岩井圭也さんの作品、もう読みましたか?
私は、岩井圭也さんの物語を読むたびに「こんな風に心の奥を見透かされるような感覚」を味わいます。
この記事では、岩井圭也 さんの小説本一覧を詳しくご紹介しながら、最新刊の情報や特におすすめの作品をお届けしますね。
電子書籍のKindleなら、思い立った瞬間にダウンロードできますし、Audibleを使えば、家事をしながらでも楽しめてとても便利。
忙しい日々の中で、岩井圭也さんの作品に触れることで得られる小さな癒しや気づきを、ぜひ体験してほしいです。
岩井圭也おすすめ小説の作品リスト
岩井圭也さんの作品は、人間の心や感情を深く理解して描かれているものが多く、どれも魅力的で選ぶのに迷ってしまいますよね。
そこで、私なりにおすすめの本をいくつかピックアップしてみました。少しでも参考になれば嬉しいです。
われは熊楠
『われは熊楠』は、岩井圭也 さんが描いた、南方熊楠という型破りで魅力的な人物の人生を追った長編小説です。
幼い頃から好奇心旺盛だった熊楠が、アメリカやイギリスへ飛び出し、在野の研究者として奮闘する姿は、読んでいて胸が熱くなります。
読者は、困難に立ち向かう力や、知識を追い求める情熱の大切さを感じられるはず。
私はKindleでダウンロードして外出中に読みましたが、その場ですぐ手に入る便利さが嬉しかったです。
この本は、あなたの中に眠っている探求心をきっと目覚めさせてくれる、心に響く一冊だと思います。
著者初の歴史小説。
◆第171回直木三十五賞候補となる
◆2024年5月15日発売
楽園の犬
岩井圭也さんの『楽園の犬』は、歴史とミステリーが絶妙に組み合わさった小説。
1940年、太平洋戦争前夜のサイパン島で、スパイとして任務を負う麻田健吾が主人公。
麻田健吾が直面する謎や葛藤が、生々しくも心に響いてきます。美しい南の島の風景と、戦争の影が交錯する緊張感がたまりません。
私はKindleで読んでみたのですが、その場ですぐ手に取れる便利さがいいですよね。この物語、読んでいくうちにきっと心に何かを残してくれると思いますよ。
ぜひ試してみてくださいね!
◆第13回うつのみや大賞(文芸書部門)
最後の鑑定人
『最後の鑑定人』は岩井圭也さんが手掛ける、科学捜査をテーマにした小説なんです。
主人公の土門誠は、科捜研を辞めた後、民間の鑑定所を開きます。「彼に鑑定できないものはない」と言われるほどの実力で、DNA鑑定や放火事件、過去の白骨遺体の謎、そして自らが関わった冤罪事件に向き合います。
科学の力で事件の真相を解き明かすスリルだけでなく、人間模様にも心を動かされるストーリーなので引き込まれますよ。
Kindleならすぐに読めるので、気になった方はぜひ手に取ってみてください。
◆第76回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)候補(2023年)
文身
『文身』は、兄・庸一と弟・堅次の奇妙で衝撃的な物語です。
堅次は自ら命を絶ったかのように見せかけて姿を消し、その後、庸一の名前で小説を書き始めます。
その小説の内容が、なぜか現実とリンクしていき、庸一は次第に堅次の思惑に巻き込まれ、破天荒な行動を取らざるを得なくなるんですよね。そして、二人の関係はエスカレートしていき、やがて驚きの真実が明かされるという、予測を裏切る展開が待っています。
『文身』の虚構と現実が交錯するこの物語を通じて、人間関係の深さや人生の不思議さを感じることができます。
私は『文身』が一番気に入りました。読んでいてゾクゾクするような、先を急ぐみたいに読んでしまったのです。
もし気になったなら、Kindleですぐに手に入れられるので、今すぐチェックしてみてくださいね。
◆KaBoSコレクション2024金賞
付き添うひと
岩井圭也さんの『付き添うひと』は、少年事件を扱う弁護士・朧太一(オボロ)を主人公にした5編の連作短編集。
オボロは、さまざまな問題を抱えた少年少女たちに寄り添いながら、彼らと一緒に未来を考えていくストーリー展開です。
路上生活をしていたり、家族に問題を抱えていたりする子どもたちの心に寄り添い、時には苦しみを共に感じながら、少しずつ希望の光を見つけていく姿に胸がじーんと熱くなります。
これを読むと、少年審判制度や社会の問題、そして他の人に寄り添うことの大切さをあらためて学べますよ。
あなたもきっと、この物語に心を動かされるはずです。
横浜ネイバーズ
『横浜ネイバーズ』は、横浜中華街を舞台にした、ちょっとユニークな探偵小説です。
主人公のロンこと小柳龍一は、元々四川料理店の後継者として将来を考えていたものの、店が閉店してしまい、日々を無駄に過ごしていました。そんなロンが、いろんな困難を解決しながら「山下町の名探偵」と呼ばれるようになります。
彼の相棒は、引きこもりのパソコン少女ヒナ。二人は協力しながら、問題解決に奮闘していきます。
読んでいると、横浜中華街の雰囲気が目の前に広がるような気がして、まるで自分も一緒に冒険しているような気分に。ロンとヒナの成長を見守りながら、現代的な探偵小説の楽しさを実感できる一冊です。
もし、あなたが新しいタイプの探偵小説を楽しみたいなら、ぜひ手に取ってみてくださいね。電子書籍のKindleでも手軽に読めますし、すぐに冒険に出発できますよ!
この夜が明ければ
『この夜が明ければ』は、岩井圭也さんが描く、心に深く残る衝撃的なサスペンス小説。
物語は、北海道の港町で働く若者たちが突然巻き込まれた事件から始まります。
リーダー格の男性が遺体で発見され、その荷物から脅迫状が見つかります。警察への通報をしようとしても、仲間たちがその介入を避けようとする。
一見シンプルな事件に見えるかもしれませんが、次第に彼らが抱える深い秘密や過去が明らかになり、物語は予想以上に複雑でした。
この本を読むと、現代社会が抱える様々な問題について考えさせられるんですよね。登場人物たちがそれぞれ背負っているものを感じながら、読者として共感!し、時には心が痛む瞬間もあります。
でもその分、物語が終わる頃には、大切なものに気づくんです。
単調な毎日に飽きてきたら、この本を読んでみてくださいね。新しい気づきがあるかもしれません。
完全なる白銀
岩井圭也さんの『完全なる白銀』は、ただの山岳小説ではなく、人間ドラマとミステリーが織り交ぜられた心に残る作品です。
物語は、女性初の冬季デナリ単独登頂を成功させたリタ・ウルラクの行方不明から始まり、親友の緑里とシーラが彼女の足跡を追い、過去と現在が交錯していく展開なんです。
彼女たちが向き合うのは、ただの自然の厳しさだけではなく、それぞれの夢や現実、そして女性として生きる力強さです。
私自身、この本を読んで感じたのは、挑戦を続けることの大切さや、人生の中で立ち向かうべき問題にどう向き合うかということ。
自然と人間の関係性がとても美しく描かれていて、登山をしない私でもかなり共感できたんですよね。
なので、この本を読めば、きっと人生の「デナリ」を目指してみたくなるかも知れません。
ページをめくる手が止まらない、そんな素晴らしい作品です。
◆第36回山本周五郎賞候補(2023年)
永遠についての証明
デビュー作であり代表作の『永遠についての証明』は、数学の天才である三ツ矢瞭司を描いた感動的な物語なんです。
主人公・三ツ矢瞭司の才能は周囲との関係を歪ませ、孤独と苦悩を生むものでした。
瞭司が亡くなった後、彼の遺した「コラッツ予想」の証明を巡る物語が展開していきます。数学に詳しくなくても、友情や贖罪、人生の意味について考えさせられる作品。
私自身も、登場人物たちの心情に共感し、心に残る一冊でした。
ミステリー要素も含んでいますが、人間について考えたいとき、手に取ってみてください。タイトル通りの答えが見つかりますよ!
◆第9回野性時代フロンティア文学賞受賞(2018年3月)
科捜研の砦(最新刊)
『科捜研の砦』は、科学捜査の世界に引き込まれるミステリー小説です。
主人公の土門誠は、警視庁科捜研でその鋭い鑑定技術を駆使して、難解な事件を解決していきます。
彼が直面するのは、白骨遺体の謎や深夜の飲酒運転事故など、多岐にわたる事件なんですが、そんな土門の冷静で論理的な思考が、事件の真相を紐解いていく様子に、読んでいる私たちも次第に魅了されていきます。
科学の力で真実に迫る彼の姿からは、私たちの日常にも活かせるヒントが得られるかもしれません。
物語の中で描かれる緻密な思考過程を追うことで、論理的に物事を考える力が自然と身についていくように感じました。
ミステリーが好きな方にも、科学に興味がある方にもおすすめです。
ちょっとした空き時間に、Kindleで手軽に読めるのも嬉しいポイントです。
きっと、主人公・土門誠のように、真実を見極める目を養いたくなるかもしれないですね。
◆2024年6月28日発売
岩井圭也の魅力
岩井圭也さんの作品は、登場人物の心の中や感情がとても丁寧に描かれていて、読んでいるうちに自然とその世界に引き込まれます。登場人物一人ひとりへの深い理解と共感が感じられ、私たちも思わず彼らの気持ちに寄り添ってしまうんですよね。
また、岩井圭也さんの作品はミステリーや青春小説など、ジャンルを問わず様々な物語を楽しめるのが魅力です。その独特なストーリーテリングが、新しい感動を与えてくれるんです。
そして、岩井圭也さんの文体はとても読みやすく、情景や感情が鮮やかに表現されているので、物語の中にどんどん引き込まれていきます。まるで自分がその場にいるかのように感じながら、読書の楽しさを存分に味わうことができます。
友情や愛、成長、喪失など、誰もが共感できるテーマが多く描かれていて、どんな読者にも心に残る要素がぎゅっと詰まっています。
どの作品も、心を温かくしてくれる素敵な物語です。
関連:>>岩井圭也さんノミネートの第171回芥川賞・直木賞候補作品のご紹介
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まとめ
岩井圭也おすすめの小説本一覧!有名な作品から見る個性と魅力&最新刊について、以下の3つの事柄をご紹介しました。
- 岩井圭也おすすめ小説の作品リスト
- 岩井圭也の魅力
- 岩井圭也を電子書籍Kindleでお得に読む方法
いろんな分野をいろんな立場で描ける作家という印象があるのが岩井圭也さんです。
ひとりの作家でこれだけのジャンルがあるのも素晴らしいですよね。
作品によって読みたい時間、読むべき場所を選べる楽しみを与えてくれる作家さんは、読み手としても人生の楽しみを分けてもらっているようなものです。
直木賞候補をきっかけに、多くの方が豊かな読書時間を過ごせますように!