ったのか」──そんな問いかけから始まる『同志少女よ、敵を撃て』は、母を失った少女セラフィマが、復讐と希望を胸に戦場へと身を投じる物語です。

舞台は第二次世界大戦中のソ連
実在した女性狙撃部隊をもとに、壮絶な戦争の現実と、極限状態の中で芽生える友情や連帯を丁寧に描いています。

本作は、アガサ・クリスティー賞満点受賞のほか、直木賞候補本屋大賞第1位高校生直木賞など数々の賞を受賞。

重いテーマを扱いながらも、読む人に深い気づきと希望を残してくれる一冊なんです。

「敵とは何か」「なぜ人は戦うのか」──セラフィマの目を通して、わたしたちは今を生きる意味さえ問い直されるような気がします。

もし心を揺さぶる物語を探しているのなら、ぜひこの一冊を手に取ってみてくださいね。

\\読み始めたら、戻れない。//

逢坂冬馬の新作『ブレイクショットの軌跡』──再起に向き合う、まっすぐな物語

「夢って、いったいどこへ向かうんだろう」──そんな問いから始まる物語『ブレイクショットの軌跡』は、1台のSUVが人の手を渡りながら、静岡、東京、そして遠く中央アフリカまでを旅していきます。

その道すがら出会うのは、夢を追いながらつまずいた人、SNSに心を預ける人、戦地に生きる少年たち…。

第173回直木賞候補にも選ばれたこの作品には、現代の痛みや孤独、でもそれ以上に、人がそれでも前を向いて生きていこうとする姿が描かれているんです。

読後、そっと背中を押してもらえるようなあたたかさが残りますよ。
私の人生も、誰かの物語につながっているのかもしれない」──そんなふうに、ふっと思わせてくれる一冊です。

\\群像劇で描く現代の核心//

逢坂冬馬作品を読んで感じたこと──心に残るぬくもりと余韻

読む前は、「戦争ものって重そうだな」と感じていた私。
でも読み始めたら、登場人物たちの息づかいがすぐそばに感じられて、どんどん引き込まれていきました。

『同志少女よ、敵を撃て』では、少女たちの強さとやさしさが静かに響いてきて、「人はこんなにも支え合えるんだな」と心がじんわり温かくなりました。

そして『ブレイクショットの軌跡』では、「自分にも何かできるかもしれない」と、静かに背中を押してもらえたんです。

Kindleで読めたのもありがたかったです。
気になった瞬間にすぐ読めて、心に響いた言葉をハイライトしておける──そんな読書体験の気軽さと深さが、今の時代にぴったりだと思いました。

▶Kindle初心者の方は、こちらのガイドも参考になりますよ:Amazon Kindle Unlimitedの使い方・料金・解約方法を徹底解説!初心者向けガイド

 ▶音声で読書したい方はこちらもチェック:Amazonオーディブル完全マニュアル【2025年版】|無料体験期間・メリット・解約手順

まずは1冊から始める逢坂冬馬作品の魅力──Kindleで気軽に読んでみませんか?

逢坂冬馬さんの作品は、Kindle版でも配信されています

ページをめくるたびに、登場人物の想いや悩みが心にじんわりと染み込んでくるような、そんな物語ばかりです。

ぜひ、あなたの時間にも寄り添う1冊と出会ってみてくださいね

「歴史って苦手」「戦争の話は重いかも…」そんなふうに感じている方にも、逢坂冬馬さんの作品は、そっと新しい視点を届けてくれます

読み終えたあとに残る、やわらかくて温かい余韻。
あなたの読書時間が、ほんの少しでも前向きなひとときになりますように。

まとめ

逢坂冬馬さんの作品は、高校時代の原体験や家族との対話を土台に、歴史や個人の尊厳を深く描いています。

『同志少女よ、敵を撃て』では戦争の中に希望を見出す少女たちの姿を、『ブレイクショットの軌跡』では再起に挑む若者の強さと揺らぎを描きながら、読む人の心にそっと寄り添ってくれるんですね。

この記事を通じて、「読んでみたいな」と思える1冊に出会えたなら、とても嬉しいです。
まずは気になる作品から、あなたの読書の旅を始めてみてくださいね。

作家
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このブログを書いている人

松風知里

 

本と心をつなぐ、言葉の案内人

松風知里

★大阪在住の読書ブロガー・まつかぜちりです

★年間100冊以上の読書と、年間3〜5本の執筆をライフワークにしています

Kindleで小説・読書術の本を出版しています

★読書によって感じたこと、心に残る言葉を丁寧に綴っています

★「読む・書く・つなぐ」をテーマに、やさしく心に届く読書体験をお届け中です

★古本のオンライン書店『柚香の森』を主宰し、心に響く文芸書のセレクトを行っています|覗いてみる

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