月村了衛の機龍警察シリーズの読む順番は? 最新刊や新刊についてご紹介しますね。
月村了衛さんは、心に残るキャラクターと精緻なプロットで多くの読者を魅了してきた作家です。
特に『機龍警察シリーズ』は、サスペンスとアクションが絶妙に絡み合い、知らないうちに物語の世界に引き込まれているんですよね。
もし「次に何を読もうかな?」と迷っているなら、『機龍警察』シリーズを通して、あなたも月村了衛さんの世界に足を踏み入れてみませんか?
物語の読む順番や最新刊について知れば、より楽しんで読み進められると思います!
月村了衛はどんな人?
- 月村 了衛(つきむら りょうえ)
- 1963年3月18日生まれ
- 大阪府大阪市出身
- 早稲田大学第一文学部文芸学科卒業
月村了衛さんは、小学生の頃から小説家に憧れ、大学で文学や演劇を学びました。
大学卒業後はアニメの脚本家として活躍し、『ミスター味っ子』や『少女革命ウテナ』で注目を集めましたが、もともと小説を書く夢を諦めず、40歳を過ぎてから本格的に再挑戦したのだそうです。
その後、日本を代表するミステリー&アクション作家となり、特に「機龍警察」シリーズは、緻密な描写と迫力あるストーリーで多くの読者を魅了して止みません。
読書好きならぜひ読んでみたいシリーズ作品ですね!
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月村了衛の機龍警察シリーズの読む順番と新刊
月村了衛さんの大人気の機龍警察シリーズです。
ここでは、機龍警察シリーズの大まかなあらすじと、読む順番をご紹介しますので安心してくださいね!
★『機龍警察』シリーズでは、機龍警察未亡旅団が最新刊になります。(2023年06月06日発売)
月村了衛 機龍警察シリーズのあらすじ
月村了衛さんの『機龍警察シリーズ』は、未来の警察を舞台にしたSFミステリーで、デビュー作ながら日本SF大賞や吉川英治文学新人賞を受賞するほどの名作なんです。
このシリーズは、最新の近接戦闘兵器「龍機兵」を使う警視庁特捜部が、テロや国際犯罪に挑む姿を描いています。
脚本家として活動してきた月村了衛さんが初めて挑んだ小説ということで、緻密なストーリー展開とキャラクター描写が光りますし、特捜部のメンバーたちはそれぞれ異なる背景や過去を持ちながら、互いに葛藤しつつも共通の敵に立ち向かう姿にキャラが際立っているように思います。
また、警察組織内部の軋轢や派閥争いといったリアルな描写も、この物語の大きな見どころ!
スリリングなアクションと社会問題への深い考察が融合した『機龍警察』は、読み応えたっぷりなのでおすすめのシリーズです。
月村了衛さんの『機龍警察』は、電子書籍KindleやAudibleでもすぐに手に入るので、気になった方はぜひチェックしてみてください!
月村了衛 機龍警察シリーズの読む順番
月村了衛さんの『機龍警察』シリーズにはスピンオフ作品もいくつかあって、どれから読めばいいのか迷ってしまうこともありますよね。
そんなときは、これからご紹介する順番で読んでみてください!
シリーズ全体をもっと楽しめるようになりますよ。
- 機龍警察
- 機龍警察/完全版
- 機龍警察 自爆条項
- 機龍警察 自爆条項/完全版
- 機龍警察 暗黒市場
- 機龍警察 火宅/番外編
- 機龍警察 狼眼殺手
- 機龍警察 白骨街道
- 機龍警察未亡旅団
①機龍警察
月村了衛さんの『機龍警察』は、大河警察小説シリーズの第一作で、近未来の日本が舞台。
テロリズムが蔓延し、警視庁特捜部に配属された新型機甲兵とその搭乗者たちが、国家を脅かす陰謀に立ち向かう物語です。
警察内の複雑な人間関係や、技術と人間性の問題をうまく描いていて、アクションとドラマのバランスが絶妙で、正義とは何か、技術が社会に与える影響についても考えさせられる、考え深い内容となっています。
②機龍警察<完全版>
『機龍警察<完全版>』は、デビュー作「機龍警察」の改訂版なんです。
内容の加筆修正や再構成が行われ、キャラクターの過去の交流シーンや捜査の詳細が追加されました。
また、視点人物の明確化や文体調整が行われ、読みやすさと深みが増しています。さらに、シリーズに関する論考やインタビューも収録され、原作ファンにも新たな発見がある一作となっていますよ!
③機龍警察 自爆条項
物語は、日本、イギリス、中国を舞台に繰り広げられます。
警視庁特捜部が軍用兵器・機甲兵装の密輸事件を捜査していると、今度は英国高官暗殺計画の情報が浮かび上がります。でも、捜査が進むにつれて、上層部から突然中止命令が出され、事態は一変。
どんな展開が待っているのか、続きが気になるところです。
◆2012年日本SF大賞
④機龍警察 自爆条項<完全版>
『機龍警察 自爆条項<完全版>』は、月村了衛による『機龍警察』シリーズ第2作目『機龍警察 自爆条項』の改訂版です。
2012年の原作に大幅な加筆修正が施され、キャラクターや物語の背景がより詳細に描かれています。
また、特別付録として著者による短篇自作解題が追加され、文庫版では霜月蒼氏の解説も付いています。
2016年に発売されたこの完全版は、原作を深化させ、より豊かな作品世界を提供しています。
⑤機龍警察 暗黒市場
元警部・ユーリ・オズノフは、警視庁との契約を解除され、ロシアン・マフィアと手を組んで武器密売を開始します。
一方、沖津特捜部長は市場に流出した新型兵器が「龍機兵」の同型機ではないかと疑い、ブラックマーケットを壊滅すべく行動を起こすのです。
緊迫した展開が繰り広げられますよ。
◆2013年 吉川英治文学新人賞
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⑥機龍警察 火宅<番外編>
月村了衛さんの『機龍警察 火宅<番外編>』は、警察の内部や変わりゆく社会に立ち向かう人々を描いた8作から成る短編集。
それぞれの物語では、登場人物の葛藤や成長がしっかりと描かれていて、警察の複雑な人間関係や社会の闇に深く触れることができます。
特に「火宅」では、由起谷主任が元上司の秘密に迫る姿があるのですが、過去と現在が交錯するドラマテックな感じになっています。
警察小説だけにとどまらず、心を揺さぶられる社会派ミステリーを楽しみたいあなたには、きっと響く一冊ですよ。
⑦機龍警察 狼眼殺手
日本の経済産業省と中国のフォン・コーポレーションが手掛ける日中合同プロジェクト『クイアコン』。でも、プロジェクトを巡って起きた大規模な疑獄事件が、物語の始まりなんです。
特捜部が捜査を進める中、次々と関係者が謎の暗殺者「狼眼殺手」に命を狙われ、事件はどんどん深刻に。
緊迫した展開に、心が奪われること間違いなしです。
このサスペンス満載のストーリー、ぜひ手に取って読んでみてくださいね。
⑧機龍警察 白骨街道
国際指名手配犯・君島が逮捕され、警視庁特捜部の三人がミャンマーでその身柄を引き取る任務を負うことに。
でも、予想もしない罠や試練が待ち受けていて、背後には謎の存在が潜んでいるんです。
どんどん引き込まれる緊迫感と、物語が進むにつれて明らかになる秘密に心が躍りますよ。この先どうなるのか気になる方は、ぜひ本を手に取って読んでみてくださいね。
⑨機龍警察未亡旅団
『機龍警察』シリーズの本作では、チェチェン紛争で家族を失った女性たちから成るテロ組織「黒い未亡人」との壮絶な戦いが描かれます。
警視庁の機龍警察が、命をかけた未成年テロリストたちと向き合いながら、さまざまな葛藤に挑む姿に心を打たれます。
サスペンスとアクション、そして深い人間ドラマが交錯するこの物語は、あなたを一気に引き込むこと間違いなしです。
★『機龍警察』シリーズでは、機龍警察未亡旅団が最新刊になります。(2023年06月06日発売)
月村了衛の最新刊や新刊は?
月村了衛さんの最新刊は『ビタートラップ (実業之日本社文庫)』2024年12月6日発売です。
発売予定の新刊はコミカライズ版『コルトM1851残月 1 (ヒューコミックス)』2025年2月4日発売です。
それぞれ紹介しますね!
ビタートラップ
最新刊『ビタートラップ』は、普通の公務員・並木が恋人から「実は私、中国のスパイなの」と告白されるところから始まる物語。
驚いた並木が警察や外国のスパイに追われながら、恋人を信じたい気持ちと疑う心の間で揺れ動き、事件の真実を探っていく姿が描かれています。
このお話は、「信じる」ことの難しさや、異文化や国際的な問題をどう受け入れるかというテーマがあり、ドキドキする展開や、恋愛とスパイの組み合わせ、登場人物たちの心の葛藤、時に笑えるシーンが散りばめられた読んでいて飽きない内容が魅力です。
電子書籍KindleやAudibleなら、月村了衛さんの最新刊がすぐに読めるので、このスリルと感動が詰まった一冊をぜひ楽しんでみてください!
★2024年12月6日発売
コルトM1851残月 1 /コミカライズ版
新刊『コルトM1851残月 1』が、ヒューコミックスからコミカライズ版として登場することになりました!
コミカライズ版は原作小説とは少し違った魅力が楽しめるんですよね。
文庫本は文字だけの小説ですが、コミックス版は貘九三口造さんの素晴らしい絵が加わって、視覚的にもっと楽しめるんです。
(郎次がとってもカッコいいです!)
ストーリーは原作に忠実に進む一方で、漫画ならではの演出が加わるので、異なる魅力があります。
文庫本は一冊で完結するのに対し、コミックス版は続きが楽しみになる複数巻で登場。
2024年9月から連載がスタートして、今後単行本も発売される予定です。
絵で描かれる郎次の銃捌きや江戸の雰囲気は、まるでその場にいるような感覚にさせてくれるはず。
原作ファンにも、漫画好きな人にも楽しんでもらえる作品です。
★2025年2月4日発売
コルトM1851残月/文庫版
月村了衛さんの『コルトM1851残月』は、幕末の激動の江戸時代を背景にした、迫力ある一冊です。
主人公の郎次は、裏社会で名を馳せながら、最新の銃を手にし、サバイバルのような日々を送っています。時代の変化にどう向き合うか、そして正義とは何かを考えさせられるシーンが多くあり、思わず自分に置き換えて考えてしまうほど。
西洋の銃が登場するシーンがとても斬新で、江戸の街並みと相まって不思議な引き込まれ方をします。
また、登場人物たちの心情が丁寧に描かれていて、彼らに感情移入しながら読めますよ。
アクションシーンもたっぷりで、心拍数が上がる瞬間ばかり。歴史小説の良さとエンタメ性がうまく融合した作品ですので、ぜひ手に取って楽しんでくださいね。
ちなみに、『コルトM1851残月』は2015年第17回大藪春彦賞を受賞しています。
(コミカライズ版:2025年2月4日発売予定)
◆2015年第17回大藪春彦賞受賞
関連:>>月村了衛さんの『コルトM1851残月』は、大藪春彦賞受賞作!スリル満点の歴代作品をピックアップ。次に読む一冊にぴったりです。
月村了衛の機龍警察や新刊を手に入れるおすすめの方法
忙しい方や通勤時間に読書を楽しみたい方にはぴったりな電子書籍KindleとAudibleです。
Kindleならどこでも持ち歩けて、読みたいときにすぐに読書を開始できます。
また、Audibleなら声優陣の迫力ある読み聞かせで物語に没入できます。
どちらも無料体験が可能なので、ぜひ一度試してみてくださいね。
Kindle:>>月村了衛さんの『機龍警察』の最新刊や新刊を、Kindle Unlimitedで手軽に楽しむ方法を解説!
Audible:>>月村了衛さんの『機龍警察』や最新刊をAudibleで、通勤や家事の合間に手軽に聴いて楽しもう!
まとめ
月村了衛の機龍警察シリーズの読む順番は? 最新刊や新刊についても!について、以下の4つの事柄をご紹介しました。
- 月村了衛はどんな人?
- 月村了衛の機龍警察シリーズの読む順番
- 月村了衛の最新刊や新刊は?
- 月村了衛の機龍警察や新刊を手に入れるおすすめの方法
月村了衛さんの『機龍警察シリーズ』は、どの巻から読んでも楽しめますが、順番通りに読めば、物語の深さやキャラクターの成長がより実感できるはずです。
最新刊や新刊にも注目し、気になる作品を手に取って、次に読むべき一冊を見つけてください。
電子書籍のKindleやAudibleなら、すぐにでも読んだり聴いたりできますよ!