朝倉かすみの小説おすすめ10選！最新刊や大人のリアルな恋愛小説・平場の月についてご紹介します。
最近、誰かの心にそっと触れるような物語を読みたいと思っていませんか？
そんな方にぜひおすすめしたいのが、直木賞候補にも名を連ねた朝倉かすみさんの作品。
朝倉かすみさんの作品には、大人のリアルな恋愛や日常に潜む特別な瞬間が描かれており、読む人を優しく包み込む魅力があるんですよね。
この記事では、特におすすめの作品5選をご紹介しながら、最新刊や電子書籍で手軽に読む方法もお伝えします。
朝倉かすみとは？
朝倉かすみさんは1960年8月10日、北海道小樽市生まれ
本名は朝倉香純さん
札幌手稲高校を卒業後、北海道武蔵女子短大で学び、石狩市で過ごしました。
短大を卒業した後、さまざまな仕事を経験し、30歳で小説の執筆を始めます。
その後、31歳から創作教室にも通い、39歳で結婚。40歳で小説家としてデビューを果たしました。
朝倉かすみさんの作品は、長い時間をかけて培われた経験や情熱が感じられるものばかり！
最後まで読み終えた後にじんわりと心に残る余韻が広がるのが魅力で、誰もが共感できる日常の中に特別な瞬間を見つけ出しています。
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朝倉かすみの小説おすすめ10選！
朝倉かすみさんの小説からおすすめ作品を10選ご紹介します。
平場の月
平場という言葉の意味は、特別な場所ではなく、ごく普通の場所を指します。例えば、ご自宅の近所の公園や、毎日のように通る駅などのこと。
なんとなくこの恋愛小説のイメージがつきそうですか？
本書は第161回直木賞候補に選ばれた一冊で、大人のリアルな恋愛小説の傑作。
平凡な人生を歩む男女が、ふとしたきっかけで距離を縮めていく姿が丁寧に描かれています。
派手さはないけれど、だからこそ心に沁みる。
大人だからこその迷いや愛おしさを描いた一冊です。
◆2019年第32回山本周五郎賞受賞／第161回直木賞候補／第4回北海道ゆかりの本大賞受賞。
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よむよむかたる
『よむよむかたる』は、読書会を通じて人とつながり、自己発見や世代間の交流の大切さを感じられる物語です。
舞台は小樽の喫茶店。
登場するのは平均年齢85歳の個性豊かな高齢者たち。
読書を介した語らいが、世代間の壁を超え、人生を再発見する瞬間をもたらします。
朝倉かすみさんの描く、北海道・小樽の美しい情景も魅力の一つ。
本がもたらす温かなつながりと自己発見が描かれた『よむよむかたる』、ぜひKindleで気軽にお楽しみください。
◆2024年直木賞候補
コマドリさんのこと（肝、焼ける）
『肝、焼ける』に併録
朝倉かすみさんの短編『コマドリさんのこと』、これは本当におすすめです！
社会の固定観念に縛られず、自分らしい価値観で人生を見つめ直すヒントを得られるんです。
40歳まで恋愛経験のない女性が主人公なんですが、その彼女が悩んだり、つまずいたりしながらも前を向いて生きる姿が、とにかく愛おしいんです。
読んでいると、「自分もこんなふうに頑張ろう」って、なんだか前向きな気持ちになれます。
ユーモアがあってクスッと笑えるところもありつつ、ちょっぴり切なくて考えさせられる部分もあって。
Kindleならすぐ読めるので、気軽に楽しんでみてください！
◆2003年第37回北海道新聞文学賞受賞
田村はまだか
人生、まだまだ可能性に満ちていることを教えてくれる一冊！
『田村はまだか』は、小学校時代の同級生5人が集まって、お互いの人生を振り返る物語です。
登場人物それぞれが、自分の過去や今を語り合いながら、人生の中間地点をどう生きるかを考えていきます。
「田村」という人物が登場しないのに、なぜかその存在が物語を引き締め、少しの緊張感を与えてくれるのも面白いポイント。
40代を迎えた読者には、心の中で「私もそうだ」と共感する瞬間がたくさんあるはずです。
朝倉かすみさんの深い描写に触れてみてください。Kindleで今すぐ読めますよ！
◆2009年第30回吉川英治文学新人賞受賞
満潮
朝倉かすみさんの『満潮』は、人間関係や自分自身を見つめ直すきっかけをくれる物語です。
主人公の眉子は、周りの期待に応えることで生きてきた女性。SNSやブログが普及した今、自己表現が容易になったことで、彼女の内面と外面の違いが浮かび上がります。
ドラマのような展開が続き、登場人物たちの心の葛藤が丁寧に描かれています。自分の人間関係や生き方について、考えさせられる一冊です。
『満潮』はKindleで今すぐ読めるので、ぜひお試しくださいね。
◆2017年第30回山本周五郎賞候補
たそがれどきに見つけたもの
朝倉かすみさんの『たそがれどきに見つけたもの』は、人生の折り返し地点を迎えた主人公が、これまでの人生を振り返りながら新たな気づきを得ていく物語。
50歳という年齢に差し掛かり、日々の中に隠れた小さな幸せや可能性に気づく主人公の姿にホッと温かくなります。
人生の四季を比喩に使って、自分の位置を見つめ直し、新しい発見を見つけることの大切さを教えてくれる一冊。
朝倉かすみさんの優しい言葉に包まれて、あなたもきっと、自分の生き方を少しだけ見つめ直したくなるはずです。
静かにしなさい、でないと
朝倉かすみさんの文章が、まるで友達と話しているように心地よく響き、深く共感できる『静かにしなさい、でないと』
この作品は、私たちが日々感じている不安や葛藤を鮮やかに描いた短編集です。
物語の登場人物たちは、どこか自分を見失いながらも、それぞれの中で必死に生きる姿が心に響いてきます。
日常の中にある小さな違和感や不条理さを、朝倉かすみさんの細やかな視点で捉えることで、私たちも自分自身を少し立ち止まって見つめ直すことができるかもしれません。
ロコモーション
朝倉かすみさんの『ロコモーション』は、新しい環境での挑戦や人間関係に悩む方にぴったりな一冊。
この作品は、心の中で自分をどう捉えるか、そして他人との関わりがどれほど自分を変えるのか、を描いた素敵な物語なんです。
主人公アカリは静かな生活を求めて大きな町に引っ越すのですが、周りとの関わりを通じて少しずつ自分を変えていきます。
彼女の繊細な心の変化に共感できる部分がたくさんあるはず。
朝倉かすみさんの優しい言葉が心に染みるロコモーションはおすすめの本です。
肝、焼ける
朝倉かすみさんの『肝、焼ける』は、恋愛や仕事に悩んでいる方にぴったりの一冊。
この作品は30代女性の複雑な心情と人間関係を描いた短編集です。
恋愛や仕事、人間関係での葛藤がリアルに描かれていて、読んでいると自分の気持ちと重ね合わせてしまうほど。
登場人物たちが悩みながらも前に進んでいく様子に、思わず励まされます。
また、北海道の風景や方言が物語に深みを与えていて、どこか温かい気持ちにさせてくれます。ぜひ手に取ってみてください。
朝倉かすみさんの『肝、焼ける』おすすめです！
◆2004年第72回小説現代新人賞受賞
他にだれがいる
朝倉かすみさんの『ほかに誰がいる』は、憧れや執着がどこまで人を変えてしまうのかを描いた物語です。
16歳のえりは、電車で見かけた玲子に強く惹かれていき、ただの友達では物足りず、「ひとつになりたい」と思い始めます。
最初は純粋な気持ちから始まるはずが、次第にえりの心は暴走し、破滅的な行動に向かっていくんです。
誰でも一度は感じる強い憧れ。
でもそれが、どんなに怖い結果を招くかを考えさせられる作品なんです。
朝倉さんの柔らかい文体で描かれる心理描写が、とても引き込まれますよ！
ぜひ読んでみてくださいね。
朝倉かすみ平場の月の映画化について
朝倉かすみさんの小説『平場の月』の映画化について、2022年4月に決定の発表がありましたが、公開日はまだ発表されていないようです。
映画化のお知らせの際には、朝倉先生のオンラインイベントも行われ、作品への期待がさらに高まりましたよね。
続報が待たれる状況ですが、新しい情報が届くのを楽しみに待つしかなさそうです。進展があればこのブログでお知らせいたしますね！
電子書籍Kindleですぐ読める
朝倉かすみさんの作品をKindleで楽しめます！
ぜひ、新しい読書のスタイルで、待たずに本を読める喜びを味わってくださいね。
電子書籍で読むメリット
朝倉かすみさんの作品は、電子書籍Kindleで手軽に楽しめます。
Kindleなら、紙の本を持ち歩かなくても、スマホやタブレットですぐに読めるんですよね。「今この本が読みたい！」と思った瞬間に購入し、その場で読み始められる便利さが人気の理由です。
Kindle Unlimitedの活用法
多くの朝倉作品が、Kindle Unlimitedで読み放題の対象になっています。
初めて利用する場合、30日間無料で試せるので、気軽に始めてみては？無料期間内に解約すれば料金はかからないので、読書体験の入り口としてぴったりです。
関連：＞＞朝倉かすみさんのおすすめ小説を、Kindle Unlimitedで手軽に楽しむ方法をご紹介！登録や解約も安心、読書ライフをサポートします。
まとめ
朝倉かすみの小説おすすめ10選！最新刊や大人のリアルな恋愛小説・平場の月について、以下の４つの事柄をご紹介しました。
- 朝倉かすみとは？
- 朝倉かすみの小説おすすめ10選！
- 朝倉かすみ平場の月の映画化について
- 電子書籍Kindleですぐ読める
朝倉かすみさんの小説は、心に響く繊細な描写と共感できる物語が魅力。特に直木賞候補作『平場の月』は、大人のリアルな恋愛小説としておすすめ。
さらに新刊で直木賞候補の『よむよむかたる』も話題です。Kindleならすぐに読めるので、ぜひこの機会に一冊手に取ってみませんか？
朝倉作品が、あなたの日常に新しい彩りを添えてくれるはずです。
