Amazonプライム会員なら、Kindle本も無料で読めるのでしょうか。
名前がいくつもあって、少しわかりにくいんですよね。
先に結論からお伝えすると、Amazonプライム会員だからといって、すべてのKindle本が無料になるわけではありません。
プライム会員は、対象の電子書籍を追加料金なしで読めるPrime Reading(プライムリーディング)を利用できます。
一方、Kindle Unlimitedは月額980円の別サービスです。Amazonプライム会員でなくても利用でき、プライム会員だから無料になるわけでもありません。
2026年現在、Amazonプライムは月額600円または年額5,900円。Prime Readingでは1,000冊以上の対象タイトルを追加料金なしで楽しめます。初めてAmazonプライムへ登録する方には、通常30日間の無料体験も用意されているんです。
この記事では、
「プライム会員ならKindleで何が無料?」
「Prime ReadingとKindle Unlimitedは何が違う?」
「自分ならどちらを使えばいい?」
という疑問を、ひとつずつ整理していきます。
- Amazonプライム会員ならKindle本は無料?結論は「Prime Reading対象本だけ」
- Kindleとは?Kindle本・無料アプリ・Kindle端末は別のもの
- Prime Readingとは?Amazonプライム会員の読み放題特典
- Amazonプライムの料金はいくら?Prime Readingに追加料金はかからない
- Prime Readingの使い方|Kindle端末がなくてもスマホで読める
- Prime ReadingとKindle Unlimitedの違いは?
- プライム会員でもKindle Unlimitedに入る意味はある?
- Kindle Unlimitedが気になったら、まず対象本を確認
- Amazonプライム会員×Kindleでよくある質問
- Prime ReadingとKindle Unlimited、迷ったらどちらから?
- まとめ|プライム会員なら、まずPrime Readingから使ってみよう
Amazonプライム会員ならKindle本は無料?結論は「Prime Reading対象本だけ」
まず、ここをすっきりさせておきましょう。
Amazonプライム会員が追加料金なしで読めるのは、Prime Readingの対象になっているKindle本です。
Kindleストアにある電子書籍が、すべて無料になるわけではありません。
大きく分けると、Amazonの電子書籍には次の3つの読み方があります。
| 読み方 | 料金 | プライム会員 |
| Kindle本を1冊ずつ購入 | 本ごとに異なる | 不要 |
| Prime Reading | プライム会費に含まれる | 必要 |
| Kindle Unlimited | 月額980円 | 不要 |
つまり、
Amazonプライム → Prime Readingが付いてくる
Kindle Unlimited → Amazonプライムとは別契約
という関係です。
「プライム会員だからKindle Unlimitedも無料なのかな?」と思いやすいのですが、ここは別なんです。
Kindleとは?Kindle本・無料アプリ・Kindle端末は別のもの
もうひとつ、最初に整理しておきたいのが「Kindle」という言葉です。
Kindleにはいくつか意味があります。
Kindle本は、Amazonで販売されている電子書籍。
Kindleアプリは、スマートフォンやタブレット、パソコンでKindle本を読むための無料アプリ。
Kindle端末は、Kindle本を読むためにつくられた電子書籍リーダーです。
Prime Readingを使うために、Kindle端末を買う必要はありません。
スマートフォンやタブレットに無料のKindleアプリを入れれば、そのまま読むことができます。
Amazon公式でも、iPhone・Android・iPad・Fireタブレット・PC・Mac・Kindle端末などに対応すると案内されています。
「Kindleを始める=専用端末を買わなければいけない」と思っている方も、まずは今持っているスマホからでも大丈夫です。
Prime Readingとは?Amazonプライム会員の読み放題特典
Prime Readingは、Amazonプライム会員向けの電子書籍読み放題特典です。
2026年現在の主な特徴をまとめると、次のようになります。
- Amazonプライム会員なら追加料金なし
- 1,000冊以上の対象タイトル
- 小説・マンガ・雑誌・実用書・ビジネス書などが対象
- 同時に利用できるのは10冊まで
- 対象作品は定期的に入れ替わる
- Kindle端末がなくても利用できる
Amazon公式でも、Prime Readingでは1,000冊以上の対象タイトルを利用でき、同時利用は10冊までと案内されています。
10冊まで借りていて新しい本を読みたくなったら、読み終えた本の利用を終了して枠を空ければ大丈夫です。
そして、Prime Readingで気をつけたいのが、対象作品がずっと同じではないこと。
「あ、この本を読んでみたい」と思ったときは、対象になっているうちにライブラリへ追加しておくといいですね。
Prime Reading対象本を探したい方へ
今読める本は入れ替わるため、ブログでも最新の対象作品をまとめています。
Prime Reading対象本おすすめ10選小説・マンガ・実用書から厳選
「せっかくプライム会員なのに、まだPrime Readingを使ったことがない」という方は、気になる一冊があるかのぞいてみてくださいね。
Amazonプライムの料金はいくら?Prime Readingに追加料金はかからない
Amazonプライムの通常料金は、2026年現在、
月額600円(税込)
年額5,900円(税込)
です。
年払いにすると、月払いを12か月続ける場合の7,200円と比べて、年間1,300円安くなります。
そしてPrime Readingは、このプライム会費の中に含まれています。
つまり、すでにAmazonプライム会員なら、Prime Readingを使うために新しく料金を支払う必要はありません。
配送特典やPrime Videoなどを目的にすでに会員になっている方なら、Prime Readingを使わないままなのは少しもったいないんですよね。
まだAmazonプライム会員ではない方へ
Prime Readingだけでなく、配送やPrime Videoなどほかの特典も使ってみたい方なら、無料体験中に自分の暮らしに合うか確かめてみる方法があります。
初めて登録する方には通常30日間の無料体験が用意されており、その期間中もPrime Readingを利用できます。
Prime Readingで読みたい本があるか、配送や動画などほかの特典も使えそうか。まず30日間で確かめてから決めるくらいで大丈夫です。
Prime Readingの使い方|Kindle端末がなくてもスマホで読める

Prime Readingは、難しい操作を覚えなくても始められます。
基本は次の流れです。
- Kindle無料アプリをスマートフォンやタブレットへ入れる
- Amazonアカウントでログインする
- Prime Reading対象本を探す
- 読みたい本をライブラリへ追加する
- Kindleアプリで読む
これだけです。
「電子書籍はなんとなく難しそう」と感じている方でも、一度使ってみると紙の本より気軽に開ける場面があります。
電車を待っている数分だったり、病院の待ち時間だったり。
本を持ってきていない日に、スマートフォンの中に読みかけの本があるだけでも、少し時間の感じ方が変わるんですよね。
詳しい操作方法は、こちらの記事で画面の流れまでまとめています。
Prime Readingとは?料金・対象本・使い方|Kindleアプリで読む方法
Prime ReadingとKindle Unlimitedの違いは?

ここが、いちばん迷いやすいところです。
Prime ReadingとKindle Unlimitedは、どちらもKindle本を定額で読めるサービスですが、仕組みが違います。
| 比較 | Prime Reading | Kindle Unlimited |
| 月額料金 | プライム会費に含む | 980円 |
| プライム会員 | 必要 | 不要 |
| 対象タイトル | 1,000冊以上 | 200万冊以上※ |
| 同時利用 | 10冊 | 20冊 |
| 向いている人 | 気軽に読書したい | たくさん選んで読みたい |
※Amazon公式案内による。対象作品は随時変わります。
Prime Readingは、Amazonプライムのたくさんある特典のひとつです。
一方、Kindle Unlimitedは読書そのものを中心にしたサービス。
Prime Readingを使っていて、
「もう少し小説を選びたい」
「読みたい本が対象になっていない」
「いろいろなジャンルを気軽に試したい」
と感じるようになったら、Kindle Unlimitedを検討するタイミングかもしれません。
反対に、月に1冊読むかどうかという方なら、Prime Readingだけで十分なこともあります。
詳しく比較したい方はこちらへどうぞ。▶Prime ReadingとKindle Unlimitedの違い|料金・冊数・プライム会員ならどっち?
プライム会員でもKindle Unlimitedに入る意味はある?
「すでにプライム会費を払っているのに、さらに月980円?」
そう思う方もいますよね。
これは、読む量だけでなく、読みたい本があるかで考えるのがおすすめです。
Prime Readingだけで十分な人
Prime Readingが合いやすいのは、
- 月に0〜1冊くらい読む
- 雑誌やマンガをたまに楽しみたい
- 読む本へのこだわりはそれほど強くない
- Prime Videoや配送など、ほかのプライム特典もよく使う
- これ以上サブスクを増やしたくない
という方です。
「追加料金なしで、気になる本があれば読む」というくらいの距離感なら、Prime Readingはとても使いやすいと思います。
Kindle Unlimitedが向いている人
一方、
- 月に2冊以上読むことが多い
- 小説・実用書・ビジネス書などを幅広く読みたい
- 気になる本を少し読んで、合わなければ次へ移りたい
- 読みたい本がPrime Readingだけでは足りない
という方は、Kindle Unlimitedのほうが楽しみやすいでしょう。
大切なのは「何冊読めば絶対お得」と決めることではありません。
自分が読みたい本が対象になっているかを見ることなんですよね。
Kindle Unlimitedが気になったら、まず対象本を確認
Prime Readingを使ってみて、「もう少し選べたらいいな」と感じた方は、いきなり契約を決めなくても大丈夫です。
まずKindle Unlimitedの対象本を見て、
「これと、これを読みたい」
と思える本が何冊かあるか確認してみてください。
読みたい本が見つかった状態で始めるほうが、無料体験の時間も使いやすいんです。
初回登録の対象者には30日間の無料体験が案内されています。Kindle Unlimitedは月額980円で、プライム会員でなくても利用できます。
Prime Readingでは少し物足りなくなった方へ。まずは、読みたい本がKindle Unlimitedの対象になっているか確認してみてくださいね。
Amazonプライム会員×Kindleでよくある質問
Amazonプライム会員とKindleは混同しがちですよね。以下で整理してみました。
Amazonプライム会員ならKindle Unlimitedは無料ですか?
無料ではありません。
Kindle UnlimitedはAmazonプライムとは別のサービスで、月額980円です。
プライム会員でなくても利用できます。
「プライム会員=Kindle Unlimited無料」ではないので、ここは間違えやすいところですね。
プライム会員ならKindle本は全部無料ですか?
いいえ。
追加料金なしで読めるのは、Prime Readingの対象作品です。
それ以外のKindle本は、1冊ずつ購入するか、Kindle Unlimitedなどの対象になっていれば、そのサービスを利用して読みます。
Prime Readingは何冊まで読めますか?
同時に利用できるのは10冊までです。
10冊に達したら、読み終えた本の利用を終了すると、新しい本を追加できます。
Kindle Unlimitedは何冊まで利用できますか?
同時に利用できるのは20冊までです。
Prime Readingの10冊より多くなっています。
Kindle端末を持っていなくてもPrime Readingは使えますか?
使えます。
無料のKindleアプリをスマートフォンやタブレットなどに入れれば読むことができます。
専用端末は、読書が習慣になってから欲しくなったときに考えても遅くありません。
Kindle端末については、こちらで種類や違いを比較しています。▶ Kindle端末の種類を比較|Paperwhite・Colorsoft・Scribeの違いと選び方
Kindleオーナーライブラリーは今も使える?
以前、Amazonプライム会員向けには「Kindleオーナーライブラリー」という読書特典がありました。
日本では2013年に始まり、Kindle端末を持つプライム会員が対象作品から月1冊を利用できる仕組みでした。
現在、このサービスは終了しており、プライム会員向けの電子書籍読み放題特典としてはPrime Readingを利用します。Kindle Owners’ Lending Libraryは2021年1月に提供終了となりました。
古い記事などで「プライム会員なら毎月1冊無料」という情報を見かけた場合は、現在のPrime Readingとは別のサービスなので注意してくださいね。
Amazonプライムを解約したらPrime Readingの本は読める?
プライム会員資格が終了すると、Prime Readingで利用していた本は読めなくなります。
Amazon公式でも、退会後はダウンロード済みのPrime Reading本もライブラリから削除されると案内されています。
ただし、自分で購入したKindle本は別です。
購入した電子書籍まで読めなくなるわけではありません。
Prime ReadingとKindle Unlimited、迷ったらどちらから?
迷っているなら、すでにAmazonプライム会員の方はまずPrime Readingからでいいと思います。
追加料金がかからないので、自分が電子書籍をどのくらい読むのか確かめやすいからです。
実際に使ってみて、
「電子書籍、思ったより読みやすいな」
「もっと小説を選びたいな」
「本を買う前に、いろいろ試してみたい」
という気持ちが出てきたら、そのときKindle Unlimitedを検討する。
その順番なら、無理にサービスを増やさずに済みます。
Amazonの読書サービスをまとめて比べたい方は、こちらの記事も参考にしてください。▶ Kindle Unlimited・Prime Reading・Audibleの違い|料金とプライム会員特典を比較
まとめ|プライム会員なら、まずPrime Readingから使ってみよう
Amazonプライム会員だからといって、すべてのKindle本が無料になるわけではありません。
ただし、プライム会員にはPrime Readingが含まれているため、1,000冊以上の対象Kindle本を追加料金なしで楽しめます。
整理すると、
- Amazonプライムは月額600円/年額5,900円
- Prime Readingはプライム会費に含まれる
- Prime Readingは1,000冊以上、同時10冊まで
- Kindle Unlimitedは別契約で月額980円
- Kindle Unlimitedは同時20冊まで
- プライム会員でなくてもKindle Unlimitedは利用できる
- Kindle端末がなくても無料アプリで読める
という違いがあります。
すでにプライム会員なら、まずはPrime Readingの棚をのぞいてみてください。
いつもなら手に取らなかった一冊を、追加料金を気にせず少し読んでみる。
そんな気軽な入口があると、本との出会いも少し広がるんですよね。
そしてPrime Readingだけでは物足りなくなったら、そのときKindle Unlimitedを考えれば十分です。
自分の読む量と、読みたい本に合わせて選んでみてくださいね。

