読書感想文の書きやすい本をまとめてみました。
小学6年生向けの上手な書き方や書きやすいおすすめの図書を3冊選んでいます。
参考になさってください。
なぜ読書感想文を書くの?
読書感想文は、本を読んで感じたことや考えたことを文章にまとめるものです。これをすることでいろいろな力がつきます。
たとえば、自分の思っていることを分かりやすく伝える力がついたり、本の内容をしっかり理解する力がつきます。
また、本を読んで感じたことや考えたことをまとめるので、考える力が強くなります。
読書感想文を書くときに大切なこと
読書感想文を書くときには、いくつか大事なことがあります。
- 本をしっかり読んで、本の内容をよく理解することが大事です。
- 本を読んでどう感じたか、自分の言葉で書きます。たとえば、好きな場面や感動したところを詳しく書くようにしましょう。
- 感じたことを具体的に書きます。例えば、「面白かった」だけではなく、「○○の場面が特に面白かった」というように書きます。
- 本を読んで自分がどう思ったか、自分の考えも書きます。
小学6年生向けに適した本の選び方
少し複雑なストーリーで、考えさせられるような本がいいです。
たとえば、友達との関係や家族の話などが適しています。
感想文は何枚で何文字が目安?
小学5,6年生の読書感想文は、課題読書・自由読書ともに原稿用紙3枚以内(1,200字以内)になります。
注意したいのは、題名、氏名は文字数に含まれませんので気を付けてください。
小6の読書感想文コピペはOK?
本来、他人の文章をそのまま使うのはNGです。
学校が読書感想文の宿題を出すのは、生徒に「考えをまとめる力」をつけてもらいたいからです。自分で書かないと、その力がつきません。他人の文章を無断で使うと法律違反になることもありますし、学校では盗作やコピペをチェックしているので、罰を受けることがあります。
全部丸々コピーすると学校にバレてしまい、困るのは自分です。賞を取って掲載された場合、すぐにコピペだと分かります。
だから、参考にする文章には自分らしさを加えましょう。先生は生徒の日ごろの行動をよく見ているので、誰がどんな書き方をするか理解しています。参考文を読んで「ここは共感できるけど、自分ならこう書くな」とか「自分らしくないからこう書いた方がいいな」と思ったら、その通りに書き直してください。
読書感想文は、自分が感じたことを書くものです。他人の感じた言葉ではなく、自分の感じた言葉で書くことが大切です。
読書感想文の書き方と書きやすい本3選
感想文の書き方と書きやすい本をご紹介します。
物語は感情移入がしやすく、読みやすさを感じられます。さらに、読書が苦手な方でも理解しやすい内容の物語を選んでいるので、楽しく読んでいただけるでしょう。
ぼくはうそをついた
『ぼくはうそをついた』は、作家のトム・ゴドウィンによる児童書です。
以下は簡単なあらすじと感想文に書きやすいポイントです。
簡単なあらすじ
物語の主人公は、ある小さな町に住む少年です。
彼は「ぼく」という名前で、ある日、学校でクラスメートたちに向かって大きな嘘をついてしまうのです。
この嘘が次第に町全体に広がり、大騒ぎになりました。
彼は自分の嘘がどんな影響を与えたのかを反省し、最終的には嘘をつかないことを決心します。
感想文に書きやすいポイント
この物語には3つのポイントがあります。順番にご紹介しますね。
1. 物語の内容について
物語では、どのようにして嘘が広がっていったのか、どんな出来事が起こったのかを説明します。
そして、主人公が最初にどのように感じたのか、嘘をついた理由や、その後の反省の気持ちについて書きます。
2.自分の感想
物語を通じて、嘘がどれほど大きな影響を与えるかをどう感じたか書きます。嘘をつくことがどんな結果を招くかについて自分の意見を書きます。
主人公が嘘をつかないと決心する場面から、自分がどのような教訓を得たのかを説明します。
例えば、「嘘をつくことはよくない」といった具体的な学びを書きます。
3 好きな場面や登場人物
物語の中で、自分が特に面白いと思った場面や感動した場面を詳しく書きます。
主人公や他の登場人物の行動や気持ちについて、自分がどう思ったかも書きます。
ドアのむこうの国へのパスポート
簡単なあらすじと感想文に書きやすいポイントのご紹介をします。
簡単なあらすじ
『ドアのむこうの国へのパスポート』は、ある日突然、不思議なドアが現れるところから始まります。
主人公はそのドアを通り抜けると、全く知らない異世界にたどり着きます。そこには驚くべき生き物や不思議な出来事がいっぱい。
主人公はその世界でさまざまな冒険をしながら、自分自身や周りの人たちとの関係について考えを深めていきます。
最終的には、異世界での経験を通じて成長し、自分の世界に戻ることができるという物語です。
感想文に書きやすいポイント
この物語には5つのポイントがあります。順番にご紹介しますね。
1.冒険の楽しさ
どんな冒険が一番印象に残ったか。異世界での出来事で特に驚いたことやワクワクしたことについて書く。
「異世界の○○という場所での冒険が一番面白かったです。特に△△が驚きました。」
2. キャラクターの成長
主人公が冒険を通じてどう成長したか。初めと終わりで主人公の考え方や行動がどう変わったかを考えてみる。
「主人公が最初は○○だったけど、最後には△△になっていて、その成長が素晴らしいと思いました。」
3. 異世界の描写
異世界の不思議な場所や生き物について感じたこと。自分がその世界に行ったらどう感じるか、何をしたいかを書いてみる。
「異世界の□□という場所はとても不思議で、私も行ってみたいと思いました。」
4. テーマやメッセージ
物語を通じて学んだことや感じたこと。自分自身の経験や現実世界での出来事と重ね合わせて考えてみる。
「この物語を通じて、○○の大切さを学びました。私も△△しようと思いました。」
5.自分の意見
異世界での冒険を通じて、主人公が学んだことについて自分の意見を書く。もし自分が主人公だったらどうするか、どんな選択をするかを考えてみる。
「もし私が主人公だったら、○○の場面で△△したと思います。それが自分にとって一番いい選択だと思うからです。」
図書館がくれた宝物
簡単なあらすじと感想文に書きやすいポイントをご紹介します。
簡単なあらすじ
『図書館がくれた宝物』は、図書館での出会いや経験を通じて成長する主人公の物語です。
主人公の少年は、学校の図書館で偶然出会った一冊の本をきっかけに、本の世界に引き込まれます。
その本を通じて、彼は新しい知識や冒険を楽しみながら、自分自身の成長を感じます。
また、図書館司書との交流や友達との関係も深まり、読書を通じて得られる宝物の大切さを学びます。
感想文に書きやすいポイント
この物語には5つのポイントがあります。順番にご紹介しますね。
1.お気に入りの場面について
本の中で特に印象に残った場面を詳しく書く。なぜその場面が好きなのか、自分の感じたことを具体的に書く。
2. 主人公の成長について
主人公がどのように成長したか、どんな変化があったかを説明する。
自分自身と比べて共感できるところや、自分もこうなりたいと思ったところを書く。
3. 図書館の役割について
図書館が主人公にとってどれほど大切な場所だったかを書く。自分にとっての図書館の役割や、本との出会いについて書く。
4. 本の魅力について
図書館で出会った本がどれほど魅力的だったかを説明する。
その本が主人公に与えた影響や、自分が読んでみたいと思った理由を書く。
5. 友情と交流について
図書館での友達との交流や、図書館司書との関係について書く。その交流がどのように主人公を支えたか、自分の経験と重ねて書く。
感想文を書くときは、自分が感じたことや考えたことを具体的に書くことが大切です。『図書館がくれた宝物』は、図書館や本がもたらす素晴らしい経験や成長を描いた物語なので、自分自身の読書経験や図書館での思い出と関連付けて書くと、より深い感想文になります。
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まとめ
★高学年になると、自分の意見をしっかり書くことが大切です。
たとえば、読書感想文を書くときは、自分がどう感じたかを詳しく書くようにしましょう。時間をかけて、一生懸命に書くこともとても大事です。そうすることで、自分の考えをしっかり整理できるようになります。
★読書感想文を書くことで、考える力や自分の意見をうまく伝える力がつきます。
さらに、毎日の読書を楽しむことで、もっと豊かな人生を送れるようになります。だから、読書を楽しみながら、自分の考えをうまく伝える力を育てていきましょう!