青崎有吾の作品に興味をお持ちの方、こんにちは、松風知里です。
裏染天馬シリーズは、読む順番を意識するともっと楽しめるんですよ。
この記事では、シリーズの順番や最新刊「地雷グリコ」の魅力について、わかりやすくお伝えします。
青崎さんの緻密な伏線や、登場人物たちの心の動きに触れると、読書の楽しさがぐっと広がるんです。
私は外出先でKindleを使って、気になったらすぐ読めるのが本当に便利だと感じていますし、家事をしながらAudibleで聴くのもお気に入りの時間です。
ぜひ、あなたも一冊手に取って、青崎ワールドに飛び込んでみませんか?

本格ミステリー。
しかも嬉しい謎解き&ゲーム!
最強の組み合わせだよね。

読む前からワクワクしちゃうね!
青崎有吾の経歴
青崎有吾の裏染天馬(うらぞめてんま)シリーズの順番
「裏染天馬シリーズ」は全部で4作品。
学内随一の天才であるアニメオタクのだめ人間、裏染天馬が風ヶ丘高校(かぜがおか)の内外で起きる殺人事件の謎を解く、と言う本格ミステリーシリーズなんです。裏染天馬はなぜか校内で暮らしている。
タイトルは3作目を除いては『体育館の殺人』『水族館の殺人』『図書館の殺人』と「館」が入っていますので、館シリーズとも言われています。
3作目の『風ヶ丘五十円玉祭りの謎』は番外編になりますが、今後のために順番に読んでおいた方がよさそうです。
①体育館の殺人
風ヶ丘高校の旧体育館で起きた事件は、とても興味深いですよね。
放課後の密室で放送部の少年が襲撃され、外は激しい雨。唯一の目撃者である女子卓球部の部長が疑われてしまうなんて、部員たちの心情を思うと胸が痛みます。
そこで登場するのが、学内一の天才・裏染天馬。彼は少し抜けたアニメ好きですが、その軽快な会話と論理的な推理は読んでいて心地よいんです。
この事件は構造がシンプルなので、ミステリーに慣れていない方でも安心して楽しめると思います。
私はこういうスッキリとした謎解きの展開が好きで、気づいたら夢中でページをめくってしまうんですよね。もし気になったら、Kindleで気軽に始めたり、家事や移動中にAudibleで聴いてみたりするのもおすすめですよ。
忙しい日常でも、ちょっとした隙間時間に物語の世界に浸れるのが嬉しいんです。
天馬くんのユニークなキャラクターにも、きっとすぐ引き込まれるはずですよ。
◆第22回鮎川哲也賞受賞
②水族館の殺人
夏休みの真っ最中、8月4日。風ヶ丘高校新聞部のメンバーが訪れた水族館で、まさかの事件が起こります。
サメが飼育員に襲いかかるという、驚きの展開です。捜査が進む中で容疑者は11人に絞られますが、どの人にも確かなアリバイがあり、簡単には解けない謎に直面します。
そんな中、頼りない裏染天馬を呼び出すため、袴田刑事は天馬の妹・柚乃に連絡を取ります。物語が進むにつれて少しずつ謎が明かされ、特に最後に動機が語られる場面では、深い感動と驚きが押し寄せてくるんです。私も鳥肌が立つほど心を揺さぶられましたよ。
事件の真相をじっくりと味わいたい方は、Kindleで気軽に読めますし、家事や移動中にはAudibleで聴くのもおすすめです。
あなたの日常に溶け込むように、物語の世界を楽しんでみてくださいね。
③風ヶ丘五十円玉祭りの謎
風ヶ丘高校の裏染天馬と袴田柚乃たちが夏祭りにやってきました。たこ焼きやかき氷、どの屋台で買ってもなぜかお釣りが50円玉ばかり。
その小さな謎に、裏染兄妹が挑む姿が描かれています。
日常がテーマなので大事件はありませんが、シリーズファンなら思わずにやりとしてしまう、ほのぼのとしたエピソードです。
夏祭りの賑やかさや、キャラクターたちの日常のやり取りが温かく描かれていて、まるで一緒にお祭りを楽しんでいるような気分になります。少し不思議な余韻が残る結末も、青崎さんらしい魅力ですよね。
こうした短編は、隙間時間に読むのにぴったり。私は外出先ではKindleを使って、家事中はAudibleで聴いて楽しんでいます。
忙しい日々でも手軽に読書を楽しめるのが嬉しいところです。
あなたもぜひ、青崎ワールドの一員になってみませんか?
④図書館の殺人
9月、期末テストに追われる学生たちで賑わう風ヶ丘図書館で、なんと山田風太郎の『人間臨終図巻』が絡む事件が起きてしまいました。
大学生が命を奪われ、現場には謎めいた本とメッセージが残されていたんです。このメッセージを解読するため、探偵の裏染天馬が警察と協力して事件に挑みますが、一筋縄ではいかない展開にハラハラさせられるんですよね。
天馬くんの天才的な推理や彼の秘められた過去が明らかになるたびに、物語に引き込まれていくのが魅力的です。さらに、天馬くんを取り巻く恋模様も見どころのひとつ。この続きがどうなるのか気になって、つい次回作を待ち望んでしまうんです!
読書にじっくり浸りたい方はKindleで、隙間時間を活用したい方にはAudibleがおすすめですよ。
どちらもすぐに作品の世界に飛び込めるので、ぜひ試してみてくださいね。
青崎有吾の最新刊地雷グリコの発売日
2023年11月27日 KADOKAWAストアより発売(電子書籍同日配信されています)
こちらは、女子高生・射守矢真兎(いもりや まと)が頭脳バトルに挑む、全5編からなるゲームバトル小説です。日常の中に潜む不思議なゲームに巻き込まれながら、真兎が冷静な頭脳と独特の雰囲気で挑戦していく姿が魅力的なんです。
たとえば、階段を上りながら罠を避ける「地雷グリコ」や、百人一首を使った心理戦「坊主衰弱」など、一風変わったルールのゲームが登場します。そのたびに真兎の鋭い洞察力や独自の戦術が光り、対戦相手との緊張感あふれる心理戦が展開されます。
そんな中でも真兎の軽やかな会話が心に余裕を感じさせ、つい引き込まれてしまうんですよね。
勝負のたびに繰り広げられる逆転劇や、最後にほろりと心を揺さぶるシーンも忘れられません。読み進めるうちにゲームの奥深さに夢中になり、ページをめくる手が止まらなくなることだと思います。
私は隙間時間やリラックスしたい時間にAudibleで聴いたり、外出先でKindleを使ったりして楽しみました。
どんな忙しい日常の中でも、この物語ならあなたを別世界へと連れて行ってくれますよ。
・第37回山本周五郎賞受賞
・第77回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)
・第24回本格ミステリ大賞(小説部門)
トリプル受賞の快挙となりました!
★2024年直木賞候補作品
第171回芥川賞と直木賞の候補作品一覧です。候補だけあって素晴らしい作品があります。>>
青崎有吾の代表作
青崎有吾さんの代表作品をご紹介しますね。
気になる作品があれば、次ぎに読む一冊の候補に入れてもいいですよね!
アンデッドガール・マーダーファルス
『アンデッドガール・マーダーファルス』は、青崎有吾さんの代表作として、多くの読者に愛されているミステリーです。
物語の舞台は19世紀末のヨーロッパ。首のない不老不死の美少女探偵・輪堂鴉夜が、仲間たちと一緒にさまざまな怪物にまつわる事件を解決していくんです。吸血鬼や人狼が登場する世界で、少し不思議で独特な雰囲気に引き込まれますよ。
この本を読むと、ただのミステリーではなく、キャラクターたちの深い思いや歴史的背景が少しずつ明らかになっていきます。私は、単なる推理だけではなく、登場人物たちの心の動きや絡み合う謎に心を奪われました。特に、鴉夜の冷静さと仲間たちとの関係性が本当に魅力的なんです。
もし、青崎さんの作品が初めてなら、少し不安に感じるかもしれません。でも大丈夫。青崎さんの語り口はとても読みやすくて、あっという間に物語の世界に没頭できるはずです
迷ったら、まずKindleやAudibleで手軽に読んでみてくださいね。
どんな場所でも、すぐに物語に浸れるので、読書がもっと楽しくなりますよ。
2023年7月頃~TVアニメ化されています。
以下でも配信されていたようなのででチェックしてみてください。
dアニメストア / dアニメストア ニコニコ支店 / dアニメストア for Prime Video / U-NEXT / ABEMA / Prime Video / ディズニープラス / DMM TV / FOD / Hulu / J:COMオンデマンド / Lemino / milplus / Netflix / アニメ放題 / ニコニコ動画 / バンダイチャンネル / Google Play / HAPPY!動画 / music.jp / ビデオマーケット
ノッキンオン・ロックドドアシリーズ
青崎有吾さんの『ノッキンオン・ロックドドアシリーズ』は、ちょっと変わった探偵のコンビが繰り広げる、緻密で謎に満ちた物語です。
御殿場倒理は「不可能犯罪」を解き明かし、片無氷雨は「不可解な動機」を追うという、二人の探偵の得意分野が交互に展開されるんですね。彼らの間で繰り広げられる頭脳戦や、人間ドラマの奥深さに、どんどん引き込まれていきますよ。
私もこの作品を読みながら、普段の推理小説とは一味違う新鮮さを感じました。謎解きが進むごとに、二人の探偵たちが持つそれぞれの背景や過去が少しずつ明かされていくのが本当に面白いです。そして、推理だけでなく、彼らの心の動きにも深く共感してしまう部分がありました。
まだ読んでいない方は、Kindleで手軽に楽しむことができます。
どんな時間でも、物語の世界にすぐに没頭できますよ。
早朝始発の殺風景
『早朝始発の殺風景』は、青崎有吾さんが描く日常の中に隠れた小さな謎と、青春特有の「気まずさ」を大切にした短編集です。
物語の中で、何気ない会話や出来事がじわじわと心に残るんです。
それはまるで、私たち自身も経験したことのある、少し不安で不明確な感情を呼び覚ますような感じ。登場人物たちが抱える悩みや葛藤に、思わず共感してしまうことだと思いますよ。
この本を読んで、あの頃の「気まずさ」をもう一度感じてみてください。時にはその距離感や不安が、心温まる瞬間へとつながっていきます。
日常の些細な出来事が、実は大きな意味を持つことに気づくことができるかもしれません。
「青春の一瞬一瞬が大切だと思える本です。」もし忙しくてなかなか手に取れないという方は、Kindleで、空き時間にさっと楽しんでみてくださいね。
11文字の檻 青崎有吾短編集成
『11文字の檻 青崎有吾短編集成』は、青崎有吾さんの魅力がギュッと詰まった短編集です。彼が得意とする論理的な謎解きだけでなく、社会的なテーマや深い感情も絡めた作品が揃っていて、やはり引き込まれてしまいます。
例えば、実際の事故(JR福知山線脱線事故)を題材にした「加速してゆく」や、少し不気味で幻想的な「恋澤姉妹」など、どの物語も色々な感情を刺激してくれるんです。
短編ならではの濃密さに、時間を忘れて読み進めてしまいますよ。初めて青崎有吾さんの作品を手に取る方にもぴったりな一冊。
もし今、ちょっとした空き時間があるなら、Kindleで気軽に読んでみてください。どこでも、自分のペースで楽しめますよ。
『地雷グリコ』と『嘘喰い』との深いつながり
青崎有吾さんが『地雷グリコ』でトリプル賞を受賞した背景に、大学時代に出会った『嘘喰い』(作者:迫稔雄(さこ としお))の影響があると聞いて、感動しました。
『嘘喰い』は今でも青崎有吾さんの一番好きな漫画だそうです。
誰しも何かに強く影響を受ける瞬間がありますよね。その衝撃が、何かを続ける力になり、自分を成長させてくれる。
青崎有吾さんの一番好きな漫画『嘘喰い』をご紹介しますね。
嘘喰い
『嘘喰い』は、ちょっとドキドキしながらページをめくっていくような、命を賭けたギャンブルの物語です。
斑目貘という主人公が、シンプルに思えるゲームに挑んで、次々と繰り広げられる心理戦や戦略が本当に面白いんですよね。普通のゲームに命を懸けるという発想がとても新鮮で、どんどん引き込まれていきますよ。
この作品を読むと、ただのゲームではない、その裏にある心理や戦略を深く考える力が育まれます。そして、登場人物たちの思惑が交錯する展開にワクワクしながら、自分もどんどん考えながら読み進めたくなることだと思います。
「嘘喰い」をまだ読んでいないという方は、ぜひKindleで手軽に手に取ってみてください。
これからの読み進め方に、きっと新しい楽しみが見つかるはずですよ。
全49巻が完結しているので、すべて読んでも後悔しないです!
青崎有吾を電子書籍Kindleでお得に読む方法

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まとめ
青崎有吾の裏染天馬シリーズの順番と読み方と最新刊地雷グリコの発売日について、以下の6つの事柄をご紹介しました。
- 青崎有吾の経歴
- 青崎有吾の裏染天馬(うらぞめてんま)シリーズの順番
- 青崎有吾の最新刊地雷グリコの発売日
- 青崎有吾の代表作
- 青崎有吾を電子書籍Kindleでお得に読む方法
- 『地雷グリコ』と『嘘喰い』との深いつながり
これを機会に、青崎有吾さんの作品の魅力に一歩近づいてみてはいかがでしょう!