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菊池寛賞の歴代受賞者と時計が贈られる理由|最新の第73回受賞者もご紹介

菊池寛賞の歴代受賞者と時計が贈られる理由|最新の第73回受賞者もご紹介 文学賞
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秋になると、文学賞のニュースが続きますね。

「今年は誰が選ばれるのかな?」と胸が高鳴る季節です。
そのなかでも、文学・芸術・報道など文化全体の功績を讃える特別な賞が「菊池寛賞(きくちかんしょう)」なんです。

けれど、「名前は聞いたことがあるけれど、どんな賞なの?」という方も多いのではないでしょうか。

この記事では、菊池寛賞の歴代受賞者・時計が贈られる理由・最新の受賞者情報、そして受賞作をお得に読む方法まで、やわらかくお伝えしていきますね。

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菊池寛賞とは?

菊池寛賞は、文豪・菊池寛(きくち かん)の功績をたたえて1948年に創設された賞です。

菊池寛といえば、『恩讐の彼方に』や『父帰る』などの名作で知られ、さらに「芥川賞」「直木賞」を立ち上げた人物でもあります。

そんな彼の精神を受け継ぎ、文化の発展に寄与した個人や団体へ毎年贈られます。
副賞にはオメガの懐中時計賞金100万円

時計には「時間を大切に歩みを重ねてほしい」という思いが込められているんですよね。

ちなみに、出身地・高松市では「香川菊池寛賞」も続いており、地域文学の灯を今も守っています。

菊池寛賞が生まれた背景には、創設者・菊池寛の“人を信じる力”があるんです。
どんな人生を歩み、なぜこの賞を残したのか──
👉 菊池寛とはどんな人?代表作・人物像・芥川龍之介との友情をやさしく解説
彼の人物像を知ると、受賞作への見方も少し変わりますよ。

【最新】第73回菊池寛賞(2025年)

2025年10月に発表された第73回菊池寛賞では、文学・映画・報道・文化研究と幅広い分野から受賞者が選ばれました。

宮本輝さん

『泥の河』『流転の海』『優駿』など、人間の誠実さと希望を描き続けてきた作家。
今年は初の歴史長編『潮音』(全四巻)を刊行。その豊かな文業が高く評価されました。
 >>宮本輝とは?生涯・代表作・文学賞をわかりやすく解説【人物と作品まとめ】

映画「国宝」製作チーム

歌舞伎という伝統芸能の世界を圧倒的な映像美で表現。22年ぶりに興行収入100億円を突破し話題に。

藤原正彦さん

『国家の品格』の著者として知られ、知性とユーモアを兼ね備えた随筆で多くの読者を魅了。

小泉和子さんと昭和のくらし博物館

家具史・生活史研究を通して、昭和の暮らしを後世に伝え続けています。

河北新報・横山勲記者

企業版ふるさと納税制度の問題を鋭く取材し、地方の現実を浮き彫りにしました。

菊池寛賞の歴代受賞者たち

菊池寛賞はジャンルを越えて「文化の力」を広く讃える賞です。
たとえば近年では——

  • 東野圭吾(2023年):「ガリレオ」シリーズなど数々の映像化作品で人気。
  • 野沢雅子(2023年):「ドラゴンボール」孫悟空の声を担当し、世代を超えて愛される声優。
  • 栗山英樹(2023年):WBCで侍ジャパンを世界一へ導いた監督。
  • 宮部みゆき(2022年):ミステリーから時代小説まで幅広く活躍する人気作家。

こうして見ると、「時代を動かす物語」や「人を勇気づける表現」を生み出してきた方ばかりなんですよね。

そして、文学界では吉田修一さんも長く注目を集めています。
彼の私生活や創作スタイルをのぞいてみると、現代作家としてのリアルな姿が見えてきます。
>>吉田修一は結婚してるの?イケメンで高身長!高級マンション生活と受賞歴も

時計が贈られる理由とブランドの秘密

菊池寛賞の受賞者に贈られるのは、オメガ製の懐中時計
初回受賞者・徳田秋聲が「花瓶より懐中時計がいい」と語ったのをきっかけに、以来ずっと続く伝統なんです。

時計の裏には受賞者名と年度が刻まれ、世界に一つだけの記念品に。
これは単なる贈り物ではなく、「時間を大切に生きる覚悟を象徴しているようにも思えます。

📚菊池寛が「形」という作品で伝えたかったテーマ——それは、“見えるものの奥にある心の姿”
彼が大切にしていた“形の意味”を知ると、この時計の象徴性もより深く理解できます。
>>形で菊池寛が伝えたかったことは何?テーマの概要をわかりやすく解説

菊池寛という人|情熱とギャンブルと友情

菊池寛は「実業家肌の文豪」とも呼ばれます。
出版事業を立ち上げ、時にギャンブルにも熱中しながら、時代を動かした人物でした。

しかし、その内側には芥川龍之介との友情や、家族への思いがあったんです。
生涯の中で迷い、悩み、それでも前へ進もうとした姿には、どこか人間らしいあたたかさがあります。
>>菊池寛のギャンブルの名言と芥川龍之介との交友関係・息子や子孫についても

菊池寛賞作品をお得に楽しむ方法【Kindle & Audible】

文学賞作品を「気になったときにすぐ読みたい」──そんな方には、Kindle UnlimitedとAudible(オーディブル)がおすすめなんです。

📖 Kindle Unlimited
200万冊以上が読み放題。受賞作や文芸書も多くラインナップされています。
>>Amazon Kindle Unlimited|料金・解約・使い方まとめ

🎧 Audible(オーディブル)
プロの朗読で名作を“聴く”体験ができます。移動中や家事の時間にもぴったり。
>>Amazonオーディブル完全マニュアル|無料体験期間・メリット・解約手順

どちらも30日間の無料体験があるので、気軽に試せるのがうれしいですよね。
>>Amazon Kindle Unlimited|料金・解約・使い方を初心者向けにすっきり解説!【2025年最新】

まとめ|時間とともに受け継がれる“物語の力”

菊池寛賞は、時代を超えて「文化の灯」をつないでいく賞です。
贈られる懐中時計には、「今を生きる力」と「次の世代へ渡す希望」が刻まれています。

そして、菊池寛自身も“言葉で人を支える”ことの意味を、生涯をかけて伝えた作家なんですよね。

受賞者の作品を読むことで、きっとあなたの中にも“今を生きるヒント”が見つかるはずです。
KindleやAudibleで、静かな夜にひとつの物語と出会ってみませんか?

本は、あなたの時間に寄り添う小さな灯なんです。

関連記事でさらに深める

◆今日の一冊が、あなたの心に少しでも響いていたら嬉しいです。
もっと心に寄り添う本を探してみたくなったら――➡「柚香の森」で探す

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このブログを書いている人

 

本と心をつなぐ、言葉の案内人

松風知里(まつかぜ ちり)

大阪在住の読書ブロガーです。
月3万PVのブログ『本と歩む日々』を運営し、年間100冊以上の本を読んでいます。

Kindleで小説や読書術の本を出版し、古本オンライン書店『柚香の森』も主宰。
日本読書療法学会会員として、心に寄り添う読書体験をお届けしています。

★X(Twitter)でもブログ情報を発信中@chiri_matsukaze

 

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