こんにちは、松風知里です。
雨上がりの午後、図書館の帰り道にふと立ち寄った書店。
そんな日常のなかで、「あの本、買おうかな? それとも、また図書館で借りようか……」なんて、立ち止まってしまうことってありませんか?
本を買うか借りるか──。
実はこれ、多くの読書好きさんにとって、よくある悩みなんですよね。
今回はそんなあなたのために、
それぞれのメリット・デメリットを丁寧に比べながら、
「今のあなたに合った読書スタイル」が見つかるよう、やさしくご案内していきますね。
このページを読み終えたころには、きっと次の一冊に向かう背中がふっと軽くなっているはずです。
本を買うか借りるかで迷う理由とは?

「読みたい本はあるけれど、買うと高いし…」
「でも、図書館の返却期限があると急いで読まなきゃいけないし…」
そんなふうに、気持ちのあいだで揺れてしまうのって自然なことなんです。
本を買えば、いつでも好きなときに読める安心感があります。
でもその反面、積読(つんどく)が増えてしまったり、収納スペースに悩まされたり──。
一方で、借りる読書にはコストの負担がないぶん、読書習慣を気軽に始めやすいという利点も。
けれど、気に入っても手元に残せないもどかしさがついてきたりもするんですよね。
👉積読本との付き合い方が気になる方は、こちらの記事もどうぞ: 積読本は何冊あっても大丈夫!読みたくて買った本を積む理由と快適に楽しむコツ
迷っているときこそ「読書の力」を味方にしてみませんか?

悩むということは、それだけ本と丁寧に向き合っている証。
だからこそ、その瞬間に「読書って、もっと自由でいいんだよ」と、声をかけてあげたいんです。
たとえば、Kindleの電子書籍なら、「読んでみたいな」という軽い気持ちで手にとれますし、
Audibleなら、通勤中や料理中など、“読む”という行為から自由になって、本とつながれるんです。
迷った時こそ、ひとつの読書スタイルにこだわらず、あなたの心と時間に合った方法を選んでみてくださいね。
本を買うメリット・デメリットとは?

まずは「買う読書」の特徴を見ていきましょう。
書店で本を選ぶワクワク感や、手元に残る安心感は、やっぱり特別なんですよね。
ただし、良い面ばかりではなく、気をつけたいポイントもあります。
◎メリット
- 手元に残る安心感
- 書き込みや付箋が自由にできる
- 何度も読み返せる(特に実用書・自己啓発書)
▲デメリット
- 費用がかさむ(新刊や話題作は特に)
- 保管場所に困ることも
- 読まずに積んでしまう可能性も
本を借りるメリット・デメリットとは?

次にご紹介するのは「借りる読書」。
図書館や友人との貸し借りなど、お金をかけずに本と出会えるスタイルです。
気軽に読み始められる反面、ちょっとした制約もあるんですよね。
◎メリット
- 無料で読める(図書館など)
- 期限があるから読む習慣がつきやすい
- 本との“お試し読み”ができる
▲デメリット
- 気に入っても返却しなければならない
- 書き込み不可、状態が選べない
- 人気作は予約待ちになることも
迷っているときにはKindle・Audibleで試す読書もおすすめ

「買う」「借りる」以外にも、今の時代にはもうひとつの選択肢があります。
それがKindle UnlimitedやAudible(オーディブル)などのサブスクリプション読書。
📱Kindleなら、スマホやタブレット一つで何千冊もの本に出会えます。
🎧Audibleなら、耳で聴くことで「読む時間がない」という悩みもするっと解消できるんですよ。
👉使い方や料金が気になる方はこちらの記事もどうぞ:
- 読書初心者でも安心! Amazon Kindle Unlimitedの使い方・料金・解約方法を徹底解説!
- 耳読書派の味方! Amazonオーディブル完全マニュアル【2025年版】|無料体験期間・メリット・解約手順
読書スタイル別におすすめしたい本たち
ここからは、「買う読書」「借りる読書」「試す読書」のそれぞれに合うような本を、読書セラピストの視点からご紹介しますね。
迷っているあなたの心に、やさしく響く一冊が見つかるかもしれません。
文学効能事典/エラ・バーサド/スーザン・エルダーキン
心の不調、人生のつまずき、季節ごとの気分まで──「症状」別に処方される本のガイド。
「どうしてこの小説が、私の心に効いたのか」そんな問いにやさしく応えてくれる一冊です。
読書セラピーに興味のある方にもぴったり。
Kindleでも手軽に読めますよ。
「本をどう読めばいいかわからない」──そんな方にぴったり。 「読む力は、生きる力とつながっている」ことを教えてくれる一冊です。 Kindlenに対応しています。
読書セラピスト/ファビオ・スタッシ
本に救われたい──そんな気持ち、ありませんか?
ローマのアパートで、悩みを抱える人々に本を処方する読書セラピスト、ヴィンチェ。
けれど彼自身も、人生や読書に迷いながら過ごしているんです。
そんな彼の前に現れたのは、一人の読書家と謎の本のリスト。
ページをめくるたび、「本が心を癒し、新しい一歩を後押しする」ことを、きっとあなたも感じるはず。
読書に迷いのある方こそ、この物語から、あなたに合う一冊を探してみてください。
図書室からはじまる愛/パドマ・ヴェンカトラマン
「女の子だから、夢をあきらめなくちゃいけないの?」──そんなもどかしさを抱えるあなたへ。
1941年のインド。
家族の不幸を機に、保守的な親戚の家へ引き取られた少女ヴィドヤ。
男性しか入れないはずの図書室で、彼女は本と出会い、自由への第一歩を踏み出します。
借りた本が、自分の生き方を見つめ直すきっかけになる。
そんな読書の力を、そっと教えてくれる物語です。
紙のページをめくりながら、あなた自身の心も少しずつ自由になっていくはずです。
私自身の体験から──「読書との距離感」が変わった瞬間

昔の私は「本を買うって、なんだかもったいない」と思っていた時期がありました。
特に、合わなかったらどうしよう…と。
でも、Kindle Unlimitedを試してからは「途中でやめてもいいんだ」「気軽に読んでいいんだ」と思えるようになって、本との距離がふっと近くなったんです。
Audibleは、家事をしている時間が“物語タイム”に変わることを教えてくれました。
本を買うか借りるか迷っているあなたへ──今こそ、読書の一歩を
読書に「正解」はありません。
大切なのは、そのときのあなたにとって“しっくりくる”スタイルを見つけること。
買ってもいい、借りてもいい。
そして、試してみるという選択肢もあるんです。
▶︎ 読書スタイルを広げたい方はこちらも:
本を買うなら古本か新品か?それぞれのメリットとデメリットを検証
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どんな形でもいいんです。
本はいつだって、あなたのそばにいてくれる存在ですから。
今日という日に、そっと寄り添う一冊と出会えますように──。