大阪・関西万博が閉幕してから、あの会場のことをふと思い出すことはありませんか。
大屋根リングから見た景色。個性あふれるパビリオン。世界の文化や食。そして、いつの間にかすっかり親しみのある存在になったミャクミャク。
会期中は「次はどこへ行こう」と夢中だったのに、時間がたってから写真を見ると、また違った気持ちが戻ってくるんですよね。
そんな大阪・関西万博をもう一度たどりたいとき、本は小さな入口になってくれます。
この記事では、公式ガイドブックやメモリアル写真集、建築を振り返る本、ミャクミャクの写真集や絵本など、閉幕後の今も楽しめる8冊をご紹介します。
「行った日の記憶を残しておきたい」
「行けなかったけれど、どんな万博だったのか知りたい」
「ミャクミャクをまだまだ眺めていたい」
そんな方にも、気になる一冊が見つかれば嬉しいです。
※書籍の価格・在庫・電子書籍の配信状況などは変わることがあります。購入前に最新情報をご確認ください。
- 大阪・関西万博を振り返る本は、閉幕後だからこそ面白い
- 大阪・関西万博を振り返る本おすすめ8選
- 1.まず全体をたどり直すなら『2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博 公式ガイドブック』
- 2.あの日の景色に戻りたいなら『大阪・関西万博 写真集』/ぴあ
- 3.ミャクミャクが大好きなら『I myaku you.』
- 4.大屋根リングや建築をもう一度見たいなら『Casa BRUTUS 2025年6月号 万博と建築』
- 5.閉幕直前の万博を残したいなら『Casa BRUTUS 2025年10月号 万博最終案内』
- 6.万博そのものをもっと知りたいなら『博覧会の歴史 第1回ロンドン万博から2025年大阪・関西万博まで』
- 7.ミャクミャクの物語を読みたいなら『ミャクミャク ある日の おはなし』
- 8.親子で遊びながら残すなら『大阪・関西万博公式キャラクターBOOK ミャクミャクをさがせ!』
- るるぶ・まっぷるなどの万博ガイドブックは、今読む意味がない?
- 無料で振り返るなら「みんなでつくった万博写真集」も
- 万博ロスを感じているなら、次はこちらへ
- まとめ|大阪・関西万博は、本の中でもう一度歩ける
大阪・関西万博を振り返る本は、閉幕後だからこそ面白い

ガイドブックというと、「行く前に読む本」という印象があるかもしれません。
けれど、大阪・関西万博の公式ガイドブックは、もともと閉幕後にも記念やレガシーとして手元に残ることを想定して制作されています。
公式ガイドは360ページのオールカラーで、会場MAPや各パビリオン、イベントなどがまとめられています。
実際に訪れたあとで読み返すと、
「あ、このパビリオンの横を歩いたな」
「ここは時間がなくて入れなかった」
「こんな展示もあったんだ」
と、自分の記憶と本の中の情報がつながっていくんです。
さらに閉幕後には、184日間を写真で残した本や、ミャクミャクの新しい写真集も登場しました。
「攻略するための本」から「記憶を残すための本」へ。
今は、そんな読み方が似合う時期なのかもしれません。
大阪・関西万博を振り返る本おすすめ8選
ここからは、大阪・関西万博を振り返るのにおすすめの本を8冊ご紹介します。
公式ガイドブックや万博写真集、建築を楽しめる本、ミャクミャクの写真集・絵本など、閉幕後の今だからこそ手元に置いておきたい本を中心に選びました。
それぞれ楽しみ方が少しずつ違うので、「あの日の景色に戻りたい」「万博をもう少し深く知りたい」と感じたときの一冊を探してみてくださいね。
1.まず全体をたどり直すなら『2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博 公式ガイドブック』
大阪・関西万博そのものを一冊で振り返りたいなら、まず候補にしたいのが公式ガイドブックです。
すべてのパビリオンやイベント情報などがまとめられた、B5判・オールカラー360ページの大きな一冊。会場MAPも付いています。
会期中には実用的な案内書でしたが、閉幕後に開いてみると、少し印象が変わります。
自分が歩いたルートをたどったり、訪れられなかったパビリオンを眺めたり。当時は急いで読み飛ばしていたページに、今になって目が止まることもあるんですよね。
こんな方におすすめです
- 大阪・関西万博全体を振り返りたい
- パビリオンや会場MAPをもう一度見たい
- 記念として「万博そのもの」を残しておきたい
万博の記憶を一冊にまとめて手元に置いておきたい方には、いちばん基本になる本です。
2.あの日の景色に戻りたいなら『大阪・関西万博 写真集』/ぴあ
文章よりも、まず写真であの日へ戻りたい。
そんな方に合うのが、ぴあの『大阪・関西万博 写真集』です。
2025年9月11日に発売された公式ライセンス商品で、大屋根リング、パビリオン、ミャクミャク、グルメ、そして会場を楽しむ人たちの姿など、184日間の風景が収められています。A4変形判、本文144ページです。
写真集のいいところは、読む順番を考えなくてもいいこと。
疲れた夜に少しだけ開いてもいいですし、家族と一緒に「ここ行ったね」と話しながら眺めてもいいんです。
会場のにぎわいや光まで思い出したくなるような、まさに“読むおみやげ”に近い一冊だと思います。
こんな方におすすめです
- 万博ロスを感じている
- 写真を中心に振り返りたい
- 家族や友人との思い出を残したい
3.ミャクミャクが大好きなら『I myaku you.』
万博が終わっても、「やっぱりミャクミャクが好き」という気持ちはなかなか終わらないんですよね。
そんな方にとって、2026年の大きな新刊になったのが、ミャクミャク初のグラビア写真集『I myaku you.』です。
大阪・関西万博の開幕からちょうど1年となる2026年4月13日に発売。沖縄で撮影された全224ページのカラー写真集で、特製フォトカードも封入されています。発行はフェリシモ出版です。
こちらは、万博会場を記録する本とは少し違います。
会場を飛び出したミャクミャクの姿を楽しめるので、
「万博の記念」というより、
「これからもミャクミャクを好きでいたい人の一冊」
という感じなんです。
閉幕後に新しい写真集が生まれたこと自体、ミャクミャクの物語がまだ続いているようで、少し嬉しくなります。
『I myaku you.』はフェリシモ出版から発売されています。
気になる方は、フェリシモ公式で内容をのぞいてみてくださいね。
▶ フェリシモ公式で『I myaku you.』を見る
4.大屋根リングや建築をもう一度見たいなら『Casa BRUTUS 2025年6月号 万博と建築』
万博を思い出すとき、大屋根リングやパビリオンの建築が強く心に残っている方も多いのではないでしょうか。
『Casa BRUTUS』2025年6月号は、「万博と建築」を特集した一冊です。
大屋根リングをはじめ、EXPOホール、国内パビリオン、シグネチャーパビリオン、海外パビリオンなどを、建築とデザインの視点から紹介しています。
会場では「すごいな」と眺めていた建物も、つくり手や設計の視点からもう一度見ると、違う表情が見えてくるんですよね。
こんな方におすすめです
- 大屋根リングが特に心に残っている
- 万博建築やデザインが好き
- 「なぜこの形だったのか」まで知りたい
5.閉幕直前の万博を残したいなら『Casa BRUTUS 2025年10月号 万博最終案内』
もう一冊、閉幕後だからこそ面白い『Casa BRUTUS』があります。
2025年10月号「万博最終案内」です。
大屋根リング、注目パビリオン、コモンズ館、グルメなどに加え、「万博は何を残したのか」という総括や、ミャクミャクの特集も組まれています。
開幕前のガイドとは違って、実際に万博が動き始めたあとに編集された一冊だからこそ残っている熱があります。
「万博って結局、どんな場所だったんだろう」
そんなふうに、少し距離を置いて振り返りたくなった方にも向いています。
6.万博そのものをもっと知りたいなら『博覧会の歴史 第1回ロンドン万博から2025年大阪・関西万博まで』
大阪・関西万博をきっかけに、
「そもそも万博って、いつからあるんだろう」
「昔の万博では何が展示されていたの?」
と興味が広がった方には、博覧会の歴史をたどる本も面白いです。
大阪・関西万博だけを見るのではなく、長い博覧会の歴史の中に置いてみると、「未来を見せる場所」として万博が果たしてきた役割も見えやすくなります。
楽しかった記憶をそのまま残す本とは少し違いますが、体験を知識へつなげてくれる一冊です。
7.ミャクミャクの物語を読みたいなら『ミャクミャク ある日の おはなし』
ミャクミャクを「キャラクター」としてもっと楽しみたい方には、公式キャラクターえほん『ミャクミャク ある日の おはなし』があります。
せきちさとさん文、さとうもぐもさん絵。ミャクミャクが朝ごはんを探しに出かけ、さまざまな相手と出会っていく、あたたかな物語です。
小さなお子さんと読むのはもちろんですが、ミャクミャクが好きな大人が手元に置いておくのもいいんですよね。
イベントが終わったあとも、絵本の中ではミャクミャクの日々が続いています。
8.親子で遊びながら残すなら『大阪・関西万博公式キャラクターBOOK ミャクミャクをさがせ!』
最後は、読むというより「遊ぶ」一冊です。
『ミャクミャクをさがせ!』は、関西の名所や名物が描かれたイラストの中からミャクミャクを探す、さがし絵本。
特製シールも付き、子どもだけでなく大人も楽しめるつくりになっています。
親子で万博を訪れた方なら、
「あのときミャクミャクいたね」
「ここにもいた!」
なんて話しながらページをめくる時間そのものが、思い出の続きになるかもしれません。
るるぶ・まっぷるなどの万博ガイドブックは、今読む意味がない?

そんなことはありません。
『るるぶ大阪・関西万博へ行こう!』『まっぷる 万博&大阪観光』『大阪・関西万博ぴあ』など、会期中に活躍した攻略系ガイドにも、閉幕後ならではの楽しみ方があります。
最新の旅行情報として読む本ではなく、
「2025年の万博を、当時どう楽しもうとしていたのか」
を残す記録として読むんです。
自分が書き込んだガイド、折り目のついたMAP、行きたい場所に付けた印まで含めて、思い出の品になることもありますよね。
すでに手元にある方は、捨てる前にもう一度開いてみてもいいかもしれません。
無料で振り返るなら「みんなでつくった万博写真集」も

本を買う前に、まず写真を眺めたいという方には、大阪府・大阪市が制作した「みんなでつくった万博写真集」もあります。
6,000枚を超える応募写真をもとに制作されたもので、デジタル版も公開されています。
冊子の有償頒布は2026年7月に終了しましたが、デジタルフォトブックは現在も案内されています。
プロが撮った公式写真集とはまた違って、訪れた人の目線から残された万博に出会えるのが魅力です。
「自分が見た万博に近い景色」を探してみるのも楽しそうですね。
万博ロスを感じているなら、次はこちらへ

本を眺めているうちに、
「やっぱりもう一度行きたいな」
「ミャクミャクに会いたいな」
と寂しくなることもあると思います。
そんな方へ、万博ロスの気持ちに寄り添う本や、閉幕後も続いているミャクミャクの話を別の記事にまとめています。
▶ 大阪・関西万博が終わって寂しい…万博ロスを癒す本・写真集とミャクミャクの今
大阪・関西万博の思い出を「終わったもの」にしなくてもいいんですよね。
まとめ|大阪・関西万博は、本の中でもう一度歩ける
大阪・関西万博は2025年10月13日に閉幕しました。
けれど、本を開けば、大屋根リングも、パビリオンも、ミャクミャクも、あの日の光も、もう一度ゆっくりたどることができます。
会場全体を思い出したいなら公式ガイドブック。
景色に戻りたいなら『大阪・関西万博 写真集』。
ミャクミャクが恋しくなったら『I myaku you.』や絵本。
その日の気持ちに合うものからで大丈夫です。
楽しかった時間は、終わったからといって消えてしまうものではないんですよね。
本棚に一冊残しておくことも、あの日の続きを大切にする方法なのかもしれません。

