丸井とまとさんの出身地、家族構成や数々の受賞歴をご紹介します。
話題の青春ゲシュタルト崩壊の続編や番外編など、他に代表作も紹介していきます。
丸井とまとはどんな人?
丸井とまと (まるいとまと)
家族構成と経歴
- 東京都出身
- 2016年『素直になれない7センチ』(スターツ出版)にてデビュー
- お姉さんと喫茶店でお茶をしていたときに、物語の相談をしたそうです。そのときに「じゃあ、喫茶店を舞台にしたら?」と言われたことがきっかけで、『青くて、溺れる』ができたそうです。なので、お姉さんがいらっしゃいます。ご両親やお姉さん以外の御兄弟姉妹については不明でした。
- 中学生くらいのときから趣味で小説を書いていた
- 2013年 書籍化を目指して書き始める
受賞歴
◆2023年
『スレートグレーの言い訳』双葉社 女性向け漫画 原作賞 少女向けコミック原作部門 佳作
◆2022年
『夏風ブルーモーメント』monogatary 「麗奈コラボコンテスト」優秀賞
◆2021年
『青春ゲシュタルト崩壊』第五回noichigo大賞
『教えて、春日井くん』noicomi賞
『リピート・カラーレス』 優秀賞
『君と過ごした透明な時間』第一回魔法のiらんど小説&コミック大賞青春小説部門 特別賞
『花時の贈り物』ノベマ!第22回キャラクター短編小説コンテスト優秀賞
◆2020年
『檸檬喫茶の魔女』 ボーイミーツガール大賞 大賞
◆2019年
『名前のない喫茶店 カクヨム×魔法のiらんどコンテスト特別賞
◆2018年
『一日だけ、駆け落ち』 エブリスタ×角川ビーンズ文庫 恋短編シリーズ「言えなかった気持ち」佳作
◆2017年
『先生!、、、好きになってもいいですか?』(映画)野いちご 片想い短編小説コンテスト「サクラタイムリミット」川合浩介賞
◆2015年
『大きな黒猫と小さな飼い主』ベリーズカフェ壁ドン短編小説コンテスト受賞
「青春ゲシュタルト崩壊」について
「青年期失顔症」という架空の病気に罹患した女子高生の話です。 ひとりで抱え込まずに、困ったことがあれば周りの人に助けを求めることも大切だよ、という、現代社会に大切なメッセージを伝えてくれているように思います。
2023年 『青春ゲシュタルト崩壊』スターツ出版文庫(文庫版)
2021年 『青春ゲシュタルト崩壊』スターツ出版(単行本)
丸井とまとさんのXより
「単行本と文庫本の違い」と電子書籍の内容は「文庫本」だそうです!参考になさってください。
もっと気軽に、おトクに読んでみませんか?
Kindle版で購入しても798円だけど、Kindel Unlimitedだったら、新規登録時は30日間無料で読めます。
IMP. 佐藤新さんと渡邉美穂さんの『青春ゲシュタルト崩壊』が映画化され、2025年公開です。
青春三部作
①『青春ゲシュタルト崩壊』
②『世界が私を消していく』
③『アオハルリセット』
番外編
- 『群青に沈む』
- 『星の残像は、白に滲む』
番外編はスターツ出版(小説投稿サイト「野いちご」「Berry’s Cafe 」)の「ノベマ!」で読むことができます。
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代表作
さよなら、灰色の世界
周りに合わせすぎて自分を見失ってしまったことがある人、自分らしさを取り戻したいと思っている人、悩んでいる人、ぜひこの物語を読んでみてほしいです。きっと、勇気をもらえるはずです。
青くて、溺れる
人間関係で悩んでいる人、秋の訪れとともに心が沈みがちな人、何かしらヒントが見つかるはずです。
卒業 桜舞う春に、また君と
十代の様々な”卒業”を描いた短編集。
まどろみハーブティー 吉祥寺シェアハウスの優しい魔法
他人同志が集まるシェアハウスは他人を思いやる気持ちで溢れているようです。
みんな、何かで疲れ、何かに悩み、落ち込んでいる人たちの集まりでした。番外編を入れると全8編からなる物語で、8種類のハーブティーの物語です。
赤でもなく青でもなく 夕焼け檸檬の文化祭
自分を取り巻くクラスメイトや家族、思春期の恋愛に並行して、文化祭の準備で徐々にクラスメイトと打ち解けてゆく感じは、年齢を重ねても忘れられない青春の一コマを思い出させてくれる物語です。
まとめ
胸キュンの青春恋愛小説を中心に、心温まるストーリーと繊細な心理描写が特徴で、高校生や大人女子、大人。
丸井とまとさんの作品は、大勢の読者に支持されています。
架空の病気がよく出てきますね。
それは、とてもよくできた病名だと思いました。症状が「実際にそういうことある!」っていうような病気。それは現代特有の病気であり、悩んでいる人が沢山いるんだろうと思います。
そんな病気から救ってくれる友達、クラスメイト、好きな人がいて、生きてゆく勇気を貰える。
丸井とまとさんは、なんて素敵な物語を作れるのだろうと思います。
癒されたい人、必読です。これを機会にぜひ、手に取ってみてくださいね。